60代主婦の家事の効率化:時間と労力を節約する工夫

60代の母の専業主婦としての家事について。母はずっと専業主婦で、基本家事が好きな人でした。料理もちゃんとしてくれたし感謝してるのですが、結婚してから母の家事の要領の悪さが気になるようになりました。専業主婦が家事が上手で、兼業主婦が手抜きとは限らないんだなぁと。(母の話であって、いずれかを批判するものではありません。)母は家事が好きと同時に、主婦業は一日かかるし大変!が口癖です。主婦業は大変だから、専業主婦しながら習い事や趣味の時間をもらうのは当然の権利!と声高に言うのでちょっと引いてしまいます。私も実家にいた頃は母は働き者だと思っていたのですが、仕事と家事を両立し始めてからは、家事に要領は必要と思うようになりました。まだまだ自信はありませんが、「後で楽なように」を心がけています。母が家事に一日かかるのは単に家事を増やしているだけではないかと。例えばですが・夏を除いてほぼ年中、洗濯物は乾燥機にかけているので、洗濯に5時間かかる。(外から洗濯物が見えるのが嫌なので物干し場所が少ない)まだ完全に乾燥していない洗濯物が洗濯機に入れっぱなしになっていることがあり、臭うので、まだ洗っていないのかと家族が勘違いし、また一から洗濯してしまうことがある。乾いた洗濯物をすぐ畳まず置きっぱなしにするので皺くちゃになる。・食器は手洗い後、乾燥機にかける。乾いた食器をすぐに片付けず、そこから食器を出して使用、空いた場所にまた濡れた食器を入れたりするので、せっかく乾いた他の食器がまた濡れる。・暇さえあればお茶するので(話したりテレビを見たりしながら)その度に新たにティーカップを使い洗い物が増える。家族四人が一日中家にいるとしたら、洗うマグカップやティーカップは12個くらい溜まります。・物を片付ける場所が決まっていないのでテーブルは物置となり、片付けるのが大変。それでいて、母は部屋が片付いていてほしいタイプなので、いちいち片付けるのはすごい労働らしいです。まだまだありますが、大体こんな感じで、家事を増やすのが得意だなぁと…要領が悪いのは、やっぱり時間に追われることが30年間なかったからと思わざるを得ません。そんな母は、共働きで家事をちゃんとやってるなんてあり得ない、みんなだらしないに決まってる、私は家事好きだから!が口癖でちょっと感覚に戸惑ってしまいます。。60代の主婦ってこういうタイプが多いのでしょうか?

60代主婦の家事における課題と解決策

60代のご母親の、家事に費やす時間の長さや、効率の悪さにお悩みとのこと、よく分かります。長年専業主婦として家事をこなしてきた方にとって、家事の効率化は、新たなスキル習得のようなものかもしれません。しかし、ご指摘の通り、家事のやり方を見直すことで、時間と労力を大幅に節約できる可能性があります。この記事では、具体的な事例を交えながら、ご母親の家事の効率化について、改善策を提案します。

洗濯時間の短縮と管理

洗濯にかかる5時間:その原因と対策

洗濯に5時間もかかっているとのことですが、これは乾燥機を使用していること、そして物干し場の問題が大きく影響していると考えられます。乾燥機は便利ですが、消費電力やランニングコストも考慮する必要があります。また、洗濯物を外から見られたくないという気持ちも理解できますが、室内干し用の物干しラックを検討してみてはいかがでしょうか?コンパクトな物干しラックであれば、場所を取らずに洗濯物を干すことができます。様々なタイプがあるので、お母様の好みに合うものを選んであげましょう。

  • 室内物干しラックの導入:ベランダが狭くても設置できる様々なタイプの物干しラックがあります。突っ張り式、折りたたみ式など、スペースに合わせて選択できます。
  • 洗濯のタイミングの見直し:まとめて洗濯するのではなく、少量ずつこまめに洗濯することで、乾燥時間も短縮できます。また、洗濯物が溜まってから一気に洗うと、汚れが落ちにくくなる可能性もあります。
  • 乾燥機の使用頻度の見直し:天気が良い日は、自然乾燥を積極的に取り入れることで、電気代を節約し、洗濯にかかる時間を短縮できます。梅雨時期など、どうしても乾燥機が必要な場合は、乾燥時間を短縮する設定を活用しましょう。
  • 洗濯機の清掃:洗濯槽の汚れが洗濯物の臭いの原因になっている可能性があります。定期的に洗濯槽を清掃することで、臭いを防ぎ、洗濯物の清潔さを保ちます。

洗濯後、すぐに畳む習慣化

乾いた洗濯物を放置するとシワになりやすく、後からアイロンがけが必要になります。これは余計な手間と時間を浪費することになります。洗濯が終わったら、すぐに畳む習慣を身につけることで、後々の手間を省くことができます。家族で協力して畳む時間を確保するのも良いでしょう。

食器洗いの効率化

食器乾燥機の有効活用と食器の片付け

食器乾燥機を使用しているのは良いのですが、乾いた食器を放置せずに、すぐに片付けることが重要です。濡れた食器と乾いた食器を混ぜてしまうと、乾燥機の意味がなくなってしまいます。食器乾燥機から出した食器は、すぐに食器棚にしまう習慣を身につけましょう。また、食器を洗う前に、食べ残しをしっかり落とすことで、洗い残しを防ぎ、洗う時間を短縮できます。

  • 食器の片付け場所の明確化:食器棚のどこに何を入れるか、家族全員で共有しましょう。そうすることで、片付けがスムーズになります。
  • 食器洗い乾燥機の適切な使用:乾燥機を使いこなすためには、取扱説明書をよく読んで、適切な使い方をマスターしましょう。機種によっては、節電モードなど、便利な機能が備わっているものもあります。
  • 食器の種類の見直し:使い捨て食器を適宜活用することで、洗い物を減らすことができます。

お茶の頻度と洗い物の削減

お茶の回数とカップの管理

頻繁にお茶を飲むのは良いのですが、その度に新しいカップを使うと、洗い物がどんどん増えてしまいます。同じカップを繰り返し使うか、もしくは、家族で共有できる大きなマグカップを使うことで、洗い物の量を減らすことができます。また、食後のお茶は、食事の後片付けと同時に行うことで、効率的に作業を進めることができます。

整理整頓と収納術

テーブルの物置化を防ぐ

テーブルが物置になっているのは、片付ける場所が決まっていないことが原因です。まずは、すべての物に定位置を決め、収納場所を明確にしましょう。収納ボックスや棚などを活用し、整理整頓された状態を維持することが重要です。収納用品をうまく活用することで、見た目もスッキリし、片付けも楽になります。

  • 収納用品の活用:様々な種類の収納ボックス、棚、引き出しなどを活用することで、物を整理しやすくなります。サイズや素材、デザインなど、好みに合わせて選ぶことができます。
  • 定期的な断捨離:不要な物を定期的に処分することで、収納スペースを確保し、整理整頓が容易になります。
  • 家族で協力:家族全員で整理整頓に取り組むことで、維持しやすくなります。役割分担を決めて、協力体制を作るのがおすすめです。

60代主婦の現状と家事の捉え方

60代主婦の方々が皆、このような家事のやり方をしているとは限りません。しかし、長年専業主婦として家事をこなしてきた方の中には、効率化の意識が低く、家事に多くの時間を費やしてしまう方もいるかもしれません。大切なのは、家事を「負担」ではなく、「自分にとって心地よい時間」と捉えることです。家事の効率化は、より多くの時間を自分のために使えるようになるための手段です。お母様とじっくり話し合い、一緒に家事を見直すことで、より快適な生活を送ることができるようになるでしょう。

専門家のアドバイス

家事効率化のプロである整理収納アドバイザーに相談してみるのも良い方法です。アドバイザーは、個々の状況に合わせた具体的なアドバイスや、収納方法、家事動線の改善策などを提案してくれます。専門家の視点を取り入れることで、より効果的な改善策が見つかる可能性があります。

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