6畳+6畳=12畳の子供部屋照明選び:4.5~6畳用と6~8畳用、どちらを選ぶべき?

照明の大きさについて質問です。6畳の子供部屋ですが、小さい間は、つなげて、12畳の部屋として使います。照明として、同じものを2点、将来、部屋分ける前提で考えていますが、4.5~6畳タイプのものと、6~8畳タイプのものとどちらを選べばいいでしょうか?シーリングで、値段もそんなに変わらないので、明るい方が思いましたが、どんなものでしょうか?

12畳空間を想定した照明選び:明るさ、デザイン、将来性

将来、部屋を分割することを前提に、現在12畳として使用している子供部屋に照明器具を2つ設置する計画とのこと。4.5~6畳用と6~8畳用のシーリングライト、どちらを選ぶべきか迷っているというご質問ですね。値段が変わらないのであれば、より明るい6~8畳用を選んだ方が良いと考えるのも自然です。しかし、照明選びは明るさだけでなく、デザインや将来的な使い勝手を考慮する必要があります。

明るさ(照度)の比較:畳数とワット数の関係

まず、照明の明るさは「ワット数」ではなく「ルーメン(lm)」で表されます。ワット数は消費電力を示す単位で、明るさとは直接比例しません。LED照明の普及により、同じ明るさで消費電力が低減しています。

4.5~6畳用と6~8畳用では、ルーメン値に差があります。6~8畳用の方が明らかにルーメン値が高く、より明るい照明となります。しかし、12畳の空間を照らすには、2つの照明器具の合計ルーメン値が重要です。それぞれの照明器具のルーメン値を確認し、12畳の空間を適切に照らすのに十分な明るさになるか計算しましょう。

  • 6畳用を2つ:それぞれのルーメン値が低いため、12畳全体を明るく照らすには、明るさが不足する可能性があります。特に、部屋の隅や床面が暗くなりやすく、子供の学習環境としては不適切です。
  • 8畳用を2つ:十分な明るさを確保できます。ただし、少し明るすぎる可能性もあります。子供部屋の場合、明るすぎる照明は集中力を妨げる可能性があるので、調光機能付きの照明を選ぶと良いでしょう。

デザインとインテリアとの調和

明るさだけでなく、照明器具のデザインも重要です。子供部屋のインテリアに合うデザインを選びましょう。シンプルで落ち着いたデザインの照明は、年齢を重ねても長く使えます。また、子供部屋は遊びや学習の場なので、安全面にも配慮が必要です。落下しにくいしっかりとした構造の照明を選びましょう。

将来的な部屋分割への対応

将来、部屋を分割する際に、照明器具がそのまま使えるかどうかを確認しましょう。もし、それぞれの部屋に1つの照明器具が必要であれば、6~8畳用を2つ購入しておく方が、後々無駄がなくなります。

専門家のアドバイス:照明計画の重要性

照明計画は、空間の雰囲気や機能性を大きく左右します。特に子供部屋では、学習環境や睡眠環境に大きく影響します。専門の照明プランナーに相談することで、最適な照明計画を立てることができます。ホームセンターやインテリアショップなどで、照明に関する相談を受け付けている場合があります。

具体的な照明選びのステップ

1. **必要な明るさの算出:** 12畳の空間を適切に照らすのに必要なルーメン値を計算します。照明器具のカタログやメーカーのウェブサイトで、必要なルーメン値を確認できます。
2. **照明器具の選定:** ルーメン値だけでなく、デザイン、安全性、調光機能の有無なども考慮して照明器具を選びます。
3. **設置場所の検討:** 照明器具の設置場所を決めましょう。部屋の中央に設置するのが一般的ですが、部屋の形状や家具の配置などを考慮して最適な場所を選びます。
4. **配線工事の確認:** 照明器具の設置には、電気工事が必要な場合があります。専門業者に依頼しましょう。
5. **予算設定:** 照明器具の価格だけでなく、配線工事費用なども考慮して予算を設定します。

事例紹介:子供部屋の照明成功例

Aさん宅(12畳の子供部屋):将来二部屋に分割することを想定し、6~8畳用のシーリングライトを2つ設置。それぞれ調光機能付きで、明るさを調整できます。シンプルなデザインで、年齢を重ねても違和感なく使用できます。

Bさん宅(6畳の子供部屋):将来の分割を考慮し、明るさ調整機能付きの6~8畳用シーリングライトを1つ設置。現在は十分な明るさを確保し、将来は2部屋に分割しても、それぞれに十分な明るさを確保できるよう、間接照明も併用しています。

まとめ:将来を見据えた賢い照明選びを

6畳の子供部屋を将来12畳から2部屋に分割することを考えている場合、照明選びは慎重に行う必要があります。明るさだけでなく、デザイン、安全性、将来的な使い勝手などを考慮し、最適な照明器具を選びましょう。専門家のアドバイスを受けることも有効です。

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