6畳部屋への換気扇設置費用と工事内容|タバコ臭対策に効果的な換気方法

一戸建て2階の6畳部屋に換気扇を取り付けたいのですが、設置費用について教えてください。現在、住宅街の一戸建て住宅に住んでおります。かなりの頻度でタバコを吸うため、部屋に煙が充満してる状態です。そこで換気扇を取り付けようと思うのですが、商品+工事費でだいたいおいくらぐらいかかるものでしょうか?家は在来工法の木造で、壁への設置を考えております。できるなら、商品代金と工事費の内訳なども教えていただけると助かります。

換気扇設置費用:商品代と工事費の内訳

6畳の部屋に換気扇を設置する場合、費用は商品代と工事費の合計で、およそ3万円~10万円程度と幅があります。 これは、使用する換気扇の種類、設置場所、工事の難易度によって大きく変動するためです。 以下、内訳を見ていきましょう。

1. 換気扇の種類と価格

換気扇には様々な種類があり、価格も大きく異なります。主な種類と価格帯は以下の通りです。

  • 壁埋め込み型換気扇: 最も一般的なタイプで、壁に穴を開けて埋め込む形式です。価格帯は5,000円~30,000円。機能や風量、メーカーによって価格が大きく異なります。タバコ臭対策には、高風量のものがおすすめです。
  • 窓用換気扇: 窓枠に取り付けるタイプで、比較的安価で手軽に設置できます。価格帯は2,000円~10,000円。ただし、壁埋め込み型に比べて風量は弱く、タバコ臭の除去にはやや不向きです。
  • パイプファン: 天井裏に設置し、ダクトで外部に排気するタイプ。強力な換気力を持つ反面、設置工事費用が高額になります。価格帯は10,000円~50,000円
  • 浴室換気乾燥暖房機(浴室と併用する場合): 浴室と部屋を兼用できるタイプ。浴室の換気扇と兼用できるため、コストを抑えられます。価格帯は30,000円~100,000円

2. 工事費の内訳

工事費は、以下の項目で構成されます。

  • 穴あけ加工: 壁に換気扇を取り付けるための穴を開ける作業。壁の材質や厚さによって費用が変動します。在来工法の木造の場合、比較的容易なため、5,000円~15,000円程度。
  • 配線工事: 電源を確保するための配線工事。既存のコンセントから延長できる場合は安価ですが、新たに電源を引く必要がある場合は高額になります。5,000円~20,000円程度。
  • 換気扇本体取り付け: 換気扇を壁に固定する作業。5,000円~10,000円程度。
  • 仕上げ工事: 穴あけ後の壁の補修、塗装など。使用する材料や範囲によって費用が変動します。5,000円~20,000円程度。
  • 出張費: 工事業者によっては、出張費が別途かかる場合があります。

タバコ臭対策としての換気扇選びと設置場所

タバコ臭対策として換気扇を設置する際は、以下の点を考慮しましょう。

1. 高風量タイプの換気扇を選ぶ

タバコ臭を効果的に除去するには、高風量の換気扇が不可欠です。風量が小さいと、煙が部屋にこもりやすいため、十分な換気効果が得られません。製品仕様をよく確認し、風量に注目して選びましょう。

2. 設置場所の検討

換気扇の設置場所は、タバコの煙が最も多く発生する場所、または部屋の隅に設置するのが効果的です。 壁に設置する場合は、窓から離れた位置に設置することで、外気を取り込みやすく、換気効率を高めることができます。

3. 複数の換気扇の設置も検討

6畳の部屋でタバコを頻繁に吸う場合は、複数の換気扇を設置することも検討しましょう。例えば、壁に一つ、窓に一つ設置することで、より効果的な換気を実現できます。

専門家への相談と見積りの取得

換気扇の設置費用は、業者によって大きく異なります。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。 特に、在来工法の木造住宅の場合、壁への穴あけや配線工事の難易度が業者によって異なる可能性があります。

また、電気工事士などの資格を持つ業者に依頼することで、安全で確実な施工が期待できます。 見積もり依頼時には、以下の点を明確に伝えましょう。

* 部屋の広さ(6畳)
* 住宅の構造(在来工法の木造)
* 設置場所(壁)
* 換気扇の種類(希望があれば)
* タバコ臭対策としての利用

DIYによる設置は危険を伴うためおすすめしません

電気工事は専門知識と技術が必要なため、DIYでの設置は感電や火災のリスクが高く、非常に危険です。必ず専門業者に依頼しましょう。

まとめ

6畳部屋への換気扇設置費用は、商品代と工事費を合わせて3万円~10万円程度と幅があります。 タバコ臭対策を効果的に行うには、高風量の換気扇を選び、適切な設置場所を検討することが重要です。 複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討の上、信頼できる業者に依頼しましょう。 安全で快適な住環境を確保するためにも、専門家への相談は欠かせません。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)