6畳部屋の冷蔵庫の熱対策!冷却シートの効果と選び方、その他の対策

冷蔵庫の熱 今、現在6畳の部屋に住んでおり 小さい冷蔵庫があるのですが、真夏クーラーをつけても 異常に冷蔵庫の外側が熱を持っていて、狭い部屋なのに 涼しくなりません。 通常でも、近くに机があって座っていると、ジワジワ暑いです。 冷蔵庫の外部の熱を吸収するような貼るシート的なものって売ってないんですか?

6畳部屋と冷蔵庫の熱問題:なぜ暑くなるのか?

6畳という狭い空間で、冷蔵庫の排熱が部屋の温度上昇に大きく影響しているのは事実です。冷蔵庫は冷やすために熱を発生させ、その熱は必ず外部に排出されます。クーラーで冷やしても、冷蔵庫からの熱がそれを上回ってしまうと、部屋は涼しくなりません。特に小型冷蔵庫は、冷却効率が大型冷蔵庫に比べて低く、相対的に排熱量が多くなる傾向があります。

冷蔵庫の近くに机があり、座っているとジワジワ暑く感じるのは、まさにこの排熱が直接体に伝わっているためです。冷蔵庫の背面や側面から放出される熱は、想像以上に高温です。

冷蔵庫の熱を吸収するシートは?効果と選び方

冷蔵庫の外部の熱を吸収するシートは、残念ながら魔法のように室温を劇的に下げるものではありません。しかし、ある程度の効果は期待できます。 「冷却シート」や「断熱シート」といった名前で販売されているものが該当します。これらのシートは、主に以下の効果が期待できます。

  • 冷蔵庫の表面温度の上昇抑制:シートが冷蔵庫からの熱をある程度吸収・遮断することで、冷蔵庫の表面温度の上昇を抑えます。直接触れた時の熱さを感じにくくなります。
  • 部屋全体の温度上昇の緩和:冷蔵庫からの熱が部屋に放出されるのを軽減することで、部屋全体の温度上昇をある程度緩和する効果が期待できます。ただし、劇的な効果は期待できません。

効果的なシートを選ぶには以下の点に注目しましょう。

  • 素材:断熱性が高い素材(発泡ポリエチレンなど)を選ぶことが重要です。熱伝導率の低い素材ほど効果が高いです。
  • 厚さ:厚みのあるシートほど断熱効果が高い傾向にあります。ただし、厚すぎるシートは冷蔵庫の設置に支障をきたす可能性があるので、冷蔵庫のサイズに合わせて適切な厚さを選びましょう。
  • 粘着力:冷蔵庫にしっかり貼り付く粘着力が必要です。剥がれやすいシートは効果が薄れてしまいます。粘着力が強すぎると、冷蔵庫の塗装を剥がす可能性もあるので、注意が必要です。
  • サイズ:冷蔵庫のサイズに合わせたシートを選びましょう。大きすぎても小さすぎても効果が半減します。必要に応じてカットして使用できるシートも便利です。

冷却シートの選び方の注意点

冷却シートは、あくまで補助的な対策です。室温を劇的に下げることはできません。過度な期待は禁物です。また、シートを貼ることで冷蔵庫の通気性が悪くなり、故障の原因となる可能性もあります。説明書をよく読んで、適切な使用方法を守りましょう。

冷蔵庫の熱対策:冷却シート以外の効果的な方法

冷却シートだけでは不十分な場合、以下の対策も併用することで、より効果的に冷蔵庫の熱問題に対処できます。

1. 冷蔵庫の設置場所を見直す

  • 直射日光を避ける:直射日光が当たる場所では、冷蔵庫の温度が上昇しやすくなります。日陰に設置しましょう。
  • 壁から離して設置する:壁に密着させて設置すると、熱がこもりやすくなります。冷蔵庫の背面と壁の間に十分な隙間(10cm程度)を確保しましょう。通気性を確保するために、左右にも隙間を空けるのが理想的です。
  • 換気の良い場所に設置する:窓際など、換気の良い場所に設置することで、排熱がスムーズに排出されます。

2. 冷蔵庫の清掃

  • 背面の埃を取り除く:冷蔵庫の背面に埃が溜まると、熱がこもりやすくなります。定期的に掃除機などで埃を取り除きましょう。
  • コンデンサーフィンを掃除する:冷蔵庫の背面にあるコンデンサーフィンは、熱を放散する重要な役割を担っています。フィンに埃が溜まると放熱効率が低下します。掃除機や専用のブラシで丁寧に掃除しましょう。

3. 冷蔵庫の設定温度を見直す

  • 必要以上に温度を下げすぎない:設定温度を必要以上に下げると、消費電力が増加し、排熱量も増加します。適切な温度に設定しましょう。

4. その他の冷却対策

  • 扇風機を使用する:冷蔵庫の背面に扇風機を当てて、強制的に排熱を促すことで、冷却効果を高めることができます。ただし、冷蔵庫に直接風が当たらないように注意しましょう。
  • エアコンの設定温度を下げる:これは当然ですが、部屋全体の温度を下げるために、エアコンの設定温度を下げることも有効です。
  • 窓を開けて換気する:窓を開けて換気することで、部屋の空気を入れ替え、温度上昇を抑えることができます。ただし、外気温が高い場合は逆効果になる可能性があります。

専門家のアドバイス

家電量販店の販売員や、エアコンの修理業者などに相談してみるのも良いでしょう。彼らは冷蔵庫の熱問題に関する豊富な知識と経験を持っています。具体的な状況を説明することで、最適な解決策を提案してくれる可能性があります。

まとめ

6畳の部屋で冷蔵庫の熱が気になる場合は、冷却シートの活用に加え、設置場所の見直し、清掃、設定温度の調整、そして扇風機などの併用が効果的です。これらの対策を組み合わせることで、より快適な空間を実現できるでしょう。それでも改善が見られない場合は、専門家に相談することをお勧めします。

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