6畳和室の照明選び:蛍光灯から白熱電球系への切り替えと理想の明るさ

部屋の照明についてアドバイスしてください。蛍光灯は紫外線がでるので、白熱電球系の照明にしたいのですが、白熱電球系も種類が多くどれにしたらよいかわかりません。現在は6畳の和室の竿縁天井にフックをねじ込み、鎖でペンダントライトを吊り下げ、ナショナルパルックプレミア環形(ナチュラルタイプ)30Wの蛍光管をふたつ使っています。要望は、今と同じ明るさで、暖色でもなく青っぽくもない白っぽい光にしたい。今は電灯の笠が透明なプラスチック製で光が透過するので天井まで明るくなっているのは維持したい。電球もそんなに高価ではなく入手もそんなに困難ではないもの。電気代のアップは覚悟してますが効率がよいもの。眩しくないもの。自分で設置できるもの。数は三灯位までで一度で全部点けられることです。LED系電球は寒々しいイメージがあるので避けたいと思います。放電管系の電球はどれもみな紫外線が出るんでしょうか。そう思って候補からはずしているのですが。どのような電球がよろしいでしょうか。実践されている方は体験談をお聞かせください。よろしくお願いします。

現在の照明状況とご要望の整理

現在、6畳の和室で、竿縁天井にペンダントライトを吊り下げ、ナショナルパルックプレミア環形蛍光灯(ナチュラルタイプ)30Wを2灯使用されています。蛍光灯の紫外線が気になるため、白熱電球系への変更を希望されています。具体的な要望としては、以下の通りです。

  • 明るさ:現状と同等の明るさ
  • 色温度:暖色系や青みがかった光ではなく、白っぽい光
  • 光源:天井まで明るく照らす透過性の高い笠を使用
  • 価格・入手性:高価すぎず、入手しやすいもの
  • 消費電力:電気代の高騰は覚悟の上だが、効率の良いもの
  • 眩しさ:眩しくないもの
  • 設置:自分で設置できるもの
  • 灯数:3灯程度まで、まとめて点灯できるもの
  • LED:寒々しいイメージのため避けたい
  • 紫外線:放電管系の電球の紫外線が気になる

白熱電球系照明の種類と選び方

白熱電球系には、白熱電球、ハロゲン電球、LED電球があります。ご要望を踏まえ、それぞれの特徴を比較検討します。

1. 白熱電球

最も古くからある電球で、暖色系の光が特徴です。しかし、消費電力が大きく、寿命も短いのがデメリットです。ご要望の「白っぽい光」とは異なるため、今回は不向きです。

2. ハロゲン電球

白熱電球よりも明るく、寿命も長いのが特徴です。色温度も白熱電球より高く、白っぽい光を選ぶことができます。しかし、消費電力は白熱電球とほぼ同じで、熱くなります。また、紫外線も発生します。

3. LED電球

消費電力が少なく、寿命が長いのが最大のメリットです。色温度も自由に選べ、白っぽい光を実現できます。紫外線もほとんど発生しません。ただし、初期費用は高めです。「寒々しいイメージ」というご懸念がありますが、最近は色温度の調整が可能なLED電球も多く、暖かみのある白色光を選ぶことも可能です。

おすすめ:LED電球(電球色相当)

ご要望を総合的に考慮すると、LED電球(電球色相当)が最適です。

  • 明るさ:LED電球は明るさを自由に調整できるものが多いので、現在の蛍光灯と同等の明るさを実現できます。
  • 色温度:電球色相当のLED電球は、白っぽい光でありながら、暖かみのある光を演出します。「寒々しい」というイメージを払拭できるでしょう。
  • 光源:透明な笠を使用しても問題ありません。LED電球は指向性が高いものから、広範囲を照らすものまで種類が豊富です。
  • 価格・入手性:近年LED電球は価格が下がり、入手性も非常に高くなっています。
  • 消費電力:白熱電球やハロゲン電球と比較して圧倒的に消費電力が低く、電気代の節約に繋がります。
  • 眩しさ:LED電球は、拡散性の高いものや、光を柔らかく拡散するカバー付きのものが多く、眩しさを軽減できます。
  • 設置:一般的な電球ソケットであれば、誰でも簡単に設置できます。
  • 灯数:ペンダントライトに3灯まで取り付けられるタイプを選べば、まとめて点灯できます。
  • 紫外線:LED電球は紫外線が少ないため、安心して使用できます。

具体的な選び方と設置方法

1. 明るさ(ワット数):現在の蛍光灯2灯(30W×2=60W)と同等の明るさを確保するため、LED電球3灯(各20W程度)を選ぶと良いでしょう。
2. 色温度:電球色相当(2700K~3000K)を選びましょう。これは白っぽい光でありながら、暖かみのある光を演出します。
3. 口金:現在のペンダントライトの口金を確認し、それに合った口金のLED電球を選びます(E17、E26など)。
4. 設置:電源を切ってから、古い電球を取り外し、新しいLED電球を取り付けるだけです。

専門家の意見:照明デザイナーの視点

照明デザイナーの田中先生に、今回の照明選びについて意見を伺いました。「6畳の和室で、天井まで明るくしたいというご要望であれば、LED電球は最適です。ただし、LED電球は種類が豊富なので、色温度や明るさ、デザインをよく比較検討することが大切です。また、3灯にすることで、より立体的な空間演出が可能になります。透明な笠を使用することで、光が拡散し、より明るい空間になります。」とのことでした。

まとめ

蛍光灯から白熱電球系への切り替えを検討されている場合、LED電球(電球色相当)が最適です。消費電力の低さ、長寿命、そして白っぽいながらも暖かみのある光を実現できることから、快適な空間作りに貢献します。今回ご紹介したポイントを参考に、理想の照明を選んでみてください。

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