6畳和室と10畳LDKを繋げて白基調のリビングダイニングに!家具選びと配色に迷ったら…プロが教える空間コーディネート術

インテリアの質問です。自分はセンスが無いので困っています。引っ越してきた時に、床はこげ茶色でした。ただでさえ狭いマンションの(6畳の和室と10畳のダイニング)床がこげ茶!嫌!!と思い、和室を潰してダイニングと繋げて床を白くしました。(写真)そして、収納が無いので壁面収納を作りました!凄いお金かかりました!!! が、この後、ソファやダイニングテーブルの色や、カーテンの色とか、悩んでて答えが出ないです。アドバイス下さい!!出来れば家具の大きさなんかもアドバイス下さい。壁面収納以外は今の家具はほぼ捨てました。

広々とした白基調のリビングダイニングを実現!家具選びと配色で失敗しないためのポイント

6畳の和室と10畳のダイニングを繋げて、床を白くするという大胆なリフォーム、素晴らしいですね!開放的で明るい空間になったことと思います。しかし、白を基調とした空間は、家具やインテリアの色選びを間違えると、殺風景になったり、逆にうるさくなってしまったりと、難しい面もあります。そこで、プロのインテリアコーディネーターの視点から、家具選びと配色について具体的なアドバイスをさせていただきます。

1. 空間全体のバランスを考える:家具のサイズと配置

まず重要なのは、家具のサイズと配置です。16畳のLDKとはいえ、白を基調とした空間は広く感じさせる効果がありますが、家具のサイズが大きすぎると圧迫感が出てしまいます。特に、ソファはリビングの主役となる家具なので、サイズ選びは慎重に行いましょう。

  • ソファのサイズ:16畳のLDKであれば、3人掛けソファと1人掛けソファ、または2人掛けソファとオットマンの組み合わせがおすすめです。大きすぎるソファは、部屋を狭く見せてしまう原因となります。ソファを選ぶ際には、実際に座って確かめて、座り心地の良さも確認しましょう。
  • ダイニングテーブルのサイズ:ダイニングテーブルは、人数と用途に合わせて選びましょう。4人掛けのテーブルであれば、幅120cm~140cm程度が一般的です。小さすぎると窮屈ですし、大きすぎると圧迫感が出てしまいます。また、拡張式のテーブルを選べば、来客時にも対応できます。
  • 家具の配置:家具の配置は、動線を考慮して行いましょう。ソファとダイニングテーブルの間に十分なスペースを確保し、スムーズに移動できるようにしましょう。また、壁面収納を有効活用し、収納スペースを確保することで、空間をより広く見せることができます。

2. 白を基調とした空間の配色:ソファ、テーブル、カーテンの色選び

白を基調とした空間は、どんな色にも合わせやすい反面、色の選び方を間違えると、まとまりのない空間になってしまいます。そこで、ソファ、ダイニングテーブル、カーテンの色選びについて、具体的なアドバイスをさせていただきます。

  • ソファ:白を基調とした空間には、ベージュ、グレー、ライトブラウンなどの落ち着いた色合いのソファがおすすめです。これらの色は、白との相性も良く、空間を広く見せる効果があります。また、素材感にも注目し、ファブリックやレザーなど、様々な素材から選ぶことで、空間の雰囲気を変化させることができます。例えば、ファブリック素材は温かみのある空間を、レザー素材はスタイリッシュな空間を作り出します。
  • ダイニングテーブル:ダイニングテーブルは、木製のテーブルがおすすめです。木製のテーブルは、温かみのある空間を作り出し、白の床との相性も抜群です。色は、ナチュラルな色合いのものや、少し濃いめのブラウンなど、様々な色から選ぶことができます。また、天板の素材にも注目し、無垢材や突板など、様々な素材から選ぶことで、空間の雰囲気を変化させることができます。
  • カーテン:カーテンは、空間の雰囲気を大きく左右するアイテムです。白を基調とした空間には、透け感のあるカーテンや、淡い色のカーテンがおすすめです。これらのカーテンは、光を柔らかく通し、空間を明るく見せる効果があります。また、遮光性のあるカーテンを選ぶことで、プライバシーを守り、快適な空間を作ることができます。例えば、リネン素材のカーテンは、ナチュラルでリラックスした雰囲気を演出します。

3. アクセントカラーを取り入れる:空間の個性を演出

白を基調とした空間は、少し物足りない印象になることもあります。そこで、アクセントカラーを取り入れることで、空間の個性を演出することができます。アクセントカラーは、ソファやクッション、ラグなどに使用することで、空間のアクセントになります。

  • アクセントカラーの選び方:アクセントカラーは、ベースカラーとのバランスを考えて選びましょう。白を基調とした空間には、青、緑、黄色などの鮮やかな色がおすすめです。これらの色は、白とのコントラストが美しく、空間を明るく見せる効果があります。ただし、アクセントカラーは、多用しすぎると、空間がうるさくなってしまうので、ポイント使いに留めることが重要です。
  • アクセントカラーの具体的な例:例えば、青色のクッションや、緑色のラグなどを置くことで、空間のアクセントになります。また、黄色の花瓶などを置くことで、空間の華やかさを演出することができます。

4. 専門家の力を借りる:インテリアコーディネーターの活用

どうしても迷ってしまう場合は、インテリアコーディネーターに相談してみるのも良い方法です。インテリアコーディネーターは、お客様のライフスタイルや好みに合わせて、最適なインテリアプランを提案してくれます。費用はかかりますが、失敗なく理想の空間を実現できる可能性が高まります。

5. 写真を活用した具体的な提案

ご提供いただいた写真があれば、より具体的な提案が可能です。例えば、壁面収納の色や素材、窓の大きさや位置、照明の種類など、具体的な情報があると、より的確なアドバイスができます。

まとめ:白を基調とした空間を最大限に活かす

白を基調とした16畳のLDKは、非常に可能性のある空間です。家具のサイズ、配色、そしてアクセントカラーを適切に選ぶことで、明るく開放的で、そしてあなたらしい個性を表現できる素敵な空間を創り上げることができます。今回ご紹介したアドバイスを参考に、理想の空間を実現してください。

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