6畳リビングの家具配置:導線確保と空間広さの両立を実現するレイアウト術

3DKのアパートですが、リビングとして使用している、南向き、6畳の部屋の家具配置についてですが。

■部屋にある物
・コーナーテレビ台+テレビ
・空気清浄機(気化式加湿器付き)
・2人掛けローソファー
・デスクトップ用パソコンラック(幅50cm弱)
・コタツ(85角)
・扉は全て引き戸

部屋が長方形で、辺の短い方(ベランダの窓と反対側はDKに繋がる扉)。
辺の長い方にローソファを置き、左角にコーナーテレビ台、壁に沿って右角にパソコンデスク、中央にコタツがあります。
フローリングなので、冬場は3畳用のホットカーペットを敷いています。

上記の配置でも良いのですが、ベランダへの導線が塞がれてしまいます。
1人の時は良いのですが、子供がテレビを見て居る時など、前を通る事になるので邪魔らしいのです。
また、玄関を開けた際、部屋のドアを閉めていない限りは全て見えてしまいます。

テレビとパソコンの移動が出来ないので、ローソファをパソコンデスクの横に置いています。
パソの横にソファがあっても2人掛けなので玄関からは見えなくなりました。

他に、邪魔にならないように導線を確保しながら、部屋を広くみせる等良いアドバイスをお願い致します。

また、隣には和室(寝室)がありますが、何も置きたくないので、上記の物を別室に移動する事なく、配置したいのです。
後、3畳用のホットカーペットカバーの上にコタツ敷き布団をクロスさせて敷くのはどうなんでしょうか?

6畳リビングの課題と解決策

6畳のリビングは、限られた空間の中で生活感を出しすぎず、快適に過ごすための工夫が求められます。現状のレイアウトでは、ベランダへの導線が塞がれ、玄関から部屋の中が見渡せるという点が課題です。さらに、ホットカーペットとコタツの組み合わせについても、効率的な暖房方法か疑問が残ります。これらの問題を解決し、広く感じられる空間を作るための具体的なレイアウトと工夫を提案します。

レイアウト変更案:導線確保と空間の広がりを両立

現状のレイアウトでは、ソファとコタツ、テレビ台が部屋の中央に集中しており、導線が狭くなっています。そこで、以下のレイアウト変更を提案します。

提案1:家具の配置換えによる導線確保

  • コーナーテレビ台を壁際に移動:コーナーテレビ台をベランダ側の壁に移動させます。これにより、ベランダへの導線が確保されます。
  • ローソファの位置変更:ローソファをベランダ側の窓際に配置します。これにより、ベランダへのアクセスが容易になり、圧迫感も軽減されます。窓からの採光も最大限に活用できます。
  • コタツの位置調整:コタツは、パソコンデスクとローソファの間、もしくは壁際に移動させます。ホットカーペットとの併用も考慮し、スペースを有効活用しましょう。
  • パソコンデスクの配置:パソコンデスクは、現状の位置を維持するか、壁際に配置し、コンパクトなものを選べばスペースを節約できます。

この配置変更により、ベランダへの導線が確保され、玄関から部屋の中が見えにくくなります。さらに、視覚的に空間が広がり、圧迫感が軽減されます。

提案2:家具の選び方による空間の広がり

  • コンパクトな家具を選ぶ:6畳のリビングでは、家具のサイズが空間の広さに大きく影響します。出来るだけコンパクトな家具を選び、スペースを有効活用しましょう。特に、コタツは、折りたたみ式や省スペースタイプを選ぶと便利です。
  • 脚の高い家具を選ぶ:脚の高い家具を選ぶことで、床面が見える面積が増え、空間が広く見えます。ソファやテレビ台を選ぶ際には、脚の高いものを選ぶことをおすすめします。
  • 壁面収納を活用する:壁面収納を活用することで、床面積を広く確保できます。テレビやパソコン、収納物を壁面に収納することで、部屋がすっきりとした印象になります。収納棚やシェルフなどを活用しましょう。
  • 鏡を活用する:鏡を壁に設置することで、奥行き感を演出できます。光を反射して部屋を明るく見せる効果もあります。

提案3:視覚的な工夫による空間の拡大

  • 明るい色の家具やインテリアを選ぶ:ベージュやアイボリーなどの明るい色の家具やインテリアを選ぶことで、部屋が広く見えます。反対に、濃い色の家具は圧迫感を与えがちなので、避けた方が良いでしょう。
  • カーテンの色選び:カーテンの色も重要です。明るい色のカーテンを選ぶことで、部屋が明るく広く見えます。レースカーテンとドレープカーテンを組み合わせることで、プライバシーを守りながら、光を取り込むことができます。
  • 間接照明を活用する:間接照明を活用することで、部屋の雰囲気を柔らかくし、空間を広く見せる効果があります。フロアライトやテーブルライトなどを活用しましょう。

ホットカーペットとコタツの併用について

3畳用のホットカーペットの上にコタツ敷き布団をクロスして敷くのは、効率が悪く、かえって暑すぎる可能性があります。ホットカーペットとコタツは、それぞれ独立して使用し、状況に応じて使い分けるのがおすすめです。例えば、ホットカーペットは普段使い、コタツは寒い日や特別な時などに使用すると良いでしょう。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、6畳のリビングでは、家具の配置だけでなく、収納や照明、色のバランスが重要になります。限られた空間を最大限に活用するためには、プロのアドバイスを受けるのも一つの方法です。インテリアコーディネーターは、お客様のライフスタイルや好みに合わせた最適なレイアウトを提案してくれます。

まとめ:6畳リビングを快適に過ごすためのポイント

6畳のリビングを快適に過ごすためには、家具の配置、家具選び、視覚的な工夫、そして暖房方法の工夫が重要です。今回提案したレイアウト変更案や家具選びのポイント、視覚的な工夫などを参考に、あなたにとって最適なリビング空間を実現してください。

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