6畳の部屋の壁紙DIY!失敗しないための注意点とヤニ汚れ対策

自宅マンションの6畳程の部屋の壁紙を自分で張り替えようと思うのですが、注意点を教えてください。今ある壁紙の上に生のり付きの壁紙を重ねて張っても大丈夫ですか?以前息子が使っていた部屋を4月から娘が2か月程使うことになったのですが、タバコのヤニと汚れがひどく何とかしたい...業者に頼まず自分で安く仕上げたいと思います。(5年位もてばいいかな)

6畳の部屋の壁紙DIY:準備から施工まで徹底解説

6畳の部屋の壁紙DIY、素晴らしいチャレンジですね!費用を抑えつつ、自分らしい空間に変えられるのは大きな魅力です。しかし、DIYには注意点もいくつかあります。特に、既存の壁紙の上から重ね貼りする場合は、仕上がりの美しさや耐久性に大きく影響します。この記事では、6畳の部屋の壁紙DIYを成功させるための手順、注意点、そしてヤニ汚れ対策について詳しく解説します。5年間の耐久性を目指せるよう、具体的な方法もご紹介します。

1. 壁紙重ね貼りの可否と注意点

結論から言うと、既存の壁紙の上に生のり付き壁紙を重ね貼りすることは、必ずしもおすすめできません。重ね貼りが可能な場合もありますが、いくつかのリスクを理解した上で作業を進める必要があります。

  • 剥がれやすい:古い壁紙の材質や状態によっては、新しい壁紙との接着力が弱く、剥がれやすくなる可能性があります。特に、表面がザラザラしている壁紙や、既に剥がれかけている壁紙の上への重ね貼りには注意が必要です。
  • シワになりやすい:古い壁紙の凹凸が新しい壁紙に影響し、シワや気泡ができやすくなります。綺麗に仕上げるためには、下地処理が非常に重要になります。
  • 厚みが増す:重ね貼りすると壁紙の厚みが増し、窓枠やドア枠との隙間が狭くなり、開閉に支障をきたす可能性があります。
  • カビ発生リスク:古い壁紙の下に湿気がこもり、カビが発生する可能性があります。特に、湿気の多い部屋では注意が必要です。

重ね貼りをする場合は、既存の壁紙の状態をしっかり確認し、剥がれやすい部分や凹凸が激しい部分は、事前に剥がして下地処理を行うことを強くおすすめします。

2. 下地処理が成功の鍵

壁紙を綺麗に、そして長く貼るためには、下地処理が非常に重要です。既存の壁紙を剥がす場合、以下の手順に従いましょう。

  • 古い壁紙の剥がす:ヘラやスクレーパーを使って、古い壁紙を丁寧に剥がします。剥がれにくい場合は、霧吹きで水を吹きかけ、しばらく置いてから剥がすと剥がれやすくなります。壁紙剥がし剤を使用するのも有効です。
  • 下地処理剤の塗布:古い壁紙を剥がした後、下地処理剤を塗布します。これにより、新しい壁紙との接着力を高め、剥がれやシワを防ぎます。下地処理剤はホームセンターなどで手軽に購入できます。
  • パテ処理:壁の凹凸や穴をパテで埋めて、平らな面を作ります。パテが乾燥したら、サンドペーパーで研磨し、滑らかな表面に仕上げます。
  • プライマーの塗布:吸い込みの強い下地には、プライマーを塗布することで、壁紙のノリとの密着性を高め、仕上がりの美しさを向上させます。

これらの下地処理を丁寧に行うことで、重ね貼りをせずとも、綺麗に、そして長く壁紙を貼ることができます。

3. タバコのヤニ汚れ対策

タバコのヤニ汚れは、壁紙を剥がすだけでは完全に除去できない場合があります。ヤニ汚れを落とすには、以下の方法を試してみてください。

  • 中性洗剤:ぬるま湯に中性洗剤を混ぜ、スポンジなどで優しくこすり洗いします。頑固な汚れには、歯ブラシを使うと効果的です。洗剤が残らないように、綺麗に洗い流すことが重要です。
  • アルコール:エタノールなどのアルコールを染み込ませた布で、ヤニ汚れを拭き取ります。アルコールはヤニを溶かす効果があります。ただし、壁紙の種類によっては変色する可能性があるので、目立たない場所で試してから使用しましょう。
  • 漂白剤:酸性タイプの漂白剤を使用すると、ヤニ汚れを落とす効果があります。ただし、漂白剤は壁紙を傷める可能性があるので、使用前に必ず試してから使用しましょう。また、換気を十分に行い、ゴム手袋を着用するなど、安全に配慮して作業を行うことが重要です。
  • 市販のヤニ取りクリーナー:ホームセンターなどで販売されているヤニ取りクリーナーを使用するのも有効です。使用方法をよく読んでから使用しましょう。

ヤニ汚れがひどい場合は、これらの方法を組み合わせて試してみてください。それでも落ちない場合は、プロのクリーニング業者に依頼することを検討しましょう。

4. 壁紙選びと施工

壁紙選びは、色や柄だけでなく、機能性も考慮することが重要です。例えば、汚れが付きにくい壁紙や、防カビ効果のある壁紙を選ぶことで、より長く綺麗な状態を保てます。

施工については、説明書をよく読んでから作業を行いましょう。特に、生のり付き壁紙の場合は、糊の乾燥時間や貼り合わせ方などに注意が必要です。焦らず、丁寧に作業を進めることが大切です。

5. 専門家への相談

DIYに自信がない場合や、複雑な作業が必要な場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。費用はかかりますが、綺麗に仕上がり、長持ちする壁紙を貼ることができます。

まとめ

6畳の部屋の壁紙DIYは、費用を抑えつつ、自分らしい空間を作れる魅力的な方法です。しかし、下地処理や壁紙選び、施工方法など、注意すべき点もたくさんあります。この記事で紹介したポイントを参考に、安全で快適なDIY作業を行い、素敵な空間を実現してください。

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