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6畳の壁紙張り替えに必要な壁紙の量:30mは本当に足りる?
DIYで壁紙を張り替えるのは、費用を抑えながら自分好みの空間に変えられる魅力的な方法です。しかし、材料選びを間違えると、せっかくの作業が台無しになることも。特に壁紙の数量は重要です。6畳の部屋の壁紙張り替えに必要な量について、30mという目安について検証してみましょう。
結論から言うと、6畳の部屋の壁紙張り替えに30mの壁紙が必ずしも足りるとは限りません。 30mという数字はあくまで目安であり、部屋の形状、窓やドアの数、柄の合わせ方などによって必要な量が大きく変わるからです。
必要な壁紙の算出方法
正確な数量を計算するには、以下の手順で計算するのがおすすめです。
- 部屋の寸法を正確に測る: 壁の長さ、高さを正確に測り、窓やドアの寸法も記録します。メジャーを使って丁寧に計測しましょう。ミリ単位まで正確に測る必要はありませんが、概算ではなく、できるだけ正確に測ることを心がけてください。
- 窓やドアの面積を差し引く: 部屋全体の面積から、窓やドアの面積を差し引きます。計算式は、(壁の長さ × 高さ)× 壁の数 – (窓の面積 + ドアの面積)となります。それぞれの面積は、長さを掛け合わせることで算出できます。
- 柄合わせを考慮する: 壁紙の柄によって、柄合わせが必要になる場合があります。柄合わせが必要な場合は、余分に壁紙を用意する必要があります。柄の繰り返し周期を確認し、必要な分を計算に加算しましょう。特に、ストライプ柄や複雑な模様の壁紙は、余分に必要になることが多いです。
- ロス分を考慮する: 壁紙のカットや貼り付けの際に、どうしてもロスが生じます。初心者であれば、さらにロス分が多くなる可能性が高いです。そのため、計算結果に10~20%の余裕を見込むことをお勧めします。例えば、計算結果が25mだった場合、25m × 1.1(10%ロス)=27.5m、または25m × 1.2(20%ロス)=30mとなります。
- 販売単位を確認する: 壁紙はロール単位で販売されていることが多いため、計算結果に合わせて必要なロール数を決定します。例えば、1ロールが10mの場合、27.5m必要な場合は3ロール購入する必要があります。
30mの壁紙パックのメリット・デメリット
30mパックは、コストパフォーマンスが良いというメリットがあります。しかし、必ずしも6畳の部屋に足りるとは限らないため、事前に正確な計算を行うことが重要です。余った壁紙は保管場所が必要になりますし、足りなかった場合は追加購入の手間がかかります。
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専門家の意見:インテリアコーディネーターのアドバイス
インテリアコーディネーターの山田さんによると、「DIYで壁紙を張り替える場合、事前に十分な量の壁紙を用意することが大切です。足りなくなると、同じ壁紙が手に入らない場合もあり、仕上がりに影響します。計算だけでなく、実際に使用する壁紙のサンプルを取り寄せて、部屋に合うか確認することをお勧めします。」とのことです。
使いやすい壁紙の選び方
壁紙を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
- 素材: 不織布、紙、ビニールなど様々な素材があります。初心者には、貼りやすく、剥がしやすい不織布がおすすめです。耐久性やお手入れのしやすさなども考慮しましょう。
- 柄: 部屋の雰囲気や好みに合わせて選びましょう。柄が大きすぎると、柄合わせが難しくなるため、初心者にはシンプルな柄がおすすめです。また、部屋の広さや採光状況も考慮しましょう。暗い部屋には明るい色の壁紙、狭い部屋には縦ストライプの壁紙などが効果的です。
- 色: 部屋の雰囲気を大きく左右します。落ち着きのある空間にはベージュやグレー、明るい空間には黄色やピンクなど、様々な色があります。色の効果については、当サイトの「色で探すインテリア」機能をご活用ください。
まとめ:正確な計算と適切な選択でDIY壁紙張り替えを成功させよう
6畳の部屋の壁紙張り替えに必要な壁紙の量は、部屋の形状や柄によって異なります。30mという目安はあくまで参考値であり、必ずしも足りるとは限りません。正確な計算を行い、余裕を持った数量を購入することが、DIYを成功させる鍵となります。素材や柄、色など、様々な要素を考慮し、自分らしい空間を作り上げてください。