6畳の部屋のクロス張替えに必要な㎡数|天井と壁の面積計算と注意点

6畳の部屋だと、1畳1.62㎡で×6=約10畳だと思うのですが、クロスを張り替える場合、天井や壁も合わせて大体総計で何㎡あるのでしょうか?大体でいいです。教えて下さい。

6畳の部屋のクロス張替えに必要な面積の計算方法

6畳の部屋のクロス張替えに必要な面積を正確に計算するには、部屋の形状や天井高、窓やドアの数などを考慮する必要があります。質問にあるように、畳数から単純に面積を計算するだけでは不正確です。 正確な面積を知るには、メジャーで部屋の寸法を測るのが一番です。しかし、大まかな目安を知りたいという方のために、一般的な6畳間を想定した計算方法と注意点をご紹介します。

6畳間の標準的な寸法と面積

一般的な6畳間の寸法は、約2.7m × 3.6mです。この場合、床面積は約9.72㎡となります(2.7m × 3.6m = 9.72㎡)。質問にあるように、1畳を1.62㎡とすると、6畳は約9.72㎡となり、ほぼ一致しています。

しかし、クロス張替えに必要な面積は、床面積だけではありません。天井と壁の面積も考慮する必要があります。

天井面積の計算

天井面積は、部屋の長さ × 幅で計算します。一般的な6畳間の場合、天井面積は約9.72㎡となります。

壁面積の計算

壁面積の計算は少し複雑です。部屋の長さ × 高さ × 2 + 幅 × 高さ × 2 の計算式を用います。ただし、窓やドアの面積は差し引く必要があります。

* 天井高:一般的な天井高は2.4mです。
* 窓・ドアの面積:窓やドアの大きさは様々ですが、6畳間の場合、窓が1つ、ドアが1つあると仮定し、それぞれ約1.5㎡と約2㎡とします。

これらの数値を元に計算すると、壁面積は約17㎡((2.7m × 2.4m × 2) + (3.6m × 2.4m × 2) – 1.5㎡ – 2㎡)となります。

合計面積の概算

したがって、6畳間のクロス張替えに必要な総面積の概算は、床面積(約9.72㎡)+天井面積(約9.72㎡)+壁面積(約17㎡)=約36.44㎡となります。これはあくまで一般的な6畳間を想定した概算です。

より正確な面積算出と注意点

上記はあくまで概算です。正確な面積を知るためには、メジャーを使って実際に部屋の寸法を測ることが重要です。

正確な測定方法

* 壁の長さ、幅、高さを正確に測る:メジャーを使って、壁の各辺の長さ、幅、高さを正確に測定します。
* 窓やドアの開口部の寸法を測る:窓やドアの幅と高さを測定し、面積を計算します。
* 凸凹部分の考慮:壁に凸凹がある場合は、その部分も考慮して測定する必要があります。
* 複数箇所で測定する:より正確な測定を行うために、複数箇所で測定し、平均値を求めることをお勧めします。

クロス張替えに必要な材料の計算

クロスは、ロール状で販売されています。ロールの幅と長さから、必要なロール数を計算します。余分に購入することをお勧めします。柄合わせや、施工時のロスを考慮すると、計算上必要な量よりも多めに購入しておくと安心です。

専門業者への相談

正確な面積計算や、クロス張替えに必要な材料の数量、費用などを知りたい場合は、インテリア専門業者やリフォーム業者に相談することをお勧めします。彼らは豊富な経験と知識を持っているので、的確なアドバイスをしてくれます。

まとめ

6畳の部屋のクロス張替えに必要な面積は、単純な畳数計算だけでは正確に算出できません。正確な面積を知るためには、部屋の寸法を正確に測定し、天井、壁、窓、ドアの面積を計算する必要があります。専門業者に相談することで、より正確な見積もりとスムーズな施工が期待できます。 今回の計算はあくまで目安であり、実際の面積は異なる可能性があることをご理解ください。

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