6畳の部屋に防音室を作る!歌の練習に最適な防音対策と素材選び

歌、防音室の作り方についてです。6畳のフローリングの部屋なんですけど、一人入れるぐらいの防音室を作ろうと思っています。歌はけっこう音量大きいと思います。親が作ってくれるのですが、190×1850のハッポースチロールで囲んで、その中に、グラスウール、周りをダンボールで囲んだ場合、全く防音になりませんか?簡単に鉄筋で組むのですが、、ーーーーーダンボールーーーーーー ーーーーハッポースチロールーーーー ーーーーーグラスウールーーーーー ー鉄筋の柱 柱ーーーーという感じなのですが、ハッポースチロールはいらないですかね?あと他に防音に効きそうな素材教えてくださいm(_ _)mよろしくお願いします。

6畳の部屋に防音室を作るための計画

6畳のフローリングの部屋に、歌の練習に使える防音室を作る計画ですね。ご両親が鉄筋で骨組みを作り、ハッポースチロール、グラスウール、ダンボールで防音対策をしようと考えているとのこと。防音室を作る上で重要なのは、遮音、吸音、そして制振の3つの要素です。提案された材料だけでは、十分な防音効果は期待できません。以下、具体的な問題点と改善策を説明します。

防音室作成における問題点と改善策

1. 材料の選択:効果の低い素材

* ハッポースチロール:断熱材としては優秀ですが、遮音材としては効果が低いです。空気の振動を遮断する能力が低いので、防音室には不向きです。
* ダンボール:非常に遮音性能が低く、防音効果はほとんど期待できません。
* グラスウール:吸音材としては効果がありますが、遮音材としては不十分です。音の吸収はできますが、外への音漏れを防ぐ効果は限定的です。

これらの材料だけでは、歌声の大きな音漏れを防ぐことは難しいでしょう。特に、鉄筋の骨組みだけでは、振動がそのまま伝わり、音漏れを助長してしまいます。

2. 構造の問題:音の伝達経路

鉄筋の骨組み、ハッポースチロール、グラスウール、ダンボールという構造では、音は様々な経路で外部に漏れてしまいます。

* 空気伝搬:空気中を音が伝わる経路です。ダンボールやハッポースチロールでは、この経路を遮断できません。
* 固体伝搬:鉄筋や床、壁を通して音が伝わる経路です。鉄筋構造は振動を伝えやすく、音漏れにつながります。

3. 防音室に必要な要素:遮音、吸音、制振

効果的な防音室を作るためには、以下の3つの要素を考慮する必要があります。

* 遮音:音を遮断する性能。重い材料を使用することで効果が上がります。
* 吸音:音を吸収する性能。多孔質の材料が効果的です。
* 制振:振動を抑制する性能。制振材を使用することで、構造体の振動による音漏れを防ぎます。

効果的な防音室の作り方

6畳の部屋に一人用の防音室を作る場合、以下のような方法が考えられます。

1. 適切な素材の選択

* 遮音材:石膏ボード、鉛シート、遮音シートなど。特に、密度の高い石膏ボードを二重構造にすることで効果が向上します。
* 吸音材:グラスウール、ロックウール、吸音パネルなど。グラスウールは効果がありますが、より効果を高めるには、厚みのある吸音材を使用するか、吸音パネルなどを併用することをおすすめします。
* 制振材:制振シート、制振ゴムなど。鉄筋と壁の間に挟むことで、振動を抑制します。

2. 構造の工夫

* 二重構造:壁や天井を二重構造にすることで、遮音性能を大幅に向上させることができます。空気層を設けることで、さらに効果が高まります。
* 気密性の確保:隙間をなくすことで、音漏れを防ぎます。シーリング材などを活用しましょう。
* 床の防振:床と壁の間に防振材を敷くことで、床からの振動による音漏れを防ぎます。

3. 防音室のサイズと形状

* サイズ:一人入れる程度の大きさであれば、2畳~3畳程度で十分です。
* 形状:直方体のようなシンプルな形状が、防音性能を高めやすく、施工も容易です。

4. 専門家への相談

防音室の設計や施工は、専門知識が必要です。防音工事の専門業者に相談することを強くお勧めします。彼らは適切な材料や施工方法を提案し、より効果的な防音室を実現するお手伝いをしてくれます。

具体的な手順と材料例

1. **設計:** 防音室のサイズ、形状、ドアの位置などを決定します。専門業者に相談することをお勧めします。
2. **骨組み作成:** 鉄筋の骨組みは、防振対策を施す必要があります。防振ゴムなどを用いて、床や壁との接触部分を遮断しましょう。
3. **遮音層施工:** 二重構造の石膏ボードを施工します。壁と壁の間に空気層を設けることで、遮音効果を高めます。
4. **吸音層施工:** グラスウールやロックウールなどの吸音材を隙間なく施工します。
5. **仕上げ:** 内装材を施工します。吸音効果のあるクロスやパネルなどを選択すると、より効果的です。
6. **ドアの設置:** 防音ドアを設置します。防音性能の高いドアを選ぶことが重要です。

材料例

* 石膏ボード(12.5mm厚、2枚重ね)
* グラスウール(厚さ100mm以上)
* 防振ゴム
* 防音ドア
* シーリング材

まとめ

6畳の部屋に防音室を作るには、適切な材料選びと構造が重要です。ハッポースチロールやダンボールは防音効果が低いため、石膏ボードや防音シートなどの遮音材を使用しましょう。また、グラスウールなどの吸音材と、防振材を併用することで、より効果的な防音室を作ることができます。専門業者に相談することで、より効果的で安全な防音室を建設できます。

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