6畳の部屋にラグマットを2枚敷くのは変?インテリア上級者も実践する重ね敷きのコツ

一つの部屋にラグマット二つ置くのは変ですか?自宅で洗えるサイズのマットを使いたいので、6畳の部屋に2畳ほどのマットを敷いてるのですが、もう一つラグマットを置いては変でしょうか?冬場は、寒いので二つ敷いて使おうかと考えているのですがインテリア的にはいかがでしょうか?

6畳の部屋に2枚のラグマットを敷くこと、特に冬場の寒さ対策として重ね敷きを考えているとのこと、良いですね!結論から言うと、インテリア的に変ではありません。むしろ、上手に配置すれば、空間の温かみや奥行きを演出できる効果的な方法です。ただし、いくつかポイントを押さえることで、より洗練された空間を演出できます。

ラグマット重ね敷きのメリットとデメリット

まずは、ラグマットを重ね敷きすることのメリットとデメリットを整理してみましょう。

メリット

  • 保温性アップ:重ね敷きすることで、床からの冷気を遮断し、暖かく過ごせるようになります。特に冬場には効果絶大です。
  • デザイン性の向上:異なる柄や素材のラグを組み合わせることで、空間により奥行きや立体感を与えることができます。個性的なインテリアを演出できます。
  • 防音効果の向上:ラグマットを重ねることで、防音効果も高まります。階下への騒音対策にもなります。
  • 部分的なアクセント:ソファ下やベッドサイドなど、特定のエリアに小さなラグをプラスすることで、空間を区切り、アクセントとして活用できます。
  • 汚れ対策:メインのラグマットを保護する役割も果たします。汚れやすい部分に小さなマットを敷くことで、メインラグの寿命を延ばす効果も期待できます。

デメリット

  • 圧迫感:重ね敷きしすぎると、部屋が狭く、圧迫感を感じてしまう可能性があります。ラグマットのサイズや配置には注意が必要です。
  • 掃除の手間:ラグマットが増える分、掃除の手間も増えます。掃除しやすい素材を選ぶことが重要です。
  • コスト:ラグマットを複数枚購入する必要があるため、コストがかかります。

6畳の部屋でのラグマット重ね敷きのコツ

6畳の部屋にラグマットを2枚敷く場合、以下のポイントに注意しましょう。

サイズと配置

既に2畳サイズのラグマットを敷いているとのことですが、もう一枚追加する際は、全体のバランスを考慮することが大切です。例えば、既存のラグマットの上に、1畳程度の小さなラグマットを重ねる、もしくは、既存のラグマットとは異なる場所に、1.5畳程度のラグマットを配置するなど、部屋の広さと家具の配置との調和を意識しましょう。小さめのラグを複数枚敷くことで、より遊び心のある空間を演出できます。

例:6畳の部屋の中央に2畳のラグマットを敷き、ソファの下に1畳の小さめのラグマットを重ねて敷く。もしくは、2畳のラグマットとは別に、ベッドサイドに1畳のラグマットを配置する。

素材と色の組み合わせ

ラグマットを重ねる際は、素材と色の組み合わせも重要です。異なる素材を組み合わせることで、質感の対比を楽しむことができます。例えば、ふわふわのシャギーラグと、さらりとしたコットンラグを組み合わせるなど、素材の異なるラグを重ねることで、より豊かな空間を演出できます。色の組み合わせは、ベースとなるラグマットの色と、重ねるラグマットの色との調和を意識しましょう。同系色の組み合わせや、コントラストのある組み合わせなど、様々な組み合わせを試してみましょう。

例:ベージュのベースラグに、ブラウンのアクセントラグを重ねる。または、グレーのベースラグに、アイボリーの小ぶりなラグを重ねる。

スタイルと全体の調和

部屋全体のインテリアスタイルと、ラグマットのスタイルを合わせることが重要です。例えば、北欧スタイルの部屋には、自然素材のラグマットが合いますし、モダンスタイルの部屋には、シンプルなデザインのラグマットが合います。部屋全体の雰囲気を壊さないように、ラグマットを選びましょう。また、家具との調和も大切です。家具の色や素材と、ラグマットの色や素材を合わせると、より統一感のある空間になります。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田先生に、ラグマットの重ね敷きについてアドバイスをいただきました。

「ラグマットを重ねることは、空間デザインの幅を広げる有効な手段です。しかし、重ねすぎると圧迫感が出てしまうため、サイズや配置、色柄のバランスを慎重に検討することが重要です。例えば、異なる素材や柄のラグを重ねることで、視覚的なアクセントを作り、空間の奥行きを演出できます。また、メインのラグマットの色と、重ねるラグマットの色を同系色で統一することで、まとまりのある空間を作ることができます。重ねるラグマットは、メインのラグマットよりも小さいサイズを選ぶのが一般的です。そして、何よりも重要なのは、自分が心地よく過ごせる空間を作ることです。色々な組み合わせを試して、自分らしい空間を創り上げてください。」

具体的な実践例

6畳のLDKに、ベージュの2畳サイズのラグマットを敷いていると仮定します。冬場の寒さ対策として、さらにラグマットを追加したい場合の具体的な例です。

  • 例1:ソファの下に、ブラウンの1畳サイズの小さめのラグマットを重ねる。ソファの色や素材と調和する色を選ぶことで、統一感のある空間になります。
  • 例2:ダイニングテーブルの近くに、アイボリー色の円形ラグを配置する。異なる形と色のラグマットを組み合わせることで、視覚的なアクセントになります。
  • 例3:既存のラグマットの一部に、柄物の小さなラグマットを重ねる。アクセントとして、視覚的な変化を加えることができます。

これらの例以外にも、様々な組み合わせが考えられます。大切なのは、自分の好みや生活スタイルに合った組み合わせを見つけることです。

まとめ

6畳の部屋にラグマットを2枚敷くことは、決して変ではありません。むしろ、適切なサイズ、素材、色の組み合わせを選ぶことで、より快適で魅力的な空間を演出できます。この記事で紹介したポイントを参考に、自分らしい空間づくりに挑戦してみてください。

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