6畳の細長い部屋を快適空間に!家具配置の悩みを解決するレイアウト術

部屋の家具の配置について困っています。私の部屋は窓が2つあり、そのどちらも外へ出れる仕様になっているため天井から床まである大きいものです。また、部屋の面積は6畳くらいあるので十分なのですが細長いので家具をどう配置しようかとても困っているので、知恵を貸してください。添付した図が(下手でスミマセン)大体の私の部屋の見取り図です。黄色の部分はコンセントです。部屋の横の長さは1.6mないくらいです。現在配置している家具は以下の通りです。・タンス・勉強机・本棚(大きいものと細長い小さめのもの2つ。どちらも1m超えているので高いです)・洋服の収納ボックス・上着などを掛けるハンガーかけ・全身ミラー*布団なのでベッドはありません。現在の配置は、部屋の一番奥の窓の前に収納ボックスなどを配置。その手前に机を奥の窓に向かって置き、奥のコンセントからPC用に電気を引っ張ってきています。右側の壁には、本棚、全身ミラー、タンスの順に奥から置いています。左の窓の前にハンガーかけ(ローラーついている可動式)を置いています。寝るときは左下に布団を敷いて寝ています。正直とても狭いですし、家具も一つ一つ大きいので窮屈に感じます。本当はもっとコンパクトな家具を購入したいところですが、わがままも言っていられないので、いい配置方法のアイデアがございましたらご教授願いたいです。よろしくお願いします。

6畳の細長い部屋の家具配置:現状と課題

6畳の細長いお部屋、窓が2つもあるのは開放的で良いですね!しかし、家具が多い上に大型のものが多く、狭く感じてしまうのは当然です。現状の配置では、動線が狭く、圧迫感を感じやすいレイアウトになっていることが課題です。特に、本棚やタンスといった大型家具が壁際に並んでいることで、部屋の中央にスペースが確保できず、圧迫感が増していると考えられます。

レイアウト改善のための3つのステップ

快適な空間を作るために、以下の3つのステップで家具の配置を見直してみましょう。

ステップ1:不要な家具・物の整理と収納の見直し

まずは、本当に必要な家具か、物を厳選することから始めましょう。

  • 不要な物は処分する:使っていない物、壊れている物、複数ある似たような物は思い切って処分しましょう。ミニマリストの考え方を参考に、本当に必要な物だけを残すことを意識してみましょう。
  • 収納方法を見直す:収納ボックスや本棚の収納方法を見直すことで、収納効率を上げることができます。例えば、収納ボックスを積み重ねるのではなく、棚板を追加して空間を有効活用したり、本棚に収納ボックスを置くことで、収納量を増やすことができます。垂直収納を意識することで、省スペース化が可能です。
  • 壁面収納を活用する:壁面収納は、床面積を有効活用できる優れた収納方法です。賃貸住宅でも設置可能な壁面収納棚や、フックなどを活用して、収納スペースを増やすことを検討してみましょう。

ステップ2:家具の配置換えとゾーニング

次に、残った家具を配置し直してみましょう。細長い部屋では、ゾーニング(空間を用途別に分けること)が重要です。

  • 睡眠ゾーン:布団を置くスペースは、窓際に近い左下ではなく、部屋の奥に配置することを検討しましょう。窓から離れることで、朝の日差しで目が覚めるのを防ぎ、ゆっくりと眠りにつける環境を作ることができます。また、布団を収納できるタイプのベッドや、折りたたみベッドも検討してみましょう。
  • ワークゾーン:勉強机は、窓際に配置して自然光を十分に取り入れましょう。コンセントの位置も考慮し、作業効率の良い場所に配置します。机のサイズは、必要最低限のサイズに抑えることを検討しましょう。
  • 収納ゾーン:タンス、本棚、収納ボックスは、壁面に沿って配置しましょう。ただし、全てを一つの壁に集中させると圧迫感が出るので、左右の壁に分散して配置することをおすすめします。背の高い家具は、部屋の奥に配置することで、部屋を広く見せる効果があります。また、圧迫感を軽減するために、家具の脚が見えるタイプのものを選ぶと良いでしょう。
  • その他ゾーン:全身ミラーは、クローゼットの扉などに貼り付けるタイプのミラーや、折りたたみ式のミラーなど、省スペースなものを検討しましょう。ハンガーラックは、壁面に取り付けられるタイプや、折りたたみ式のものを検討しましょう。

具体的な配置例:
例えば、部屋の奥に布団を置き、その手前にワークゾーン(机)、さらにその手前に収納ゾーン(本棚の一部)を配置します。反対側の壁には、タンスと残りの本棚、収納ボックスを配置します。ハンガーラックは、クローゼットがない場合は、壁に付けられるタイプのものを選んで、収納ゾーンの一部として配置しましょう。

ステップ3:家具選びのポイント

家具を選ぶ際には、以下の点を意識しましょう。

  • コンパクトな家具を選ぶ:6畳の細長い部屋では、コンパクトな家具を選ぶことが重要です。省スペース設計の家具や、多機能家具を選ぶことで、スペースを有効活用できます。例えば、収納付きのベッドや、折りたたみ式のテーブルなどがあります。
  • 素材と色を選ぶ:家具の素材や色は、部屋の雰囲気を大きく左右します。明るい色の家具を選ぶことで、部屋を広く見せる効果があります。また、素材も、圧迫感を感じにくい軽やかな素材を選ぶと良いでしょう。例えば、木製の家具は、温かみのある雰囲気を作り出し、圧迫感を軽減する効果があります。
  • 高さの調整:家具の高さを調整することで、部屋の広さを演出することができます。背の高い家具は、部屋の奥に配置し、低い家具は手前に配置することで、奥行き感を演出できます。

専門家からのアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、6畳の細長い部屋は、家具の配置次第で広く快適な空間に変えることができます。重要なのは、空間を無駄なく使うことと、視覚的な工夫です。例えば、鏡を使うことで空間の広がりを感じさせたり、明るい色の家具や壁の色を選ぶことで、部屋全体が明るく開放的に見えます。また、家具の脚が見えるタイプを選ぶことで、床面積が広く見える効果があります。

まとめ

6畳の細長い部屋でも、適切な家具選びと配置換え、収納の見直しによって、快適な空間を実現できます。今回ご紹介したステップを参考に、自分らしい理想の部屋作りを目指してください。 「いろのくに」では、様々な色のインテリア商品をご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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