6畳の洋室を2人のお子さんの部屋にするには?リフォームアイデアと工夫

2LDKの中古マンションを購入しました。6畳半の洋室と4畳半の洋室、12畳のリビングがあります。将来的には4畳半の部屋にわたしと主人の寝室で、こどもたちには狭いとは思うのですが、6畳を2人で分けて使えないかなと考えています。2段ベッドで真ん中を仕切って、あとはドアをそれぞれに設けるというリフォームぐらいしか思い浮かばないのですが、ほかに何かいいアイディアをお持ちの方や、同じ間取りにされた方などいらっしゃいましたら参考にさせてください。ちなみに、こどもは2歳違いの女の子と男の子です。部屋は西に窓があり、(掃き出し窓?)反対側はクローゼットになっています。なにかいいアイディアをよろしくお願いします。

6畳の子供部屋、2人での利用は可能?レイアウトと工夫

6畳の洋室を2人の子供部屋として利用することは、十分可能です。ただし、快適に過ごせる空間にするためには、レイアウトや収納、そして色の効果的な活用など、いくつかの工夫が必要です。お子様の年齢(2歳違いの女の子と男の子)や性格、そして将来的なことを考慮したプランニングが重要になります。

空間を仕切る方法:リフォーム以外のアイデア

リフォームは費用と時間がかかりますが、仕切りを作る方法は他にもあります。

  • 間仕切りカーテン:手軽で費用を抑えられます。様々なデザインがあり、お子さんの好みや部屋の雰囲気に合わせて選べます。遮光性のあるものや、レースカーテンを組み合わせることでプライバシーと明るさを両立できます。移動も簡単なので、レイアウト変更にも柔軟に対応できます。
  • パーテーション:様々な素材、デザイン、高さのものがあります。折りたたみ式や移動可能なタイプを選べば、空間を自由に区切ったり、開放的にしたりと使い分けができます。木製のものなら温かみのある空間を演出できますし、スチール製ならモダンな印象になります。
  • シェルフ:収納と仕切りを兼ね備えたシェルフは、空間を有効活用できます。背の高いシェルフは目隠し効果も期待できます。オープンシェルフなら、通気性も確保できます。
  • ローボード:テレビやゲーム機などを収納できるローボードを仕切りとして利用することもできます。低い位置に配置することで、圧迫感を軽減できます。

これらの方法を組み合わせることで、より効果的な空間分割を実現できます。例えば、カーテンで全体を仕切り、パーテーションでさらに細かく区画するなど、お子さんの成長や状況に合わせて柔軟に調整できるシステムを作ることも可能です。

収納の工夫:狭さを感じさせないコツ

6畳の部屋は、収納スペースが限られています。収納を工夫することで、部屋を広く見せる効果が期待できます。

  • 壁面収納:クローゼットだけでは足りない場合は、壁面収納を検討しましょう。オーダーメイドでサイズを調整できるため、デッドスペースを有効活用できます。高さのある収納は、上部にあまり使わないものを収納し、下部には頻繁に使うものを収納するなど、使いやすさを考慮しましょう。
  • ベッド下収納:2段ベッドを利用する場合は、ベッド下を収納スペースとして活用しましょう。引き出し付きのベッドや、収納ボックスを置くことで、衣類やおもちゃなどを効率的に収納できます。
  • 多機能家具:ベッドと収納を兼ね備えたベッドや、デスクと収納が一体になったデスクなどを活用することで、省スペース化を実現できます。子供部屋に適した、カラフルでデザイン性の高い家具も数多く販売されています。
  • 収納ボックス:統一感のある収納ボックスを使用することで、見た目もスッキリと片付いた印象になります。ラベルを貼ることで、お子さん自身でも整理整頓がしやすくなります。

収納を工夫することで、散らかりがちな子供部屋を常に清潔に保つことができます。

色の効果的な活用:空間の広がりと雰囲気作り

色の選び方も、空間の広がりや雰囲気に大きく影響します。

  • 壁の色:白やアイボリーなどの明るい色は、部屋を広く見せる効果があります。パステルカラーも、子供部屋に適した柔らかな雰囲気を演出します。一方、オレンジや黄色などの暖色系は、活気のある空間を作ります。西向きの窓がある部屋なので、明るさを調整する意味でも、色の選択は重要です。
  • 家具の色:家具の色は、壁の色とのバランスを考慮しましょう。白や明るい色の家具は、部屋を広く見せる効果があります。また、カラフルな家具を取り入れることで、子供部屋らしい明るい雰囲気を演出できます。ただし、多色使いすぎると、逆に狭く感じてしまう可能性があるので注意が必要です。
  • カーテンの色:カーテンの色も、部屋の雰囲気に影響を与えます。明るい色のカーテンは、部屋を明るく見せる効果があります。また、柄物やキャラクターもののカーテンを選ぶことで、子供部屋らしい可愛らしい雰囲気を演出できます。

オレンジは活気と明るさを与える色なので、子供部屋に適した色です。ただし、面積の広い壁面に使う場合は、明るすぎると落ち着かない空間になってしまう可能性があるので、アクセントとして使用したり、他の色と組み合わせたりすることをお勧めします。

専門家のアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、6畳の部屋を2人の子供部屋として快適に利用するためには、まず「機能性」と「デザイン性」のバランスを考慮することが重要です。収納スペースの確保、適切な間仕切り、そしてお子さんの年齢や性格に合わせた家具選びがポイントとなります。

例えば、成長に合わせてレイアウト変更が可能な家具を選ぶことや、将来を見据えた収納システムを構築することで、長く使える子供部屋を実現できます。また、お子さん自身も部屋づくりに参加させることで、愛着のある空間を作ることができます。

まとめ:6畳の子供部屋を快適にするための具体的なステップ

1. 間仕切り方法の検討:カーテン、パーテーション、シェルフ、ローボードなど、予算と好みに合わせて最適な方法を選びましょう。
2. 収納計画:壁面収納、ベッド下収納、多機能家具などを活用し、収納スペースを最大限に確保しましょう。
3. 色の効果的な活用:壁、家具、カーテンの色を適切に選び、明るく広々とした空間を演出しましょう。オレンジなどの暖色系は、活気のある空間を作りますが、面積とのバランスに注意が必要です。
4. 専門家の相談:必要に応じて、インテリアコーディネーターなどの専門家に相談しましょう。

これらの点を考慮し、お子さんの個性と成長をサポートする、快適で安全な空間を創造してください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)