6畳の寝室兼作業部屋の照明選び:火災報知機と明るさ、インテリアの両立

自室(寝室兼パソコン等作業部屋)の照明なのですが、現在は昔ながらの紐がぶらさがった40wと30wのドーナツ状の蛍光灯が2つついたものを取り付け部屋全体を明るくしています。本当は天井にぴったりつくLEDの照明を考えていたのですが、取り付け部分のすぐそばに火災報知機がついており、ぶら下げるタイプのものでないと難しそうなのです。ネットでいろいろ探していると、家電量販店で売っているような味気ないノーマルなタイプのもののほかにも、世の中には綺麗なランプシェードがたくさん存在することを知りました。一瞬夢が膨らんだのですが、そういったものは丸い電球を使う小さいものがほとんどで、部屋全体が明るくなるのかどうかと悩んでおります。やはりダイニングテーブルの上などに補助として部分使いするものであって、部屋全体を照らすものではないのでしょうか。部屋全体の照明と考えるならば、最低でも何ワット必要なのかとか、電球部分やランプシェードの形や大きさなどが関係してくるのかなど、教えていただけませんか?単純にワット数で考えるならば現在は節電のため半分消して40wの大きな輪だけで過ごしているのですが、40wの電球をつけたら同じ・・・というわけにはいきませんかね・・・。昔は丸い裸電球1コで薄暗い感じのお部屋で過ごしていたようですが、やはりそうなってしまうのかな。補足申し訳ありません、重要なデータが抜けておりました。部屋の広さは六畳です。今改めて蛍光灯を見て、光っている面積からしてもたしかに「まるで」違いますもんね。例えばデスクはデスクライトを併用するなど、インテリアとして皆さんどういう風に工夫されているのかも知りたいです。

6畳の寝室兼作業部屋の照明選び:火災報知機と明るさの両立

6畳の寝室兼作業部屋の照明選び、特に火災報知機の設置場所が制約となる中で、明るさとインテリア性を両立させるのは難しい課題ですね。現在の40Wと30Wの蛍光灯2灯から、LED照明への変更を検討されているとのことですが、まずはいくつかポイントを整理して、最適な照明選びをサポートさせていただきます。

必要なワット数とLED照明の選び方

以前は、白熱電球1灯で薄暗く過ごしていた時代もありましたが、現在のLED照明は消費電力あたりの明るさが格段に向上しています。単純にワット数を比較することはできません。

6畳の部屋全体を明るく照らすためには、LED照明の明るさを「ルーメン(lm)」で確認することが重要です。一般的に6畳の部屋には、3000~4000lmの明るさのLED照明が推奨されています。 ただし、これはあくまで目安です。部屋の明るさに対する感じ方は個人差があり、作業内容によっても必要な明るさは変わってきます。パソコン作業など、精密な作業をする場合は、より明るい照明が必要となるでしょう。

また、LED照明を選ぶ際には、色温度にも注目しましょう。色温度はケルビン(K)で表され、数値が低いほど暖色系、高いほど寒色系になります。寝室として使う場合は、リラックスできる3000K前後の暖色系がおすすめです。作業部屋としても使う場合は、集中力を高めるために5000K前後の昼白色も選択肢として良いでしょう。

火災報知機と照明器具の配置

火災報知機のすぐそばに照明器具を取り付けることが難しいとのことですが、いくつか解決策があります。

* 吊り下げ型LED照明: 最も現実的な選択肢です。様々なデザインのものが販売されており、インテリアに合わせたおしゃれなものを選ぶことができます。長さの調整が可能なものも多いので、火災報知機を避けて設置できます。
* 間接照明との組み合わせ: 天井埋め込み型が難しい場合は、壁掛け照明やフロアスタンドなどの間接照明を補助的に使用することで、部屋全体を明るくすることができます。メイン照明は吊り下げ型、補助照明は間接照明と組み合わせることで、より洗練された空間を演出できます。
* 小型シーリングライト: 火災報知機との距離が許容範囲であれば、コンパクトなシーリングライトも選択肢になります。

ランプシェードと明るさの関係

ランプシェードは、光の拡散や方向性を調整する役割があります。シェードの素材や形、大きさによって、明るさや雰囲気は大きく変わります。

* シェードの素材: 透け感のある素材は、柔らかく拡散された光を生み出します。一方、不透明な素材は、より直接的な光になります。
* シェードの形: 広がりのあるシェードは、光を広く拡散させ、部屋全体を明るく照らします。一方、細長いシェードは、光を集中させる傾向があります。
* シェードの大きさ: シェードが大きいほど、光をより広く拡散させることができます。

小さなランプシェードの照明だけで6畳の部屋全体を明るくするのは難しい場合が多いですが、メイン照明と組み合わせることで、十分に明るさを確保できます。例えば、メイン照明として吊り下げ型のLED照明を使用し、補助照明として、お気に入りのランプシェードの照明をベッドサイドなどに配置するのも良いでしょう。

インテリアとしての工夫

照明器具だけでなく、インテリア全体で明るさを調整する工夫も大切です。

デスクライトの活用

パソコン作業用のデスクには、デスクライトを併用しましょう。デスクライトは、作業面をピンポイントで明るく照らすことができるため、目の負担を軽減し、集中力を高める効果があります。また、デザイン性の高いデスクライトを選ぶことで、インテリアのアクセントにもなります。

間接照明の活用

間接照明は、壁や天井に光を反射させることで、柔らかく落ち着いた雰囲気を作り出します。フロアスタンドやテーブルランプ、壁掛け照明など、様々な種類がありますので、部屋の雰囲気に合わせて選んでみましょう。

ミラーの活用

鏡は光を反射させるため、部屋を明るく見せる効果があります。適切な場所に鏡を配置することで、照明の光を効果的に拡散させることができます。

壁の色

壁の色も明るさに影響します。明るい色の壁は光を反射しやすく、部屋を広く明るく見せます。一方、暗い色の壁は光を吸収するため、部屋を狭く暗く見せてしまいます。

カーテン

カーテンも光の量を調整する上で重要な要素です。昼間は明るい色のカーテン、夜は遮光カーテンを使用することで、明るさをコントロールできます。

専門家の視点

照明計画は、専門家である照明デザイナーに相談することも有効です。照明デザイナーは、部屋の構造や用途、インテリアスタイルなどを考慮し、最適な照明プランを提案してくれます。特に、複雑なレイアウトや特殊なニーズがある場合は、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。

まとめ

6畳の寝室兼作業部屋の照明選びは、明るさ、デザイン、火災報知機との兼ね合いなど、様々な要素を考慮する必要があります。本記事で紹介したポイントを参考に、最適な照明器具を選び、快適で素敵な空間を演出してください。

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