6畳の子供部屋に8畳~10畳用シーリングライトは大丈夫?明るさ・目に与える影響と選び方

照明について質問です。子供部屋が6畳なのですが、8畳~の蛍光灯シーリングライトをつけるのはやはりダメでしょうか?目に悪かったりしますでしょうか?お店で6畳~より8畳~の方がが安いので。店員によるとリモコンがあるので調節すれば大丈夫と言われたのですが、心配で質問して見ました。宜しくお願いします。

6畳の子供部屋に8畳~10畳用シーリングライトは適切?

6畳の子供部屋に8畳~10畳用のシーリングライトを取り付けることについて、ご心配されているんですね。結論から言うと、必ずしもダメではありませんが、注意が必要です。店員さんの言う通り、リモコンで明るさを調整できるタイプであれば、使い勝手によっては問題ない場合もあります。しかし、いくつか考慮すべき点があります。

明るさの問題:照度と均一性

シーリングライトのサイズは、部屋の広さに合わせて選ぶのが基本です。8畳~10畳用のライトは、6畳の部屋では明るすぎる可能性があります。明るすぎる環境は、目の負担になり、集中力の低下や睡眠障害につながる可能性があります。

照度とは、ある面積にどれだけの光が当たっているかを表す数値で、ルクス(lx)で表されます。一般的に、子供部屋の適切な照度は、学習スペースで500ルクス以上、その他のスペースで300ルクス以上と言われています。8畳~10畳用のライトは、6畳の部屋で使用すると、照度が高くなりすぎてしまう可能性があります。

また、光の均一性も重要です。大きすぎるライトだと、光が一部に集中し、影ができやすくなります。これは、目の疲れや視力への悪影響につながる可能性があります。

目に与える影響:光の強さと色温度

明るすぎるだけでなく、光の強さや色温度も目の健康に影響します。蛍光灯は、LEDと比べてちらつきやすい傾向があり、これが目の負担になることがあります。また、色温度が高すぎる(青白い光)と、目が刺激され、不眠の原因になる可能性があります。

リモコンの調整機能:万能ではありません

リモコンで明るさを調整できるから大丈夫、という店員さんの言葉は、必ずしも正しいとは限りません。リモコンで最低限の明るさに調整できても、それでも6畳の部屋には明るすぎる可能性があります。また、調光機能の性能によっては、ちらつきが大きくなる場合もあります。

6畳の子供部屋に最適なシーリングライト選び

では、6畳の子供部屋にはどのようなシーリングライトを選べば良いのでしょうか?

1. 適切なワット数と照度を確認する

まず、6畳用のシーリングライトを選びましょう。パッケージには、対応畳数とワット数が記載されています。照度を計算するツールもインターネット上にありますので、活用してみましょう。

2. 色温度に注目する

色温度はケルビン(K)で表され、数値が低いほど暖色系、高いほど寒色系になります。子供部屋には、3000K~4000K程度の昼白色がおすすめです。落ち着きがありながら、学習にも適した明るさを提供します。

3. LEDシーリングライトを選ぶ

LEDシーリングライトは、蛍光灯と比べて消費電力が少なく、長寿命で、ちらつきが少ないというメリットがあります。省エネ効果も期待できます。

4. 調光・調色機能付きを選ぶ

調光・調色機能付きのシーリングライトを選ぶことで、時間帯や用途に合わせて明るさや色温度を調整できます。これは、子供の成長に合わせて柔軟に対応できる点で非常に有効です。

5. デザインも重要

子供部屋のインテリアに合うデザインを選びましょう。子供も気に入るデザインを選ぶことで、部屋への愛着を高めることができます。

専門家の意見:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田先生に、6畳の子供部屋の照明選びについてアドバイスをいただきました。

「6畳の子供部屋に8畳~10畳用のシーリングライトは、明るすぎる可能性が高いです。お子さんの年齢や学習習慣、そして部屋のインテリア全体を考慮して、適切な明るさを確保することが大切です。明るすぎる環境は、集中力の低下や睡眠の質の低下につながる可能性があります。調光機能付きのLEDシーリングライトを選び、明るさを調整することで、お子さんの目への負担を軽減することができます。」

具体的な選び方と設置例

例えば、6畳の子供部屋に、調光・調色機能付きのLEDシーリングライト(6畳用、3000K~4000K)を設置し、学習時は明るめに、就寝前は暗めに調整することで、快適な空間を作ることができます。

まとめ:適切な照明で子供の健やかな成長をサポート

6畳の子供部屋に8畳~10畳用のシーリングライトを取り付けることは、必ずしもダメではありませんが、明るすぎる可能性があり、目の負担になる可能性があります。適切な明るさ、色温度、そして調光機能などを考慮して、お子さんの目と健康に配慮したシーリングライトを選びましょう。

  • 6畳用のシーリングライトを選ぶ
  • LEDシーリングライトを選ぶ
  • 色温度は3000K~4000K程度にする
  • 調光・調色機能付きを選ぶ
  • お子さんの年齢や好みに合ったデザインを選ぶ

これらの点を踏まえ、快適で健康的な子供部屋を実現してください。

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