6畳のダークリビングを広く見せる家具配置と配色術

このような壁の色(ほぼ黒に近い)で6畳ほどのリビングなんですが、家具はテレビ、ソファ、低めの机を置きたいと思っています。テレビ用のコンセントはエアコンの下の所です。この部屋の画像の右側(窓の横すぐ)には、横引きの戸があり、和室になってます。部屋が広く見える置き方を教えていただきたいです。ソファは横引きの戸の片方を封鎖して置くのか、エアコンに向き合う場所に置くのか、あと、家具の色は何色を使うのがいいでしょうか。必要であればラグなんかも敷きたいです。

6畳のダークリビングを明るく広く見せるためのレイアウトと配色

6畳のリビング、しかも壁の色が黒に近いとのことですので、圧迫感を感じやすい空間ですね。しかし、適切な家具配置と配色を選ぶことで、明るく広く、そしてスタイリッシュな空間に変身させることができます。今回は、あなたの具体的な状況を踏まえ、部屋を広く見せるためのレイアウトと、家具・ラグの配色についてご提案します。

1. 家具配置:空間を最大限に活用する配置プラン

6畳という限られた空間を最大限に活用するためには、家具の配置が非常に重要です。まず、以下の点を考慮しましょう。

  • 視覚的な広がりを作る:ソファやテーブルを壁にぴったり付けず、少しスペースを開けることで、部屋にゆとりが生まれます。特に、黒に近い壁の色は圧迫感を与えやすいので、壁と家具の間に少し空間を作ることで、視覚的な広がりを演出できます。
  • 動線の確保:家具を配置する際は、部屋の中を自由に動き回れるだけのスペースを確保しましょう。ソファの後ろやテーブルの周りに十分なスペースがないと、窮屈に感じてしまいます。
  • 窓際を有効活用:窓際にも家具を配置することで、自然光を最大限に取り込むことができます。ただし、窓の前に大きな家具を置くと、採光を妨げる可能性があるので注意が必要です。今回の場合、窓の横には和室への引き戸があるので、ソファを窓際に置くのは難しいかもしれません。後述しますが、ソファの位置はエアコンの位置も考慮する必要があります。
  • コンセントの位置:テレビのコンセントがエアコンの下にあるとのこと。この位置を考慮して、テレビボードとソファの位置を決めましょう。配線が目立たないように工夫することも重要です。
  • 和室との繋がり:和室との引き戸は、開閉することで空間の広がりを感じさせ、閉めることでプライベート空間を作ることができます。家具の配置は、この引き戸の開閉を妨げないように配慮しましょう。

具体的な配置案としては、以下の2パターンが考えられます。

パターンA:ソファをエアコンと対面

* ソファをエアコンと対面させ、テレビボードをエアコンの下に配置します。 * 低めのテーブルはソファの前に配置し、リラックスできる空間を作ります。 * 和室への引き戸は、必要に応じて開閉することで空間の広がりを調整します。

パターンB:ソファを窓側に配置(引き戸を考慮)

* ソファを窓際に配置し、引き戸を開けた際にリビングと和室が一体となるようなレイアウトにします。 * この場合、テレビボードはソファの側面や、和室側に配置する必要があるかもしれません。 * テレビの配線は、目立たないように工夫する必要があります。

2. 家具の色選び:黒壁に映える配色

黒に近い壁の色に対して、家具の色選びは非常に重要です。暗すぎる色を選ぶと、部屋全体が暗く、狭く感じてしまいます。そこで、以下の点を考慮して家具の色を選びましょう。

  • 明るい色を基調に:ソファやテーブルなどの主要な家具は、ベージュ、アイボリー、グレーなどの明るい色を選ぶことをおすすめします。これらの色は、黒の壁とのコントラストが美しく、部屋全体を明るく見せます。
  • アクセントカラーを効果的に:明るい色を基調とした上で、クッションやラグなどに、アクセントカラーとして青や緑などの鮮やかな色を取り入れるのも良いでしょう。ただし、アクセントカラーは全体の10%程度に留め、多用しすぎないように注意しましょう。
  • 素材感も重要:家具の素材も、部屋の印象を大きく左右します。例えば、木製の家具は温かみのある雰囲気を、金属製の家具はスタイリッシュな雰囲気を与えます。黒の壁には、木製の家具が特に良く合います。

3. ラグの活用:空間の統一感を高める

ラグを敷くことで、部屋全体に統一感を持たせることができます。ラグの色は、ソファやテーブルの色と調和するように選びましょう。例えば、ベージュのソファには、アイボリーやグレーのラグが合います。また、ラグの素材も重要です。例えば、ふわふわとした素材のラグは、リラックスした雰囲気を演出します。

4. 照明の工夫:明るさと雰囲気を演出

照明は、部屋の雰囲気を大きく左右します。黒に近い壁の色は、光を吸収しやすいので、十分な明るさを確保することが重要です。メイン照明に加えて、間接照明やフロアスタンドなどを活用することで、より明るく、そして温かみのある空間を作ることができます。

5. 専門家の意見:インテリアコーディネーターのアドバイス

このようなダークトーンの壁を持つ部屋は、プロのインテリアコーディネーターに相談してみるのも良いでしょう。彼らは、あなたの好みやライフスタイルを考慮した上で、最適な家具配置や配色プランを提案してくれます。多くのインテリアショップやデザイン会社が、無料相談を行っていますので、活用してみましょう。

まとめ:6畳のダークリビングを快適空間に

6畳のダークリビングを広く見せるためには、家具の配置、色選び、照明、そしてラグの活用が重要です。今回ご紹介したポイントを参考に、あなたにとって最適な空間を創造してください。 もし迷うことがあれば、プロのインテリアコーディネーターに相談してみるのも良いでしょう。

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