6畳と4.5畳の和室をフローリングリフォーム!建具代が高すぎる!DIYで安く済ませる方法は?

6畳と四畳半の畳の部屋をフローリングにリフォームするように業者に依頼したところフローリング代は納得できる値段だったのですがふすまを洋室に合う建具に見積もりしたらかなり高い値段の見積もりがでました。建具は高いとは聞いていたのですが・・・。建具は自分でホームセンターでコンパネなどを買ってきて作ることは可能なんでしょうか?それだけの値段をとるからには素人が作るのは無理なものなのでしょうか?作り方やこつなど教えて頂けると嬉しいのですが。

リフォームにおける建具の高額な見積もりとDIYの可能性

フローリングリフォームで、フローリング材自体の費用は納得できたのに、建具(襖や障子から洋室用のドアや枠への変更)の見積もりが予想以上に高額だった、というご相談ですね。確かに、建具はリフォーム費用の中で大きな割合を占めることが多く、プロに依頼すると高額になるのは事実です。しかし、ご自身でホームセンターなどで材料を購入し、DIYで建具を作ることは可能でしょうか?その費用対効果や難易度について詳しく見ていきましょう。

建具が高額になる理由

まず、建具が高額になる理由を理解することが重要です。プロの職人が行う建具の施工には、以下の要素が含まれています。

  • 正確な寸法測定と加工:既存の開口部の寸法を正確に測り、新しい建具がぴったりと収まるように加工する必要があります。ミリ単位のずれも、仕上がりに大きく影響します。
  • 高品質な材料の使用:耐久性や美しさ、機能性を考慮した高品質な木材や建具金物を使用します。安価な材料を使用すると、すぐに傷んだり、機能に問題が生じたりする可能性があります。
  • 熟練の技術と経験:建具の製作・取り付けには、高度な技術と経験が必要です。歪みなく美しく仕上げるには、長年の修行が必要となります。
  • 下地処理や調整:既存の開口部を調整したり、下地処理を行う必要がある場合もあります。これには、時間と手間がかかります。
  • アフターサービス:万が一、不具合が生じた場合の保証やアフターサービスも含まれています。

これらの要素が積み重なり、建具の費用が高額になるのです。素人がDIYで製作する場合、これらのコストの一部を削減できますが、必ずしも全てのコスト削減が可能とは限りません。

DIYで建具を作る際の難易度と注意点

6畳と4.5畳分の建具をDIYで製作することは、決して容易ではありません。特に、初めてDIYに挑戦する方にとっては、高い難易度と多くの課題が待ち受けています。

難易度と必要なスキル

  • 正確な寸法測定:ミリ単位の誤差も許されないため、正確な測定スキルが不可欠です。
  • 木材の加工技術:木材の切断、研磨、塗装など、基本的な木工技術が必要です。電動工具の安全な取り扱いも重要です。
  • 建具の組立て技術:枠組み、扉の取り付け、蝶番や取っ手の取り付けなど、建具の構造を理解し、正確に組立てる技術が必要です。
  • 塗装技術:美しい仕上がりを実現するためには、塗装技術も重要です。下地処理から仕上げまで、適切な手順と技術が必要です。
  • 問題解決能力:製作中に予期せぬ問題が発生した場合、適切な解決策を見つける能力が必要です。

これらのスキルを全て習得するには、相当な時間と努力が必要です。

DIYで建具を作る際の費用と時間

DIYで建具を作る場合、材料費はプロに依頼するよりも安く抑えられますが、時間と労力は大幅に増加します。週末を利用して製作する場合、数ヶ月かかる可能性もあります。また、失敗した場合の修正費用や材料の追加費用も考慮する必要があります。

安全面への配慮

電動工具を使用する際には、安全に十分配慮する必要があります。安全ゴーグル、マスク、手袋などを着用し、工具の取扱説明書をよく読んでから作業を行いましょう。

DIYで建具を作る場合のステップ

DIYに挑戦する場合は、以下のステップを踏むことをおすすめします。

  1. 設計図の作成:寸法を正確に測り、詳細な設計図を作成します。既存の建具を参考にすると良いでしょう。
  2. 材料の購入:ホームセンターなどで必要な木材、金物、塗料などを購入します。事前に必要な数量を正確に計算しましょう。
  3. 木材の加工:設計図に基づいて、木材を切断、研磨します。電動工具を使用する場合は、安全に十分注意しましょう。
  4. 建具の組立て:設計図に従って、建具を組み立てます。正確な寸法と組み付けが重要です。
  5. 塗装:下地処理を行い、塗装します。美しい仕上がりを心掛けましょう。
  6. 取り付け:完成した建具を取り付けます。水平器などを使って、正確に設置しましょう。

専門家への相談も検討しよう

DIYに自信がない、時間がない、あるいは複雑なデザインの建具を製作したい場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。プロの技術と経験を活かすことで、高品質で美しい建具を手に入れることができます。

まとめ

建具のDIYは、費用を抑えられる可能性がありますが、難易度が高く、時間と労力がかかります。自分のスキルと時間、そしてリスクを十分に考慮し、DIYかプロへの依頼かを判断することが重要です。もしDIYに挑戦する場合は、安全に十分注意し、計画的に作業を進めましょう。

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