6歳マルチーズのトイレ問題解決!寝室での排尿を改善する具体的な方法

最近6歳になるマルチーズのトイレに困っています。いままではトイレシートでおしっこをしていましたが一緒に寝ているベッドの布団でおしっこをします。匂いが染み付いているかと新しい布団を買い換えましたし、犬の嫌いな匂いのスプレーやらファブリーズを使いましたが効き目がありません。トイレシートでもおしっこをします。基本自分の寝床ではしないはずですし、寝る前はベランダに出しておしっこをさせています。夜の散歩もしています。本当に困っています。いいアドバイスをお願いします。朝方現場を見て叱りましたが威嚇してうーと唸りました。補足 寝室の部屋にトイレシートは置いてあり、いままでは、夜中勝手に起きておしっこをしていましたが、最近はトイレシートが汚れていなくて、布団、もしくは、布団の中のシーツで排尿しています。

マルチーズのトイレ問題:原因を探る

6歳という年齢を考えると、単なるいたずらや学習不足ではなく、健康面や環境の変化による可能性も考えられます。布団でおしっこをするようになった原因を特定するために、以下の点をチェックしてみましょう。

1. 健康面をチェック

* 膀胱炎や尿路感染症:高齢犬は膀胱炎や尿路感染症にかかりやすくなります。頻尿や排尿痛、血尿などの症状があれば、すぐに動物病院を受診しましょう。
* 認知症:高齢犬では認知症による排泄コントロールの困難も考えられます。夜間の徘徊やトイレ以外での排尿が増えるなど、認知症の兆候が見られる場合は、獣医師に相談し、適切なケアを検討しましょう。
* 糖尿病や腎臓病:糖尿病や腎臓病も多尿の原因となります。これらの病気の症状が見られる場合は、動物病院で検査を受けることが重要です。
* その他:関節炎などによる身体的な不調で、トイレまで行くのが困難になっている可能性も考えられます。

2. 環境面をチェック

* トイレシートの位置:寝室にトイレシートは置いてあるとのことですが、犬にとってアクセスしやすい位置に設置されていますか?寝床から離れすぎている、視界に入りにくい場所にあるなど、犬がトイレシートを見つけにくい可能性があります。
* トイレシートの種類:犬が嫌がる素材や匂いのトイレシートを使用している可能性はありませんか?様々な種類のトイレシートを試して、犬の好みに合ったものを探してみましょう。
* 清潔さ:トイレシートは常に清潔に保たれていますか?汚れたまま放置すると、犬は別の場所で排泄しようとする可能性があります。こまめな交換と、周辺の清掃を徹底しましょう。
* ストレス:環境の変化(引っ越し、家族構成の変化など)、新しいペットの導入、大きな音など、犬にストレスがかかっている可能性も考えられます。ストレスは排泄行動に影響を与えることがあります。

3. 現在のケアを見直す

* 夜の散歩:夜の散歩は十分ですか?散歩の時間が短すぎたり、排泄が不十分な場合、夜間に排尿する可能性があります。散歩時間を長くしたり、回数を増やすことを検討しましょう。
* 寝る前の排泄:寝る前にベランダで排泄させているとのことですが、十分な時間をかけて、犬がしっかり排泄できるよう促していますか?
* 叱責:朝方叱責しているとのことですが、犬は叱責を理解できない可能性があります。むしろ、恐怖心や不安感を抱かせ、問題行動を悪化させる可能性があります。叱責ではなく、褒めて育てる方法を検討しましょう。

具体的な解決策

上記の点をチェックし、原因を特定したら、以下の具体的な対策を講じましょう。

1. 獣医への相談

まずは動物病院を受診し、健康面の問題がないかを確認することが重要です。必要であれば、血液検査や尿検査などを行い、病気を早期発見・治療しましょう。

2. トイレトレーニングの見直し

* トイレシートの位置変更:寝床の近くに、犬にとってアクセスしやすい場所にトイレシートを設置しましょう。
* トイレシートの種類変更:様々な種類のトイレシートを試して、犬の好みに合ったものを見つけましょう。吸収性の良いシートや、犬が好む香り付きのシートなども試してみましょう。
* トイレトレーニングの徹底:成功したら必ず褒めて、ご褒美を与えましょう。
* トイレの場所を固定する:トイレシートの場所を固定し、犬に覚えさせることが重要です。

3. 環境改善

* ストレス軽減:犬がストレスを感じているようであれば、原因を取り除く努力をしましょう。
* 寝室の環境:寝室を落ち着ける空間にするために、アロマディフューザーでリラックス効果のある香りを焚いたり、犬が落ち着けるベッドを用意するのも効果的です。
* 清潔な環境:寝室を常に清潔に保ち、犬が安心して過ごせるようにしましょう。

4. 褒めるトレーニング

叱るよりも褒めることで、犬は良い行動を学習します。トイレシートで排泄したら、すぐに褒めてご褒美を与えましょう。

5. 認知症への対応

認知症が疑われる場合は、獣医師の指示に従い、適切なケアを行いましょう。

専門家の意見

動物行動学の専門家によると、「犬が布団でおしっこをするのは、必ずしも反抗やいたずらとは限りません。健康問題、環境問題、あるいは認知機能の低下などが原因である可能性が高いです。まずは動物病院で健康診断を受け、問題がないことを確認することが大切です。その後、環境改善やトレーニングによって、問題行動を改善していく必要があります。」とのことです。

まとめ

マルチーズのトイレ問題解決には、健康面、環境面、そしてトレーニングの3つの側面からのアプローチが重要です。焦らず、一つずつ丁寧に原因を探り、適切な対策を講じることで、必ず解決できるはずです。 犬との信頼関係を築き、安心して過ごせる環境を整えてあげることが、解決への近道です。

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