6帖の浴室は広すぎる?バリアフリーと快適性の両立を考える

6帖の浴室ってどうでしょう? 体が動かなくなったとき、 おおきな車いすでも楽々入れるくらいの広さでバリアフリーです。 湯船も大きなジャグジー付です。 ジャグジーはメンテナンスにお金がかかるのででしょうか? また、湯船が大きいと 通常のお風呂よりお湯をたくさん入れなければいけないと思うので、 不経済だと思いますか? 掃除が大変かもしれません。 私はお風呂が大好きで、 銭湯に行ったら4時間くらいは出たり入っています。 今家を検討しているのですが、 夫に言わせると、 それなら今まで通り銭湯に毎日行っていたほうが安いんじゃないか? と言います。 たしかに6帖もあれば、 もう1部屋作れそうです。 今まで転勤族だったのですが、 今までの経験上、 必要以上に部屋が広かったり、 部屋数があると、 収集癖のある夫の荷物が増えるので、 極力無駄のない部屋と広さにとどめています。 でも、やはり浴室6帖は異常でしょうか? いい物件があるのですが、 それが原因かなかなか買い手がつかないようです。 いろいろなご意見お待ちしております。補足脱衣室(洗面台とタオル収納のクローゼット、洗濯機置き場) は別です。 浴室だけで6帖なのです。 浴槽が丸くて大きいんです。 そして洗い場のスペースも広いです。

6帖浴室のメリット・デメリット:広さ、バリアフリー、コスト、掃除

6帖という広さの浴室は、確かに一般的なサイズよりもかなり広いです。 しかし、ご質問にあるように、バリアフリー設計で車椅子での利用を考慮し、さらに大きなジャグジー付きという点を考慮すると、必ずしも「異常」とは言えません。メリットとデメリットを整理して考えてみましょう。

メリット:

* **バリアフリー設計による快適性:** 高齢になった際や、現在すでに体の不自由な方がいる場合、車椅子での移動が容易な広さは大きなメリットです。転倒リスクの軽減にも繋がります。将来を見据えた設計と言えるでしょう。
* **ゆったりとした入浴空間:** お風呂好きの方にとって、広々とした空間は至福のひとときを提供します。 銭湯で長時間過ごすのがお好きとのことですので、自宅で同様の快適さを実現できる点は大きな魅力です。
* **ジャグジーによるリラクゼーション:** ジャグジーは、疲労回復やリラックス効果が期待できます。毎日のお風呂を特別な時間に変えてくれるでしょう。
* **掃除のしやすさ(広さによるメリット):** 広々とした空間は、掃除がしやすくなる可能性もあります。ただし、浴槽の形状や素材によっては、掃除のしやすさが変わるため、後述するデメリットも考慮する必要があります。

デメリット:

* **コスト:** 確かに、6帖の浴室は建築コストが高くなります。 また、ジャグジーは初期費用だけでなく、ランニングコスト(電気代、メンテナンス費用、故障時の修理費用など)も高くなる傾向があります。
* **消費電力と水道料金:** 大きな浴槽は、お湯をはるのに多くの時間とエネルギー、そして水が必要になります。水道料金と光熱費の上昇は避けられません。
* **掃除の手間:** 広さゆえに掃除範囲が広がり、掃除に時間がかかる可能性があります。浴槽の形状(丸型とのこと)によっては、隅々まで掃除しにくい部分も出てきます。
* **売却時の難易度:** 一般的な住宅市場では、6帖の浴室は需要が少ない可能性があります。 そのため、売却する際に価格が低くなる可能性や、売却期間が長くなる可能性も考慮する必要があります。

夫の意見と現実的な解決策

ご主人の「銭湯に行った方が安い」という意見も、コスト面を考えると無視できません。 しかし、単にコストだけで判断するのではなく、以下の点を考慮する必要があります。

* **時間と移動コスト:** 毎日銭湯に通うには、時間と交通費がかかります。 特に高齢になった場合、移動の負担は大きくなります。
* **プライバシーと快適性:** 自宅のお風呂なら、好きな時間に好きなだけ入浴できます。 銭湯では、混雑やプライバシーの問題も考慮する必要があります。
* **健康面:** 自宅でゆっくりと入浴することで、心身のリラックスや健康増進に繋がる可能性があります。

6帖浴室の価値と代替案

6帖の浴室は、確かに贅沢な空間ですが、バリアフリー設計とジャグジーを考慮すると、必ずしも無駄とは言えません。 しかし、コスト面が気になるのであれば、以下の代替案を検討してみましょう。

* **ジャグジー機能の見直し:** ジャグジー機能を省く、またはより省エネ型のジャグジーを採用する。
* **浴槽のサイズの見直し:** 6帖の浴室を維持しつつ、浴槽のサイズを小さくする。
* **素材の選択:** 掃除がしやすい素材(例えば、人工大理石など)を選択する。
* **省エネ設備の導入:** 節水シャワーヘッド、エコキュートなどの導入で光熱費を抑える。

専門家の意見:建築士の視点

建築士の視点から見ると、6帖の浴室は、バリアフリー設計と将来的な生活を考慮した上で、決して無駄な空間とは言えません。 しかし、コストや売却時のことを考えると、設計段階で慎重な検討が必要になります。 例えば、浴室の広さを維持しつつ、他の部屋の広さを調整することで、全体のバランスを取ることができるかもしれません。 また、素材や設備の選択によって、コストを抑えることも可能です。

まとめ:あなたにとって最適な選択を

6帖の浴室は、確かに広すぎるように感じるかもしれません。しかし、ご自身のライフスタイル、将来的な生活、そしてバリアフリーの必要性を考慮すると、決して悪い選択とは言えません。 コスト面や売却時のことを考慮しつつ、ご自身にとって最適な選択をしてください。 今回ご紹介したメリット・デメリット、代替案などを参考に、ご主人とよく話し合って、納得のいく結論を出しましょう。 必要であれば、建築士や不動産業者に相談してみるのも良いでしょう。

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