6畳ダイニングの照明問題!ルイスポールセンPH4/3をもっと明るく使う方法

ダイニングの照明が暗い。今はルイスポールセンのPH4/3(100W白熱灯)をつけています。テーブルからの高さは当初70cmで見た目の高さやバランスはとても良かったのですが、どうしても暗さが気になったので今は90cmに上げました。少し明るさが広がったもののやはりまだ暗く、見た目の高さも高すぎるように思えてしっくりきません。ダイニングの広さは約6畳、隣接する対面カウンターキッチン(吊戸棚無し)は6畳弱で蛍光灯のダウンライト×2、シンク(作業台)上には白熱灯のダウンライト×2があります。それらを全てつけるとそれなりに明るいのですが、夕食後、私自身はリビングよりダイニングでパソコンを使ったりして過ごすことが多いので、キッチンを消灯するとPHランプの暗さが気になります。もう少し明るくするためにはどうすれば良いでしょうか?照明を変えるしかないでしょうか?PHランプの電球をパルックボールに変えたら明るくなるのでしょうか?使わないのにキッチンの照明をつけたままというのは、できればしたくないです。ダイニングにもダウンライトをつければよかった~と今更後悔。。

ルイスポールセンPH4/3の明るさ問題:原因と解決策

ルイスポールセンのPH4/3は、美しいデザインと柔らかな光で人気の照明ですが、明るさに関しては、設置場所や電球の種類によって調整が必要です。現状、6畳のダイニングで暗いと感じているとのことですので、いくつかの解決策を検討してみましょう。 ご質問にあるように、PH4/3の電球をパルックボールに変えること、照明器具自体を変えること、そして、追加照明の導入など、いくつかの選択肢があります。

1. 電球の交換:明るさをアップグレード

まず、最も手軽な解決策として、電球の交換を検討しましょう。100W白熱電球から、より明るいLED電球やハロゲン電球への交換が効果的です。

  • LED電球:白熱電球と比較して消費電力が少なく、長寿命で環境にも優しいです。明るさもバリエーション豊富なので、ダイニングの広さや明るさの好みによって適切なワット数を選びましょう。例えば、100W白熱電球相当の明るさを持つLED電球は、消費電力が約14W程度です。明るさを重視するなら、それ以上のワット数のLED電球を選択するのも良いでしょう。
  • ハロゲン電球:白熱電球よりも明るく、色温度も調整しやすいのが特徴です。ただし、消費電力はLED電球よりも高く、寿命も短めです。白熱電球と比較して、明るさは同ワット数でもハロゲン電球の方が明るいです。

注意:PH4/3は、電球の形状に制限がある場合があります。購入前に、対応する電球の種類とワット数を確認しましょう。また、LED電球を選ぶ際には、演色性(Ra)が高いものを選ぶと、より自然な光で食事を楽しめます。Ra90以上がおすすめです。

2. 照明器具の変更:デザインと明るさを両立

電球交換だけでは明るさが足りない場合は、照明器具自体を変えることも検討しましょう。PH4/3はデザイン性の高い照明ですが、6畳のダイニングにはやや光量が不足している可能性があります。

  • ペンダントライト:PH4/3と同じくペンダントライトを選ぶ場合、シェードのサイズが大きく、光が広がるデザインのものを選びましょう。複数個設置することも明るさを確保する有効な手段です。例えば、同じルイスポールセンの他のペンダントライトシリーズや、より光量の多いペンダントライトを検討してみましょう。
  • シーリングライト:天井全体を明るく照らすシーリングライトは、ダイニング全体を明るくしたい場合に適しています。デザインも豊富なので、インテリアに合わせたものを選べます。LEDシーリングライトは、省エネで明るさも調整できるものが多くあります。
  • ダウンライト:既にキッチンにダウンライトがあることから、ダイニングにもダウンライトを追加設置することを検討しても良いでしょう。ただし、天井の構造や配線工事が必要になる可能性があります。

照明器具を選ぶ際には、照度(ルクス)を確認しましょう。一般的に、ダイニングテーブルの上は300ルクス以上が推奨されています。

3. 追加照明の導入:補助光で快適な空間を

メイン照明だけでは足りない場合は、補助照明を導入することで、明るさを補うことができます。

  • テーブルランプ:ダイニングテーブルに置くテーブルランプは、読書やパソコン作業に最適です。暖色系の光でリラックスできる雰囲気を演出することもできます。
  • 間接照明:壁や床に光を当てる間接照明は、柔らかな光で空間を優しく照らし、リラックス効果も期待できます。落ち着いた雰囲気を演出したい場合に最適です。

4. キッチン照明の活用:効率的な光の使い方

キッチン照明を消灯せずに併用することで、ダイニングの明るさを確保できます。しかし、キッチン全体を明るくする必要はありません。シンク上や作業台付近だけを明るくすれば十分な場合もあります。

  • 調光機能付き照明:キッチン照明に調光機能があれば、明るさを調整することで、ダイニングに適した明るさを確保できます。必要に応じて明るさを調整することで、無駄な電力消費を抑えることも可能です。
  • スポットライト:キッチンにスポットライトを設置し、必要な場所だけを明るく照らすのも有効です。ダイニングに光が回り込むように配置することで、ダイニングの明るさを補助できます。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から、いくつかアドバイスをさせていただきます。 まず、ルイスポールセンのPH4/3は、美しいデザインですが、直接的な光が少なく、広範囲を明るく照らすには向いていません。6畳のダイニングを明るくするには、補助照明が必要になるケースが多いです。 また、照明器具を選ぶ際には、空間全体のバランスも考慮しましょう。PH4/3のデザインに合う、シンプルでスタイリッシュな照明器具を選ぶことが重要です。 例えば、同じ北欧デザインの照明器具を選ぶことで、統一感のある空間を演出できます。 そして、色温度も重要な要素です。暖色系の光はリラックス効果があり、寒色系の光は集中力を高める効果があります。ダイニングでは、食事を美味しく感じられる暖色系の光(2700K~3000K)がおすすめです。

まとめ:明るさとデザインの両立を目指して

6畳のダイニングを明るくするには、電球の交換、照明器具の変更、追加照明の導入、そしてキッチン照明の活用など、様々な方法があります。ご自身のライフスタイルやインテリアのスタイルに合わせて、最適な方法を選択しましょう。 今回ご紹介した方法を参考に、明るさとデザイン性を両立させた、快適なダイニング空間を実現してください。

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