6畳の畳部屋のリノベーション:電気カーペット使用による畳の傷みと対策

畳の部屋の敷物について質問です。6畳の畳の部屋があります。(持ち家では無く、アパートです。)長年3畳用電気カーペットを畳の上に敷いて利用してましたが、敷いてた部分の畳が焼けたような跡や、シミなどで汚くなってしまいました。全体的に畳も傷んでます。今回敷いていた、電気カーペットや、ラグなど全部処分しました。そこで質問なのですが、畳の上にフローリングラグや、コルクマット、ジョイントマットを敷いてから、電気カーペットを敷こうかなと考えるのですがやはり、畳とフローリングラグの間にダニや害虫カビ等が、発生するのかなとも不安です。今考えてるのは、畳→コルクマットorジョイントマット→電気カーペット→ラグと思ってます。1番は畳を貼り変えたりするのがいいと思うのですが中々予算が無いので、これから冬になるので何かいい方法あれば教えて下さい。よろしくお願い致します。

畳の傷みと防虫・防カビ対策:現状と課題

長年電気カーペットを使用されていたことで、畳の変色や傷みが生じているとのこと。これは、電気カーペットの熱や湿気によって畳がダメージを受けた可能性が高いです。また、畳の下にダニやカビが発生する可能性も懸念されています。予算の都合上、畳の張り替えは難しいとのことですが、快適で清潔な空間を保つための対策が必要です。

畳の上への敷物:最適な組み合わせと注意点

畳の上にフローリングラグ、コルクマット、ジョイントマットを敷き、その上に電気カーペットとラグを敷くというご計画ですが、この組み合わせにはいくつかの注意点があります。

素材の選び方と重ね方による影響

* 通気性:畳は湿気を吸いやすい素材です。フローリングラグやジョイントマットなど、通気性の低い素材を重ねると、湿気がこもりやすく、カビやダニの繁殖を招く可能性があります。コルクマットは比較的通気性が高いので、他の素材と比較して有利です。
* 断熱性:コルクマットやジョイントマットは断熱性が高いので、電気カーペットの効率を高め、暖房効果を高めることができます。しかし、重ねすぎると、逆に熱がこもりすぎて畳を傷める可能性もあります。
* 防ダニ・防カビ対策:ダニやカビ対策として、防ダニ・防カビ加工が施された素材を選ぶことが重要です。特に、コルクマットやジョイントマットを選ぶ際には、この点をチェックしましょう。
* 厚さ:重ねる素材の厚さにも注意が必要です。厚すぎると、段差が生じたり、電気カーペットの熱が均一に伝わらない可能性があります。

おすすめの組み合わせと手順

予算を抑えつつ、効果的な対策を行うためには、以下の組み合わせと手順がおすすめです。

1. 畳の掃除と乾燥:まず、畳の表面を丁寧に掃除機で掃除し、湿気を飛ばすために、天気の良い日に窓を開けて十分に換気します。
2. 防ダニ・防カビシートの敷設:畳の上に、防ダニ・防カビ加工が施されたシートを敷きます。これは、ダニやカビの発生を防ぐための第一歩です。
3. コルクマットの敷設:通気性と断熱性に優れたコルクマットを敷きます。厚さは、5mm~10mm程度がおすすめです。厚すぎると、段差や熱のこもりによる畳へのダメージにつながります。
4. 電気カーペットの敷設:コルクマットの上に電気カーペットを敷きます。電気カーペットのサイズが畳のサイズに合っていない場合は、畳全体を覆うように敷く必要はありません。使用しない部分の畳への負担を減らすため、電気カーペットのサイズに合わせた敷設がおすすめです。
5. ラグの敷設:最後に、お好みのラグを敷きます。ラグを選ぶ際には、通気性の良い素材を選ぶことをおすすめします。

専門家のアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から、いくつかアドバイスをさせていただきます。

* 定期的な清掃:畳や敷物の定期的な清掃は、ダニやカビの発生を防ぐ上で非常に重要です。掃除機だけでなく、湿らせた布で拭いたり、専門のクリーニング業者に依頼するのも良いでしょう。
* 湿気対策:湿気はダニやカビの温床となります。除湿機を使用したり、換気をこまめに行うなど、湿気対策を徹底しましょう。
* 空気の循環:畳の下に空気の通り道を作ることで、湿気やカビの発生を抑えることができます。コルクマットを使用する際に、通気性を考慮した素材を選ぶことが重要です。
* 素材の選択:天然素材のラグやマットは、化学物質を含まないため、健康面でも安心です。ただし、お手入れのしやすさなども考慮して選びましょう。

まとめ:快適で清潔な畳部屋を実現するための具体的なステップ

6畳の畳部屋を快適で清潔に保つためには、適切な敷物選びと、定期的な清掃、湿気対策が不可欠です。予算を抑えつつ、効果的な対策を行うためには、防ダニ・防カビシート、通気性の良いコルクマット、そして、適切な電気カーペットとラグの組み合わせがおすすめです。専門家のアドバイスを参考に、快適な空間を長く保ちましょう。

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