6畳、7畳、8畳の部屋の広さ、気になりますよね!マンションや戸建てによって、間取りや寸法は様々です。今回は、一般的な6畳、7畳、8畳の部屋の縦横の目安サイズと、それぞれの広さでの家具配置のポイントについて解説します。理想のインテリアを実現するための参考として、ぜひ最後まで読んでみてください。
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畳の寸法と部屋の広さ
まず、畳の寸法から見ていきましょう。畳には様々な種類がありますが、一般的に使われているのは、約90cm×180cmの「京間」と、約85cm×170cmの「中京間」です。これら以外にも、地方によって異なる寸法の畳が存在します。そのため、同じ畳数でも、部屋の広さは微妙に異なってきます。
今回は、一般的な京間の畳を基準に、6畳、7畳、8畳の部屋のサイズを概算で説明します。あくまで目安として捉えてください。
6畳、7畳、8畳の部屋のサイズ目安
6畳
6畳の部屋は、京間の場合、約270cm×360cm(縦×横)が目安です。これは、90cm×180cmの畳が6枚敷き詰められた状態を想定しています。しかし、実際には壁の厚さや柱、押入れなどの影響で、このサイズよりも少し狭くなる場合が多いです。そのため、家具を配置する際には、実測値を確認することが重要です。
7畳
7畳の部屋は、京間の場合、様々な形状が考えられますが、例えば約270cm×450cm(縦×横)や約360cm×270cm(縦×横)といった長方形の部屋が一般的です。これも、壁の厚さや間取りによって変動しますので、実測値を確認しましょう。
8畳
8畳の部屋は、京間の場合、約360cm×360cm(縦×横)の正方形に近い形が多いです。ただし、これも間取りによって異なるため、必ず実測値を確認しましょう。
それぞれの部屋サイズに合わせた家具配置のポイント
部屋のサイズがわかったところで、それぞれの広さに合わせた家具配置のポイントを見ていきましょう。家具のサイズを事前に確認し、配置シミュレーションを行うことで、より快適な空間を作ることができます。
6畳の部屋:コンパクトで機能的な配置を
6畳は比較的狭い空間なので、コンパクトで機能的な家具を選ぶことが重要です。ソファやベッドは、省スペースタイプを選ぶと良いでしょう。また、収納は壁面収納などを活用して、床面積を有効に活用しましょう。さらに、家具の高さを揃えることで、空間が広く見える効果があります。
- ソファ:コンパクトな2人掛けソファや、一人掛けソファとオットマンの組み合わせ
- ベッド:シングルベッドや、壁付けできる折りたたみベッド
- 収納:壁面収納、ベッド下収納、チェストなどを活用
7畳の部屋:多様なレイアウトに対応可能
7畳は、6畳よりもゆとりがあるので、様々なレイアウトを試すことができます。ソファやベッドのサイズも、6畳よりも大きめのものを選ぶことができます。ダイニングテーブルと椅子を置くスペースも確保できます。ただし、家具が多すぎると圧迫感を感じるので、バランスの良い配置を心がけましょう。
- ソファ:3人掛けソファや、コーナーソファ
- ベッド:ダブルベッド
- ダイニングテーブル:コンパクトなサイズを選ぶ
8畳の部屋:ゆとりある空間を実現
8畳は、比較的広い空間なので、ゆとりあるレイアウトが可能です。ソファやベッド、ダイニングテーブルなどを配置しても、まだ余裕があります。大きな家具も配置できますが、配置場所を工夫することで、より広く感じさせることができます。例えば、家具を壁際に寄せることで、中央に広い空間を作ることができます。また、ラグなどを活用して、空間をゾーニングするのも効果的です。
- ソファ:大型のソファや、L字型のソファ
- ベッド:クイーンサイズベッド
- ダイニングテーブル:4人掛け以上のテーブル
専門家からのアドバイス:インテリアコーディネーターの視点
インテリアコーディネーターの視点から、さらに具体的なアドバイスをしましょう。部屋の広さだけでなく、窓の位置やドアの位置、採光なども考慮して家具を配置することが重要です。例えば、窓際に大きな家具を置くと、光を遮ってしまい、部屋が暗く感じてしまいます。また、ドアの開閉スペースも確保する必要があります。
家具を選ぶ際には、素材や色にも注目しましょう。明るい色の家具は、部屋を広く見せる効果があります。また、素材の質感も、空間の雰囲気に大きく影響します。例えば、木製の家具は温かみのある空間を作り出し、金属製の家具はモダンな空間を作り出します。これらの要素を考慮することで、より快適で素敵な空間を作ることができます。
まとめ:実測とシミュレーションで理想の空間を
6畳、7畳、8畳の部屋のサイズ目安と、それぞれの広さでの家具配置のポイントについて解説しました。ただし、これらのサイズはあくまでも目安です。実際に家具を配置する際には、必ず実測値を確認し、配置シミュレーションを行うことをおすすめします。様々な家具配置を試して、自分にとって最適な空間を見つけてください。 「いろのくに」では、様々な色のインテリア商品を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。