5Lボトルアクアで失敗…原因と成功への道

☆ボトルアクアについての質問です。つい最近、5Lの梅酒瓶でボトルアクアに挑戦してみました。。が、上手くいきませんでした。底砂:100均の赤玉土 (軽く洗いました) 水草:ミクロソリウム・アナカリス・流木にウィロ-モス巻き付け。アカヒレを5匹。ボトルアクアなので水草の光合成が大切!!ですが私の部屋は東側に窓があり 太陽が登りかけの朝 10時頃までしか陽があたりませんので夜 6時~9時まで スタンドのライトを照らしてました。アナカリスは横から芽がでて あっ、と言うまに伸びているので成功してるのかと思いますが アカヒレが白点病になり全滅してしまいました。どうしたら上手くいきますか?照明は最低でも6時間~8時間は必要と聞きましたが、ぶっとうしでしょうか?1日合計してではダメですか?できるだけライトをつけっぱなしはしたくなぃです。ボトルが置いていたのはテレビの横だったのも いけなかったのかも。。補足アカヒレを投入する時はちゃんと水合わせをしました。 真夏のような日が続き(水温 26゚c) 雨になり(18゚c) になったので水温の差があったから??

ボトルアクア失敗の原因分析:白点病と環境

5Lのボトルアクアに挑戦されたとのこと、残念でしたね。赤玉土、ミクロソリウム、アナカリス、ウィローモス、アカヒレという構成はボトルアクアとしては一般的なものです。しかし、アカヒレの全滅という結果から、いくつかの問題点が考えられます。

1. 照明時間と光量不足

照明時間は6~8時間が理想とされていますが、これは連続点灯を意味します。質問者様は夜6時~9時(3時間)の点灯でした。これは明らかに不足しています。また、光量も重要です。水槽用LEDライトを使用しているか、そうでないか、また、ライトの明るさ(W数)も影響します。100均のライトでは光量が不足している可能性が高いです。

2. 水温変化と白点病

水温が26℃から18℃に変化したことは、アカヒレにとって大きなストレスとなり、白点病の発症を招いた可能性が高いです。白点病は、魚が弱っている時に発症しやすい病気です。水温の急激な変化は避け、安定した水温を保つことが重要です。

3. テレビの横という設置場所

テレビの横は、熱や振動の影響を受けやすい場所です。これらの要因も、アカヒレのストレスとなり、白点病の発症に繋がった可能性があります。

4. 底砂の洗浄不足

100均の赤玉土を軽く洗ったとのことですが、十分な洗浄が行われていなかった可能性があります。赤玉土には、魚に有害な物質が含まれている場合があり、これらが原因でアカヒレが弱り、白点病を発症した可能性も否定できません。

ボトルアクア成功のための具体的な対策

上記の点を踏まえ、ボトルアクアを成功させるための具体的な対策を提案します。

1. 適切な照明環境の確保

* 水槽用LEDライトを使用する:100均のライトではなく、水槽用のLEDライトを使用しましょう。明るさ(W数)は、ボトルの大きさや水草の種類、数に合わせて選びます。5Lのボトルであれば、1~3W程度のものが適切でしょう。
* 連続点灯を心がける:可能な限り、6~8時間連続点灯を心がけましょう。朝と夜の数時間ずつ点灯するよりも、連続点灯の方が水草の光合成に効果的です。タイマー付きのライトを使用すると便利です。
* 光量と光質:植物育成に適したフルスペクトルLEDがおすすめです。赤と青の波長の光が植物の成長を促進します。

2. 水温管理

* 水温計を設置する:水温を常にチェックするために、水温計を設置しましょう。
* 水温変化を緩やかにする:急激な水温変化は避け、徐々に水温を調整しましょう。エアコンや扇風機などで室温を調整すると効果的です。
* 直射日光を避ける:直射日光が当たる場所では、水温が急激に上昇することがあります。直射日光の当たらない場所に設置しましょう。

3. 設置場所の選定

* 安定した場所を選ぶ:振動や熱の影響を受けにくい、安定した場所に設置しましょう。テレビの横は避けた方が無難です。
* 通気性の良い場所を選ぶ:ボトルアクアは、水質の悪化に注意が必要です。通気性の良い場所に設置し、定期的な換気を行いましょう。

4. 底砂の徹底洗浄

* 複数回洗浄する:赤玉土は、複数回丁寧に洗浄しましょう。流水で数時間、もしくは一晩浸け置きして汚れを落とします。
* アク抜きを行う:洗浄後、数日間水に浸けてアク抜きを行いましょう。

5. 水質管理

* 定期的な水換え:水質の悪化を防ぐために、定期的に水換えを行いましょう。5Lのボトルであれば、週に1回、1/3程度の水換えが目安です。
* フィルターの使用:小さなフィルターを設置すると、水質維持に役立ちます。
* テストキットの使用:水質をチェックするために、水質テストキットを使用しましょう。アンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩などの値を測定することで、水質の状態を把握できます。

6. アカヒレの飼育

* 適切な匹数:5Lのボトルでは、アカヒレは2~3匹が適切です。過密状態は、水質悪化や病気の発症につながります。
* 水合わせを徹底する:アカヒレを投入する際には、必ず水合わせを行いましょう。急激な水質変化は、アカヒレに大きなストレスを与えます。

専門家の視点:失敗から学ぶ

経験豊富なアクアリストの視点から見ると、今回の失敗は、複数の要因が重なった結果であると考えられます。特に、照明時間と水温管理の不備が大きな問題だったと言えるでしょう。ボトルアクアは、小さな空間で生態系を維持する繊細な作業です。環境をしっかりと管理し、魚の健康状態を常にチェックすることが重要です。

まとめ:再チャレンジに向けて

ボトルアクアは、手軽に始められる反面、適切な管理が必要です。今回の失敗を教訓に、適切な照明、水温管理、設置場所、底砂の洗浄、水質管理を徹底することで、必ず成功させることができます。諦めずに、再チャレンジしてみてください!

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)