5.9畳の北向き部屋を明るく照らす!最適なシーリングライト選びと電球色の効果

シーリング(照明)に詳しい方!5.9畳の部屋です。元々部屋の位置が北側(玄関側で共同通路側)の為、日光が入らず、昼間でも電気付けてないと薄暗いです。その為、6畳までのシーリングよりも、8畳~12畳とか、少し、範囲が広いシーリングの方がいいのでしょうか?ちなみに、最近、電球が電球色(黄色っぽい豆みたいな色?)や昼光色(白くて明るい色)がありますが、電球色は暗いのですか?薄暗い部屋にふさわしいシーリングを教えてください。

北向き部屋の照明選び:広範囲をカバーするシーリングライトの必要性

5.9畳の北向きのお部屋、日光が差し込まず薄暗いとのこと、お気持ちよく分かります。照明選びは、お部屋の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。6畳用と8~12畳用のシーリングライト、どちらを選ぶべきか迷われるのも当然です。

結論から言うと、5.9畳の北向きのお部屋には、8~12畳用のシーリングライトの方が適している可能性が高いです。 理由は、以下の通りです。

* **光が届きにくい空間:** 北向きの部屋は、太陽光が直接届きにくいため、照明の明るさが重要になります。8~12畳用のシーリングライトは、より広い範囲を明るく照らすことができるため、部屋全体を均一に明るくしたい場合に有効です。6畳用のライトでは、隅の方まで光が届かず、薄暗く感じてしまう可能性があります。
* **明るさの確保:** 北向きの部屋は、どうしても暗くなりがちです。より広い範囲をカバーできるシーリングライトを選ぶことで、必要な明るさを確保しやすくなります。
* **心理的な効果:** 十分な明るさがあれば、部屋が広く感じられ、開放感も得られます。これは、心理的な効果としても重要です。

しかし、単にワット数が高いものを選べば良いというわけではありません。適切な明るさ、色温度、そしてデザインのバランスが重要です。

電球色と昼光色:それぞれの特性と北向き部屋への適性

電球色と昼光色、どちらもメリット・デメリットがあります。

* **電球色(黄色っぽい色):** 温かみのある柔らかな光で、リラックス効果が高いです。しかし、明るさは昼光色に比べて劣ります。北向きで暗い部屋では、電球色のみでは明るさが不足する可能性があります。
* **昼光色(白くて明るい色):** 明るく、作業に適しています。すっきりとした印象を与えますが、やや冷たく感じる場合もあります。

北向きで暗い部屋の場合、昼光色をメインに、電球色を補助的に使うのがおすすめです。例えば、メインのシーリングライトを昼光色、補助照明として間接照明やテーブルランプに電球色を使用するなど、両方の良い点を活かすことができます。

薄暗い部屋にふさわしいシーリングライトの選び方

薄暗い北向きの部屋を明るく照らすためには、以下の点を考慮してシーリングライトを選びましょう。

1. 明るさ(ルーメン)を確認する

シーリングライトの明るさは「ルーメン(lm)」で表されます。一般的に、6畳の部屋には約8100lm、8畳の部屋には約10000lm以上の明るさが推奨されています。5.9畳の部屋であれば、10000lm以上のシーリングライトを選ぶのが無難です。ただし、お部屋の広さだけでなく、天井の高さや壁の色なども明るさに影響するため、少し余裕を持ったワット数を選ぶことをおすすめします。

2. 色温度(ケルビン)を選ぶ

色温度は「ケルビン(K)」で表され、数値が低いほど黄色っぽく、高いほど白っぽくなります。

* 2700K~3000K:電球色(温かみのある光)
* 5000K~6500K:昼光色(明るい光)

北向きのお部屋には、昼光色(5000K~6500K)をメインに、電球色を補助的に使用するのがおすすめです。昼光色で部屋全体を明るくし、電球色の間接照明で温かみを加えることで、快適な空間を作ることができます。

3. 演色性(Ra)を確認する

演色性とは、光の色の自然さを表す指標です。Ra値が高ければ高いほど、自然な色で物を見ることができます。Ra80以上のシーリングライトを選びましょう。

4. デザインと機能性を考える

明るさや色温度だけでなく、デザインや機能性も重要です。お部屋のインテリアに合うデザインを選び、調光・調色機能が付いていると便利です。調光機能があれば、明るさを調整することで、シーンに合わせて最適な明るさを演出できます。調色機能があれば、電球色と昼光色を自由に切り替えられます。

5. 設置場所の確認

シーリングライトを設置する前に、天井の配線や構造を確認しましょう。必要に応じて、電気工事士に相談することをおすすめします。

具体的なシーリングライトの例

ここでは、具体的なシーリングライトの例を挙げ、それぞれのメリット・デメリットを説明します。(※価格は時期や販売店によって変動します。あくまで参考としてください。)

**例1:明るさ重視 12畳用 昼光色メイン**

* **メリット:** 広い範囲を明るく照らすことができる。作業に最適。
* **デメリット:** やや冷たく感じる可能性がある。

**例2:温かみ重視 8畳用 電球色メイン+昼光色補助**

* **メリット:** 温かみのある空間を演出できる。リラックス効果が高い。
* **デメリット:** 明るさが不足する可能性がある。補助照明が必要になる場合がある。

**例3:調光・調色機能付き 8畳用**

* **メリット:** シーンに合わせて明るさや色温度を調整できる。使い勝手が良い。
* **デメリット:** 価格がやや高めになる可能性がある。

これらの例はあくまで参考です。実際には、お部屋の広さ、天井の高さ、インテリアのスタイルなどを考慮して、最適なシーリングライトを選びましょう。

専門家の意見

照明デザイナーである山田先生に、北向き部屋の照明についてアドバイスをいただきました。

「北向きの部屋は、どうしても暗くなりがちですが、適切な照明を選ぶことで、快適な空間を作ることができます。ポイントは、明るさだけでなく、色温度や演色性にも気を配ることです。昼光色をメインに、電球色を補助的に使うことで、明るく温かみのある空間を実現できます。また、間接照明などを活用することで、より立体感のある空間を演出することも可能です。」

まとめ

5.9畳の北向きのお部屋を明るく照らすためには、8~12畳用のシーリングライトを選び、昼光色をメインに、電球色を補助的に使用するのがおすすめです。明るさ、色温度、演色性、デザイン、機能性などを総合的に考慮して、最適なシーリングライトを選びましょう。 専門家のアドバイスを参考に、快適な空間を演出してください。

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