5階建てマンションの一室を賃貸向けにリフォーム!費用と工事内容を徹底解説

リフォームについて。うちは5階建てのマンションの5階に住んでいます。大家です。2人暮らし4LDKは広いので、5階の部屋を半分に分けて2部屋分をリフォームして賃貸しようと思います。その部屋は水周り設備がありません。そこで ①水周りを増設は可能か?ガスは? ②1Kの間取りで、風呂やトイレ、エアコン、ガス給湯などつけるとどのくらいかかるか? ③建物の工事はいくらくらいかかるのか?など、素人なのでよくわかっていません。詳しい方、よろしくお願いしますm(__)m

マンションリフォーム:賃貸向け1K×2室への改修計画

5階建てマンションの4LDKを、1Kの賃貸物件2室にリフォームする計画ですね。大家さんとして、収益性と入居率を高めるための賢い投資となります。しかし、水回り設備がない状態からのリフォームは、いくつかの課題をクリアする必要があります。この記事では、費用や工事内容、そして成功のためのポイントを詳しく解説します。

① 水回り増設の可能性とガス設備について

結論から言うと、水回り増設は可能ですが、いくつかの条件と課題があります。

排水設備の確認

既存の排水管の容量や位置、そしてマンション全体の排水システムとの接続性を確認する必要があります。5階建てマンションの場合、排水管の勾配や容量が不足している可能性があり、新たな排水管の設置や既存管の改修が必要になるかもしれません。これは専門業者による調査が不可欠です。

給水設備の確保

同様に、給水設備も確認が必要です。既存の給水管から分岐して新たな給水管を設置する必要があります。水圧や給水量も考慮しなければなりません。

ガス設備の導入

ガス設備の導入は、ガス会社との協議が必要です。都市ガスであれば、メーターの設置や配管工事が必要になります。プロパンガスであれば、タンクの設置場所や安全性の確保が重要です。既存のガス管からの分岐が可能な場合と、新たにガス管を引く必要がある場合があります。ガス工事はガス事業者による施工が義務付けられています。

専門業者への相談

これらの排水、給水、ガス設備の確認と工事は、必ず専門業者(建築会社、設備工事会社など)に相談しましょう。 彼らはマンションの構造や設備状況を的確に判断し、最適なプランを提案してくれます。見積もりを複数社から取ることで、費用と工事内容の比較検討が可能です。

② 1K間取りのリフォーム費用:内訳と目安

1Kの間取りに風呂、トイレ、エアコン、ガス給湯器などを設置する場合の費用は、以下の要素によって大きく変動します。

  • 設備のグレード:高級感のある設備を選ぶほど費用は高くなります。トイレや浴室は、機能性やデザイン性の高いものを選ぶと費用が高くなります。
  • 工事の規模:既存の配管や壁の状況によって、工事の難易度が変わり、費用も変動します。大規模な改修が必要な場合は、費用が高くなります。
  • 材料費:使用する建材の価格によって費用は大きく変動します。高級な建材を使用するほど費用が高くなります。
  • 業者の選定:業者によって価格設定が異なります。複数社から見積もりを取り、比較検討することが重要です。

一般的な目安として、1K(20㎡程度)のリフォーム費用は、最低でも200万円から、設備をグレードアップしたり、大規模な改修が必要な場合は500万円を超えることもあります。 エアコン、ガス給湯器などの設備費用は別途必要です。

費用内訳例(目安):

* 解体工事:30万円~
* 水道・排水工事:50万円~
* 電気工事:10万円~
* ガス工事:10万円~
* 内装工事(壁・床):50万円~
* 設備機器費用(トイレ、浴室、キッチン):50万円~150万円
* その他諸費用:50万円~

この内訳はあくまで目安です。正確な費用を知るためには、専門業者に見積もりを依頼することが不可欠です。

③ 建物の工事費用と管理組合への確認

マンション全体の工事費用は、リフォームの内容によって大きく異なります。特に、排水管や給水管の改修が必要な場合は、費用が高額になる可能性があります。

重要なのは、マンションの管理規約を確認し、リフォーム工事について管理組合に事前に相談することです。 工事の内容によっては、許可が必要な場合や、制限がある場合があります。また、近隣への配慮も必要です。工事期間中や工事後の騒音や振動、生活への影響などを考慮し、管理組合と十分に話し合う必要があります。

管理組合への事前相談を怠ると、工事の許可が下りない、近隣住民からの苦情が発生するなど、トラブルに発展する可能性があります。 スムーズなリフォームを進めるためにも、管理組合との良好な関係を築くことが重要です。

専門家の視点:建築士への相談

リフォーム計画をスムーズに進めるためには、建築士への相談がおすすめです。 建築士は、建物の構造や法規、デザイン、コストなどを総合的に判断し、最適なリフォームプランを提案してくれます。特に、水回り設備の増設や配管工事など、専門的な知識が必要な部分については、建築士のアドバイスが不可欠です。

建築士への相談は、初期段階で行うことで、無駄な費用や工事を削減し、より効率的なリフォーム計画を立てることができます。

まとめ:成功への鍵は綿密な計画と専門家との連携

5階建てマンションの一室を賃貸向けにリフォームするには、綿密な計画と専門家との連携が不可欠です。 費用や工事内容を正確に把握し、管理組合との調整をスムーズに行うことで、成功へと導くことができます。 この記事を参考に、理想の賃貸物件を実現してください。

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