5畳の洋室に学習机は必要?小学校入学を控えたお子さんの学習環境について考えよう

子供の学習机について。今年小学校に通います。今は3人で和室に寝ていますが、そろそろ一人で寝てもらおうとベッドを購入しました。部屋の広さは洋室で5畳程度。玄関に備え付けの靴箱が部屋に食い込んでいる形のため、若干狭い箇所があります。ベッドはロフト式で下に衣類が納まるタイプにしているので家具類はなくても間に合います。が、学習机を置くとしたら小さめの縦長しか置けず、旦那は「学習机はあえて置く必要はないのでは」といいます。部屋が狭くなる一方だから、が理由なんです。今は毎日リビングで勉強をしてるので、あえて用意しなくてもと考えてるようです。教科書や辞書などは今使っている本棚(引き出しが4つついてるもの)があり、それを全てあけて息子に使わせようかという案があります。あとは木製の平机があります。今は特に使用していないのでどうしても学習机がほしいと言うなら、それを代用させようかと考えています。学校で使われている机の広さはあります。卓上なので正座なりなんなりしてもらうことになりますが。(お受験の時に机として使っていたものです。小柄なため、リビングテーブルだと勉強しづらいと思い、購入したものです)制服やランドセルはスタンドが既にあるのでそれを使ってもらおうと思っています。今も既に使っていますが。ただ、「机はあったほうがいいよ」といわれるご家庭もあるので、どちらがいいのか判断しかねています。旦那の意向なので机は買わない方向にもっていくことにはなると思うのですが、実際はどんなものなんでしょうか?年齢的に2人目以降の子供の予定はありません。補足本当は「システムベッド」を予定していました。高めのロフトの下に机が備え付けているものがあったのでそれにしようかと話をしていたのですが、思った以上にベッドの位置が高く、今は良くてもいずれ机が狭くて使いづらくなるのでは、と旦那が反対。他の型のシステムベッドは部屋の間取り上机を置く幅が足りなかったので断念・・・。玄関の靴箱がはめ込みでなければ有効に使えた部屋なのですが、残念です。

5畳の子供部屋に学習机は本当に必要?メリット・デメリットを比較検討

5畳の洋室にロフトベッドを設置し、小学校入学を控えたお子さんの学習環境を整える上で、学習机の必要性について悩まれているとのことですね。ご主人の懸念である「部屋が狭くなる」という点も重要な考慮事項です。結論から言うと、必ずしも学習机が必要とは限りません。しかし、お子さんの学習習慣や成長、そして将来的なことを考慮すると、机の有無でメリット・デメリットが大きく変わることを理解しておく必要があります。

学習机のメリット

* 集中できる専用の学習スペースが確保できる:リビング学習では、テレビや家族の会話など、気が散る要素が多いです。学習机は、お子さんが集中して勉強に取り組める専用の空間を提供します。特に小学校低学年は、集中力がまだ未発達なため、静かで落ち着いた環境が重要です。
* 整理整頓の習慣が身につく:学習机には、引き出しや収納スペースが備わっているものが多く、教科書やノート、文房具などを整理整頓する習慣を自然と身につけることができます。これは、学習効率の向上だけでなく、自立心を育む上でも大きなメリットです。
* 姿勢が良くなる:適切な高さの学習机を使用することで、正しい姿勢で勉強する習慣が身につきます。猫背や姿勢が悪くなると、健康面にも悪影響を及ぼす可能性があります。
* プライバシーが守られる:自分の学習スペースを持つことで、お子さんはプライバシーを守りながら勉強に取り組むことができます。これは、特に思春期を迎えるにつれて重要になってきます。
* 学習意欲の向上:自分の机を持つことで、学習に対するモチベーションを高める効果も期待できます。

学習机のデメリット

* 部屋が狭くなる:5畳という限られた空間では、学習机を設置するとどうしても狭くなります。特に、玄関の靴箱が部屋のスペースを圧迫している状況では、さらに窮屈になる可能性があります。
* 費用がかかる:学習机は、価格がピンキリですが、高価な物もあります。予算に合わせて適切なものを選ぶ必要があります。
* 不要になる時期が来る:子供が成長し、学習スタイルが変わると、学習机が不要になる可能性があります。

5畳の子供部屋でも学習環境を整えるための具体的なアイデア

学習机を購入しない場合でも、お子さんの学習環境を整える方法はあります。

1.既存の家具を活用する

既に持っている本棚や木製平机を有効活用しましょう。本棚は教科書や辞書などを収納するだけでなく、机として使用することも可能です。木製平机も、学校で使用している机と同じ広さがあれば十分代用できます。ただし、お子さんの身長や姿勢に合った高さかどうかを確認し、必要であれば、高さ調整できる台などを活用しましょう。

2.壁面収納を活用する

壁面収納は、限られたスペースを有効活用できる優れた収納家具です。棚や引き出しに教科書やノートなどを収納し、机の上をすっきりさせることで、集中力を高めることができます。

3.折りたたみ式の机を活用する

使わない時は折りたたんで収納できる折りたたみ式の机は、スペースを有効活用したい場合に最適です。様々なサイズやデザインがあるので、部屋の雰囲気やお子さんの好みに合わせて選ぶことができます。

4.リビング学習を工夫する

リビング学習を継続する場合は、お子さんが集中できるスペースを確保しましょう。例えば、リビングの一角に小さなテーブルと椅子を用意し、周囲に視覚的な刺激となるものを極力置かないように工夫します。また、学習時間や場所を固定することで、学習習慣を確立しやすくなります。

5.工夫次第で学習環境は作れる

5畳の狭い空間でも、工夫次第で快適な学習環境を作ることができます。例えば、壁に収納棚を取り付けたり、床に敷くマットを工夫したりすることで、空間を広く感じさせることができます。また、明るさや通風にも配慮し、快適な学習環境を整えましょう。

専門家(インテリアコーディネーター)の視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、5畳の子供部屋に学習机を置くかどうかは、お子さんの学習スタイルや性格、そして親御さんの教育方針によって判断すべきです。

机がなくてもリビング学習で成績優秀な子供もいれば、机がないと集中できない子供もいます。お子さんの個性や学習スタイルを理解した上で、最適な学習環境を選んであげることが大切です。

また、狭い空間を有効活用するためには、収納力が高い家具を選ぶことが重要です。ロフトベッドの下の収納スペースを最大限に活用したり、壁面収納を取り入れたりすることで、学習に必要なものをきちんと収納し、すっきりとした空間を確保できます。

さらに、色の効果も考慮しましょう。ブラウン系の家具は落ち着きを与え、集中力を高めるのに役立ちます。ただし、部屋全体が暗くならないよう、明るい色のアクセントを効果的に取り入れることも大切です。

まとめ

5畳の子供部屋に学習机を置くかどうかは、お子さんの学習スタイルや部屋の広さ、そしてご家族の生活スタイルなどを総合的に考慮して判断する必要があります。必ずしも学習机が必要とは限りません。既存の家具を活用したり、工夫次第で快適な学習環境を整えることは可能です。ご家族でよく話し合って、お子さんにとって最適な学習環境を選択してください。

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