5歳大型犬との新生活!室内での縄張り意識と安心できる環境づくり

5歳の大型犬の里親になりました。超大型犬で、室内飼育。まだ二日目ですが、大きいので、一つの洋間を犬用にしました。その部屋にゲージも置きました。前の飼い主から新しい環境になったことのストレスだと思いますが、犬のゲージに入ろうとしたり、ゲージの中の食器を取ろうとすると、唸って噛もうとしたりします。散歩は土日で時間もあるので、いっぱいしています。外では、とっても良い子で、吠えることもありませんし、本当に癒し系のような子です。が、食べ物に関しては別です。何度か食べ終わったお皿を取ろうとしたら噛もうとしました。あと、散歩中に拾い食いをしたので、ダメ!といったら(態勢が悪かったからかもしれませんが)、足首をガブっと噛まれました。本気で噛みました。足に穴が。。。いずれは、室内フリーで飼いたいと思っているのですが、まだ室内フリーにするとトイレを覚えれずにしてしまう恐れがあるので、ゲージのある部屋のドアを閉めて、ゲージ+部屋で過ごさせています。そこで、質問なのですが、部屋+ゲージに対する縄張り意識が強すぎることに対するアドバイスを頂けませんか?1、新しい環境で不安なだけでしょうか?2、明日からお留守番が日中発生するのですが、ゲージで鍵をかけて留守番させる方が良いでしょうか?犬専用の部屋にフリーにするのが良いでしょうか?あと、もう1点、3、寝る時はゲージの中で寝るのですが、寝る際はゲージの鍵をかけた方が効果的ですか?4、そして、昨日は不安そうにしていたので、同じ部屋にあるソファで主人が寝たのですが、同じ部屋で一緒に寝る行為は やめた方が良いですか?それとも新しい環境で一人になるのが不安なので、一緒にいてあげる方が信頼関係が築けますか?(もちろんのことですが、私たち夫婦のベッドルームは別の部屋にあります)初日の夜である昨日だけ、主人がソファで同じ部屋で一夜を過ごしました。大型犬ですので、しっかりと最初に躾をしたいと思っております。どうか、アドバイスを宜しくお願い致します。

新しい環境への適応と縄張り意識について

まず、5歳の大型犬が新しい環境に適応しようと頑張っていることを理解することが大切です。犬は人間以上に環境の変化に敏感で、ストレスを感じやすい生き物です。今回のケースでは、新しい飼い主さん、新しい家、そして新しいゲージという複数のストレス要因が重なっていると考えられます。唸ったり噛んだりするのは、恐怖や不安、そして資源(食べ物、空間)を守ろうとする行動です。縄張り意識が強いというよりは、不安や恐怖からくる防衛反応と捉える方が適切でしょう。

1. 新しい環境で不安なだけでしょうか?

はい、現状は新しい環境への不安が主な原因と考えられます。犬は、自分の居場所を確保することで安心感を覚えます。ゲージは安全な場所として認識させることができれば、落ち着ける空間になります。しかし、いきなりゲージに閉じ込めるのではなく、ゲージを安全で快適な場所として認識させるためのトレーニングが必要です。

2. お留守番はどうすれば良い?

明日からのお留守番は、最初はゲージで鍵をかけずに留守番させることをお勧めします。いきなり鍵をかけると、犬はさらに不安になり、破壊行動や無駄吠えにつながる可能性があります。最初は短時間から始め、徐々に時間を延ばしていきましょう。ゲージの中に、犬のお気に入りの玩具や、安全な場所だと認識できるタオルなどを入れてあげましょう。

犬専用の部屋をフリーにするかについては、トイレトレーニングの状況と犬の性格によります。トイレの失敗が多い場合は、ゲージと部屋を組み合わせた環境の方が安心です。しかし、犬が落ち着いてきたら、徐々に部屋の一部をフリーにしていくことを検討してみましょう。

3. 寝る時のゲージの鍵について

寝る時は、最初は鍵をかけずに様子を見ることをお勧めします。犬が落ち着いてゲージで眠れるようになったら、徐々に鍵をかける練習をしてみましょう。いきなり鍵をかけると、犬はパニックを起こす可能性があります。

4. 寝る時の同室について

初日だけ同室で過ごされたのは、犬の不安を軽減する上で効果的だったかもしれません。しかし、常に同室で寝ることは、かえって犬の自立を妨げる可能性があります。犬は、飼い主さんのそばにいることで安心感を覚える反面、過度に依存してしまうこともあります。最終的には、犬が一人で落ち着いて過ごせるようにしていくことが重要です。

具体的なアドバイスと実践方法

以下に、具体的なアドバイスと実践方法をまとめました。

ゲージトレーニング

* ゲージを快適な空間に変える:犬のお気に入りの玩具、ぬいぐるみ、そして安全な場所だと認識できるタオルなどをゲージの中に入れてあげましょう。また、ゲージの入り口付近に、おやつを置いておくのも効果的です。
* 段階的な慣れさせる:最初はゲージのドアを開けたまま、犬が自由にゲージに出入りできるようにします。犬がゲージの中で落ち着いて過ごせるようになったら、徐々にドアを閉める時間を延ばしていきましょう。
* ポジティブな強化:ゲージの中にいる時や、ゲージに入った時に褒めておやつを与えたり、優しく撫でるなど、ポジティブな行動を強化しましょう。決して無理強いはしないでください。
* 食事はゲージの中でする:食事はゲージの中ですることで、ゲージを安全で快適な場所と認識させやすくなります。

トイレトレーニング

* 決まった場所でトイレをさせる:トイレシートを決められた場所に置き、犬がトイレを済ませたら必ず褒めてあげましょう。
* 失敗したら叱らない:失敗した時は、叱るのではなく、静かにトイレシートのある場所へ連れて行きましょう。
* こまめな散歩:こまめな散歩で、犬の排泄を促しましょう。

噛み癖の改善

* 食べ物を守る行動:食べ物を守る行動は、犬にとって自然な行動です。食べ物を取ろうとする時は、犬が食べ終わってから少し時間をおいてから取りましょう。
* 拾い食い:散歩中は、犬が拾い食いしないように注意深く見守りましょう。拾い食いをした時は、叱るのではなく、犬の注意をそらすようにしましょう。
* 噛んだ時の対処法:もし犬に噛まれた場合は、大声を出したり、強く叱ったりせず、冷静に犬から離れましょう。
* 専門家への相談:噛み癖が改善しない場合は、動物行動学の専門家などに相談しましょう。

信頼関係の構築

* アイコンタクト:犬とアイコンタクトをとり、コミュニケーションを図りましょう。
* スキンシップ:優しく撫でたり、抱きしめたりするなど、スキンシップを積極的に取りましょう。
* 遊び:犬と楽しく遊ぶ時間を確保しましょう。
* 褒める:良い行動をしたら、必ず褒めてあげましょう。

インテリアと犬との共存

大型犬を室内で飼う場合、インテリアにも工夫が必要です。

* 犬が落ち着けるスペース:犬が落ち着いて過ごせるスペースを確保しましょう。ソファやベッドなどの家具を配置する際は、犬が自由に動けるスペースを確保することが大切です。
* 安全な素材:犬が噛んだり、引っ掻いたりしても大丈夫な素材の家具を選びましょう。
* 滑りにくい床材:滑りやすい床材は、犬がケガをする可能性があります。滑りにくい床材を選ぶか、滑り止めマットなどを敷きましょう。
* 犬用家具:犬用のベッドやソファなどを用意しましょう。

専門家の意見

動物行動学の専門家によると、「新しい環境への適応には時間がかかります。焦らず、犬のペースに合わせて、ゆっくりと信頼関係を築いていくことが大切です。必要に応じて、動物病院や動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。」とのことです。

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