5年以上住んだ賃貸マンションの大掃除と原状回復:クロスのかじり跡への対処法

引越しすることになり、大掃除をします。実は今のアパートには5年半住みました。最初に不動産の人と部屋の立会いをしたときにこの部屋は大家さんがあまりお金をかけて補修とかしてないので、もし出るときに多少汚くても何も言いませんといいました。その時にはすでに畳も中古の状態で新品ではありませんでしたし、クロスも多少汚れてました。しかし私は非常に部屋をきれいにできないほうでして、徹底的にクロスを汚しました。うさぎ4匹がクロスを多少かじりました。柱の木の部分はペンでなんとかごまかせます。しかしクロスがあまりにもかじった後があります。これは自分で補修したほうがいいですか?それとも5年以上住んでるし前済んでた人の作った汚れもあるわけですから、請求はされませんか?補足これ以外に3箇所はあります。ただ前住んでた人の汚れなのか私がした汚れなのかがはっきりしないです。不動産屋さんは、以前にはないクロスのキズと覚えているとは思いますが証拠の写真はないと思います。部屋の汚れはいまから取ります。いかかでしょうか?詳しい方教えて下さい。

5年半の賃貸生活を終えて:原状回復とクロス補修について

5年半もの間、住み慣れたお部屋を退去する際には、原状回復が大きな課題となりますね。特に、ペットを飼われていたとのことですので、クロスのかじり跡などが心配なところでしょう。 ご心配されているクロスのかじり跡や、前入居者からの汚れか判別できない箇所の対処について、具体的なアドバイスをさせていただきます。

賃貸契約と原状回復義務:大家さんの発言の意味とは?

まず、重要なのは、不動産会社との最初の立会いの際、「多少汚くても何も言いません」という発言があった点です。これは、「通常の使用による損耗」については請求されないことを示唆している可能性が高いです。しかし、「通常の使用による損耗」の範囲は曖昧であり、うさぎによるクロスの損傷がこれに含まれるかどうかは、状況次第です。

「通常の使用による損耗」とは?

「通常の使用による損耗」とは、入居者が通常の生活を送る中で生じる、やむを得ない劣化や損傷のことです。例えば、壁の小さな汚れや、経年劣化による畳のへこみなどは、通常は借主の負担とはなりません。しかし、ペットによる損傷は、必ずしも「通常の使用による損耗」とはみなされないケースが多いです。

クロスの損傷:自分で補修すべきか?

うさぎによるクロスの損傷は、程度によりますが、自分で補修する方が良い場合と、しない方が良い場合があります。

自分で補修する場合のメリット・デメリット

* メリット:費用を抑えられる可能性がある。
* デメリット:補修が不十分だと、逆に費用がかかる可能性がある。素人による補修は、かえって目立つ場合も。

専門業者に依頼する場合のメリット・デメリット

* メリット:仕上がりが綺麗で、トラブルを避けられる可能性が高い。
* デメリット:費用がかかる。

具体的な対処法:状況に応じた対応を

現状を踏まえ、具体的な対処法を検討しましょう。

1. 写真撮影と記録

まず、すべての損傷箇所を写真に撮り、記録を残しましょう。これは、後々のトラブル防止に非常に重要です。特に、前入居者からの汚れか判別できない箇所は、現状を明確に記録しておくことが大切です。

2. 不動産会社への相談

写真撮影後、不動産会社に現状を伝え、相談しましょう。「多少汚くても何も言いません」という発言があったことを伝え、損傷箇所の状況と、補修費用負担について協議します。

3. 損傷の程度による対応

クロスの損傷の程度によって、対応が変わってきます。

* 軽微な損傷(小さな穴や擦り傷):自分で補修を試みるか、不動産会社と相談の上、補修方法を決める。
* 中程度の損傷(複数箇所の穴や、比較的大きな傷):専門業者に依頼する方が良いでしょう。
* 深刻な損傷(大きな穴や、広範囲にわたる損傷):専門業者に依頼し、状況を不動産会社に報告する。

4. 補修費用負担について

不動産会社との話し合いの結果、補修費用を負担する必要があると判断された場合は、見積もりを取ってから作業を進めましょう。

専門家の視点:弁護士や不動産会社への相談

どうしても判断が難しい場合、弁護士や不動産専門家への相談も検討しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、適切な対応を取ることができ、トラブルを回避できます。

まとめ:丁寧な対応でトラブルを回避

賃貸物件の退去時の原状回復は、入居者と大家さん双方にとって重要な問題です。 今回のケースでは、不動産会社との最初の合意、損傷の程度、そして丁寧な記録とコミュニケーションが鍵となります。 焦らず、一つずつ問題を解決していくことで、円満な退去を実現できるはずです。

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