5人家族の狭小空間を快適に!低予算で実現する部屋仕切り術

部屋に仕切りを作りたいのですが……。22才女学生で3人兄弟5人家族です。両親がやや不仲で、どうしても同じ寝室は嫌らしく、私の部屋で母が寝ています。色々と工夫し、二段ベットにカーテンをつける等していましたが勉強する場所がない事や、夏は40度近い温度になったり、1畳程度の自由スペースが余りにもストレスで困っています。更には兄弟達が不要になったものを投げ入れてくる為、周りは物置状態です。弟に相談したところ、いっそ完全に部屋を二分割してはどうかと提案がありました。なので本日弟2人とその友人の協力を得て徹底的に部屋を片付け、仕切りを作る予定なのですが……その仕切りをどうするか悩んでいます。大きな本棚がある為それを使えば良いんじゃないかと言ったら、地震が来たらすぐ倒れて大変な事になると言われました。カーテンでは薄すぎるし……何より天井のど真ん中にシャンデリア風?の電気があってレールの取り付けが難しいです。天井の壁が薄くて無理なんじゃないかとも言われました。まずは片付けが最優先ですが、こういう場合はどんな風に仕切りを作れば良いでしょうか。なるべくお金をかけずに作りたいです。貯金は10万程度ならあるのですが、業者等に頼むとなると父がお金がかかるとうるさいので……因みに築21年、フローリングにカーペット全面(一度も張り替えていない)、たぶんですが8畳~12畳はあるかと思います。カーテンよりはしっかりした仕切りが欲しいです。アドバイスお願い致します。補足最初は二段ベットの下の段をカーテンで塞ぎましたが、夏場に限界が来ました。今は壁にフックをつけて麻紐を引っ掻け、カーテンを引いています。物置部分を避けながら設置したら狭くなり、必要な物を置くと身ひとつ足を伸ばす広さもなくなりました。紹介していただいたものも見てみます。

現状分析と課題整理

5人家族、特に両親の寝室問題を抱え、勉強スペースもなく、高温多湿、物置状態と、様々な問題を抱えているお部屋ですね。現状の課題を整理すると以下の通りです。

  • プライバシー確保:両親の不仲により、個室空間の確保が急務。
  • 学習スペース確保:勉強に集中できる静かで快適なスペースが必要。
  • 通気性・温度管理:夏場の高温多湿を改善する必要がある。
  • 収納スペース不足:不要な物の整理と収納方法の改善が必要。
  • 仕切り設置の困難さ:天井のシャンデリア、壁の薄さ、本棚の地震対策など、仕切り設置に課題が多い。
  • 予算制限:業者への依頼は避け、低予算で仕切りを作りたい。

低予算で実現可能な部屋仕切りアイデア

予算10万円以内、DIY可能な方法で、上記の課題を解決できる仕切り方法を提案します。

1. 間仕切りカーテン+突っ張り棒システム

カーテンは遮光性・断熱性に優れたものを選び、突っ張り棒で簡単に設置できます。天井のシャンデリアが邪魔な場合は、カーテンレールではなく、突っ張り棒を複数本使用し、カーテンを吊るす方法が有効です。

  • メリット:費用が安く、設置・撤去が容易。デザインも豊富で、お部屋の雰囲気に合わせて選べる。
  • デメリット:遮音性はやや低い。しっかりとした仕切りを求める場合は、カーテンの素材選びが重要。
  • 具体的な手順:
    1. カーテンレールを取り付ける位置を決め、突っ張り棒の長さを測る。
    2. 適切な長さの突っ張り棒を購入する(複数本必要になる可能性あり)。
    3. 突っ張り棒をしっかりと固定し、カーテンを取り付ける。
    4. 必要に応じて、カーテンの裾を重りなどで固定する。

2. パーテーション活用

折りたたみ式のパーテーションや、自立式のパーテーションは、手軽に設置でき、移動も可能です。デザインも豊富なので、お部屋の雰囲気に合ったものを選べます。

  • メリット:設置が簡単、移動可能、デザイン豊富。
  • デメリット:遮音性はやや低い。完全に仕切れない場合もある。
  • 具体的な手順:
    1. 設置場所のサイズを測る。
    2. 適切なサイズのパーテーションを購入する。
    3. 説明書に従って設置する。

3. DIYによる簡易間仕切り

木材やベニヤ板、布などを利用して、オリジナルの仕切りを作ることも可能です。

  • メリット:完全に自分好みにカスタマイズできる。費用を抑えられる可能性が高い。
  • デメリット:DIYスキルが必要。時間と手間がかかる。
  • 具体的な手順(例:ベニヤ板と突っ張り棒):
    1. 希望の高さ・幅にベニヤ板をカットする(ホームセンターでカットサービスを利用可能)。
    2. ベニヤ板に好きな布や壁紙を貼る(お好みで)。
    3. 突っ張り棒を天井と床に設置し、ベニヤ板を吊るす。

4. 既存家具の活用

大きな本棚は地震対策が必須ですが、転倒防止用の金具を取り付ければ、ある程度の仕切りとして機能する可能性があります。ただし、完全に仕切れるわけではない点に注意が必要です。

収納スペースの改善

仕切りを作る前に、まずは部屋の片付けと収納スペースの改善が重要です。

  • 不要な物の処分:家族で話し合い、不要な物を徹底的に処分しましょう。
  • 収納用品の活用:収納ボックス、棚、ラックなどを活用し、整理整頓を行いましょう。100均でも様々な収納用品が手に入ります。
  • 垂直収納:棚やラックを有効活用し、物を垂直に収納することで、省スペース化を実現できます。

専門家の意見

インテリアコーディネーターの視点から見ると、予算を抑えつつ効果的な仕切りを作るには、まず「本当に仕切りが必要な部分」を特定することが重要です。完全に部屋を二分割するのではなく、ベッドエリアと学習エリアを区切るなど、必要な部分に絞って仕切りを設置することで、費用を抑えつつ効果的な空間づくりができます。また、素材選びも重要です。通気性や断熱性を考慮し、夏場の暑さ対策にも配慮した素材を選ぶことが大切です。

まとめ

様々な方法で部屋の仕切りを作ることができますが、まずは現状を把握し、本当に必要な仕切り方、そして予算とDIYスキルを考慮して最適な方法を選択することが重要です。今回ご紹介した方法を参考に、快適な空間を実現してください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)