45cm水槽の苔対策と水槽リセット:初心者向けガイド

45cm水槽・・・苔がピンチです!!チ×50!! 現状は現在メイン水槽の45cm水槽が細かい繊維状の苔に水草が覆われて、 枯れてきています。(特にモスがひどい) 画像http://www.fastpic.jp/images/676/4677865609.jpg 事の発端はCo2ボンベが空になり、発注して届き交換するまでの間に 水草が苔で覆われてしましました。非常に見栄えが悪く、 新しく追加したスクリューバネリスアにも繁殖してきています。 現在は、Co2、照明共に止め新聞紙で 部屋の明かりを遮光していますが変化ありません。 水草をメインとした水槽は初めてのこと 熱帯魚飼育も初めてなので判らないことがたくさんあります。 あと、ミナミヌマエビもぽつぽつと落ちてきていて 環境が悪化しているのでは?と疑っており、 水槽リセットも考えております。 ですが、他の水槽を置くスペースもなく、 生体を避難できる水槽がなくバケツ等しか用意できないのですが、 リセットした水槽を再立ち上げ中は生体は どこへ避難させておけばよいでしょうか? 尚、フィルターは水漏れの多いAX-45Pulsから変えようと思っているので、 フィルターはどこでも回せます。 水槽・照明,Co2機器はそのまま使用し、器具等を交換したいと思っています。 フィルター等にお勧めはありますか? 尚リセットした後は、前景は特に決めていませんが、 ロタラ系(ロトンディフォリア・グリーンロタラ)を 後景~中景のすべてに使用し、茂みのようなものをつくりたいと思っています。 いくつもの質問をしてしまいましたが、宜しくお願いいたします。 水槽スペック 45cm水槽(GEXマリーナ水槽) テトラオートパワーフィルターAX-45Puls テトラクールファンCF-60 テトラ 26℃安全ヒーター 150W SH150 シュリンプ1番サンド2kg テトラリフトアップライトLL-4051 夜間のみエアーポンプ×2 Co2添加1秒1滴程度 オトシンクルス×3 オトシンネグロ×1 バルーンモーリー×2 稚魚×1 ミナミヌマエビ×5

45cm水槽の苔問題:原因と対策

CO2ボンベの空とそれに伴う水草の衰弱が、今回の苔の大発生の直接的な原因と考えられます。CO2不足は水草の成長を阻害し、苔の繁殖を招きやすい環境を作ります。さらに、照明を遮光しても改善が見られないことから、すでに苔は相当繁殖している状態だと推測されます。ミナミヌマエビの減少も、水質悪化を示唆しており、早急な対策が必要です。

苔の駆除と予防

まず、物理的な苔の除去を行いましょう。ピンセットや苔取りブラシを使って、目に見える苔を丁寧に除去します。特にモスに付着した苔は、こまめな除去が重要です。完全に取り除くのは難しいかもしれませんが、苔の繁殖を抑える第一歩となります。

次に、水質の改善に努めましょう。苔の発生原因は様々ですが、アンモニアや硝酸塩などの栄養塩の増加水流の不足光量過多などが挙げられます。

具体的な対策としては、以下の通りです。

  • 換水:週に1回、水槽の水の30~50%を交換しましょう。古い水を新しい水に替えることで、栄養塩濃度を下げ、水質を安定させます。
  • 底床掃除:底床に溜まった汚れを掃除することで、栄養塩の増加を防ぎます。底床掃除は、底床の砂利を軽くかき混ぜる程度で十分です。強くかき混ぜると、底床内のバクテリアが死滅し、かえって水質が悪化することがあります。
  • フィルターの清掃:フィルターは定期的に清掃しましょう。フィルターが目詰まりすると、水流が悪くなり、苔の繁殖を助長します。AX-45Pulsの水漏れ問題も解決するため、新しいフィルターへの交換は良い判断です。
  • 水流の改善:水槽内に適切な水流を作ることで、苔の繁殖を防ぎます。外部フィルターや、水流調整可能な内部フィルターの使用を検討しましょう。エアレーションも効果的です。
  • CO2添加の調整:CO2添加量は、水草の種類や水槽の環境によって調整する必要があります。水草の成長状況を見ながら、適切な量に調整しましょう。水草が元気であれば、苔は発生しにくくなります。
  • 照明時間の調整:照明時間は、水草の成長を促進する一方で、苔の繁殖も促進します。照明時間を短縮したり、照明の強さを弱めたりすることで、苔の繁殖を抑えることができます。
  • 苔取り生体の導入:オトシンネグロやヤマトヌマエビなどの苔取り生体を追加することで、苔の発生を抑えることができます。ただし、導入する際は、水槽の環境に適した種類を選ぶことが重要です。

水槽リセットと生体の避難

現在の状況では、水槽リセットが最善の策かもしれません。しかし、生体の避難場所がないことが課題です。

生体の仮住まい

バケツでの仮住まいは、短期間であれば問題ありませんが、水質管理が非常に重要です。エアレーションを行い、こまめに水換えをする必要があります。バケツの水槽化を意識して、隠れ家となるものを入れてあげましょう。

  • バケツのサイズ:生体の数とサイズに合わせて、十分な大きさのバケツを選びましょう。狭すぎるとストレスを与えてしまいます。
  • 水質管理:毎日、水換えを行い、水質を安定させましょう。水温にも注意が必要です。
  • 隠れ家:バケツの中に、隠れ家となる石や流木などを入れ、生体が落ち着けるように配慮しましょう。
  • 酸素供給:エアレーションを行い、十分な酸素を供給しましょう。酸欠は生体に大きなストレスを与えます。

理想的には、一時的に使用できる小型水槽をレンタルしたり、近隣の水槽愛好家の方にお願いしたりする方法も検討しましょう。

フィルターの選び方

AX-45Pulsからの交換を検討されているとのことですが、45cm水槽であれば、外部フィルターがおすすめです。外部フィルターはろ過能力が高く、水質を安定させるのに役立ちます。また、水槽内のスペースを取らないというメリットもあります。

いくつか候補を挙げると、エーハイムクラシックフィルター2213、テトラEXフィルター75などがあります。これらのフィルターは、45cm水槽に適したろ過能力と水量を備えています。購入前に、水槽のサイズと生体の種類を考慮して、適切なフィルターを選びましょう。

水槽リセット後のレイアウト

リセット後は、ロタラ系を後景~中景に使用し、茂みのようなレイアウトを計画されていますね。これは非常に魅力的なレイアウトです。

前景の選択

前景には、キューバパールグラスヘアーグラスなどの小型の水草がおすすめです。これらの水草は、密集して成長するため、美しい前景を作ることができます。また、グロッソスティグマも人気があります。

レイアウトのポイント

  • 高さを出す:後景に背の高い水草を配置し、奥行きを出すことで、より自然で立体的なレイアウトになります。
  • バランス:水草の配置は、水槽全体のバランスを考慮して行いましょう。偏りすぎないように注意が必要です。
  • 間隔:水草同士の間隔を空けすぎると、苔が発生しやすくなります。適度な間隔を保つようにしましょう。
  • トリミング:水草は定期的にトリミングを行い、美しい状態を保つようにしましょう。

専門家の意見

水槽の苔対策は、経験と知識が不可欠です。専門家の意見を参考に、適切な対策を行いましょう。アクアショップや、オンラインコミュニティなどで相談してみるのも良いでしょう。

まとめ

今回の苔問題は、CO2不足が引き金となりました。水質改善、フィルター交換、そして水槽リセットによって、美しい水草水槽を再生しましょう。生体の避難には十分注意し、リセット後のレイアウトにもこだわり、理想の水槽を目指してください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)