40W電球と40W相当LED電球の明るさの違いと電気代比較:部屋を明るく照らすための選び方

40Wの普通の電球と40W相当のLED球とではだいぶ明るさは違うものでしょうか?用途は部屋です。電気代は半分くらい違くなるものですか?

40W電球と40W相当LED電球の明るさの違い

40Wの白熱電球と40W相当のLED電球では、明るさ(ルーメン)に大きな違いがあります。白熱電球の明るさはワット数に比例しますが、LED電球はワット数と明るさの関係が異なります。 40Wの白熱電球は、およそ480ルーメン程度の明るさです。一方、40W相当のLED電球は、白熱電球の480ルーメン相当の明るさを実現するために、消費電力ははるかに少なくなります。実際には、40W相当のLED電球の消費電力は、5W~7W程度です。

明るさだけで比較すると、同じルーメンであれば、LED電球の方が白熱電球よりも明るいと感じる場合があります。これは、LED電球が白熱電球と比べて色温度が高く、よりシャープな光を放つためです。白熱電球は暖色系の柔らかな光ですが、LED電球は、昼白色や電球色など、様々な色温度の製品があります。部屋の雰囲気に合わせて色温度を選ぶことが重要です。

明るさの比較:具体的な数値例

例えば、以下の様な比較になります。

* **40W白熱電球:** 約480ルーメン、消費電力40W
* **6W LED電球:** 約480ルーメン、消費電力6W
* **7W LED電球:** 約500ルーメン、消費電力7W

このように、消費電力が大幅に異なるにも関わらず、同じ程度の明るさを得られることがわかります。

電気代の比較:節約効果は?

電気代については、消費電力の差がそのまま電気代に反映されます。 40W白熱電球と6W LED電球を比較すると、消費電力は約7倍(40W ÷ 6W ≒ 6.7倍)も違います。

仮に1日5時間点灯させると、1日の消費電力量は、

* 白熱電球:40W × 5時間 = 200Wh
* LED電球:6W × 5時間 = 30Wh

となります。 1ヶ月の電気代を計算してみましょう。1kWh(キロワット時)あたりの電気料金を30円と仮定すると、

* 白熱電球:200Wh × 30日 = 6000Wh = 6kWh 6kWh × 30円/kWh = 180円
* LED電球:30Wh × 30日 = 900Wh = 0.9kWh 0.9kWh × 30円/kWh = 27円

となり、白熱電球と比較してLED電球は約7倍も電気代を抑えられることがわかります。これはあくまで一例であり、実際の電気料金は電力会社や契約プランによって異なります。

電気代節約のためのポイント

* **LED電球への交換:** 最も効果的な節約方法は、白熱電球をLED電球に交換することです。
* **タイマーの使用:** 必要のない時間帯の照明を消すために、タイマー付きコンセントを使用するのも有効です。
* **省エネモードの活用:** 照明器具に省エネモードがある場合は、積極的に活用しましょう。
* **明るさの調整:** 必要以上の明るさを避けることで、消費電力を抑えることができます。調光機能付きの照明器具もおすすめです。
* **自然光を有効活用:** 昼間はカーテンを開けて自然光を最大限に利用しましょう。

部屋の用途に合わせたLED電球選び

LED電球を選ぶ際には、明るさ(ルーメン)だけでなく、色温度(ケルビン)も重要です。

* **電球色(2700K~3000K):** 温かみのある柔らかな光で、リラックスできる雰囲気を作り出します。寝室やリビングなどに適しています。
* **昼白色(5000K~6500K):** 自然光に近い色温度で、作業に集中しやすい環境を作ります。キッチンや書斎などに適しています。
* **昼光色(6500K以上):** より明るい光で、広い空間を明るく照らしたい場合に適しています。

専門家からのアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、LED電球は、単に省エネというだけでなく、インテリアデザインの幅を広げるツールでもあります。色温度や明るさを調整することで、空間の雰囲気を自在に演出できます。例えば、落ち着いた雰囲気の寝室には電球色のLED電球、作業効率を高めたい書斎には昼白色のLED電球を選ぶなど、部屋の用途や目的に合わせて最適なLED電球を選びましょう。

まとめ:40W相当LED電球への交換で明るさと節約を実現

40W白熱電球と40W相当LED電球の明るさの違いは、ルーメン値で比較するとそれほど大きくありませんが、消費電力と電気代には大きな差があります。LED電球への交換は、電気代の節約だけでなく、部屋の雰囲気作りにも役立ちます。明るさ、色温度、消費電力などを考慮して、お部屋に最適なLED電球を選びましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)