40W電球が突然破損!原因と対策、安全な照明選び

部屋に40Wの照明があるのですが、突然バンッっと大きな音がして電球の玉が切れました。電球が黒く焦げていました。電球の老化現象でしょうか?中古で1年前に照明を買ってそのままずっと付いていた電球を使っていました。それとも本体のほうに原因があるのですか?宜しくお願いします。

電球の破損、その原因を探る

突然の大きな音と黒焦げの電球…確かに不安になりますよね。原因は大きく分けて「電球の老化」と「照明器具本体の異常」の2つが考えられます。 まずはそれぞれの可能性を詳しく見ていきましょう。

電球の老化現象の可能性

40W電球を1年間、ほぼ毎日点灯し続けていたとのことですので、電球の寿命が尽きた可能性は十分にあります。電球の寿命は、使用時間や使用環境によって異なりますが、一般的に白熱電球は1000時間~2000時間程度と言われています。毎日数時間使用していれば、1年で寿命を迎えることも珍しくありません。

老化現象による破損の特徴:

* 徐々に明るさが落ちてきた後、突然切れることが多い。
* 黒く焦げる場合もあるが、激しい破裂音は少ない。
* フィラメントが切れているのが確認できることが多い。

今回のケースでは「バンッ」という大きな音がしたとのことなので、老化現象だけでは説明が難しいかもしれません。

照明器具本体の異常の可能性

大きな破裂音と黒焦げという状況から、照明器具本体に問題があった可能性も高いです。具体的には以下の原因が考えられます。

1. 電圧の異常

電圧が不安定な状態が続くと、電球に過剰な電流が流れ、発熱しやすくなります。その結果、電球が破裂する可能性があります。

* 確認方法:他の電化製品に異常がないか確認しましょう。もし他の電化製品にも問題があれば、家の電圧に異常がある可能性があります。電気工事士に相談することをお勧めします。

2. 配線の劣化

経年劣化によって配線が断線したり、接触不良を起こしたりすると、電球に異常な電流が流れ、破損の原因となります。中古で購入した照明器具の場合、配線の状態が不明なため、注意が必要です。

* 確認方法:専門知識がない場合は、無理に自分で確認しようとせず、電気工事士に依頼しましょう。

3. 照明器具の故障

照明器具自体に故障があると、電球に適切な電圧が供給されず、破損につながる可能性があります。

* 確認方法:新しい電球に交換しても同じ現象が起きる場合は、照明器具本体の故障が疑われます。専門業者に点検・修理を依頼しましょう。

4. 電球の規格と照明器具の適合性の問題

使用している電球のワット数が、照明器具の許容ワット数を超えている可能性もあります。説明書を確認し、適切なワット数の電球を使用しているか確認しましょう。

安全な照明選びと対策

今回の様な事故を防ぐためには、安全な照明選びと適切なメンテナンスが重要です。

安全な照明器具を選ぶポイント

* 信頼できるメーカーの製品を選ぶ:信頼できるメーカーの製品は、安全基準を満たしている可能性が高く、故障のリスクを低減できます。
* 許容ワット数を確認する:照明器具には、使用できる電球のワット数が記載されています。必ず確認し、適切なワット数の電球を使用しましょう。
* PSEマークを確認する:PSEマークは、電気用品安全法に基づいて安全性が確認された製品に表示されるマークです。PSEマークの付いた製品を選びましょう。
* 定期的な点検:照明器具は定期的に点検し、配線の劣化や異常がないか確認しましょう。専門業者に依頼するのも良い方法です。

電球を選ぶ際のポイント

* LED電球への切り替え:LED電球は白熱電球に比べて寿命が長く、省エネ効果も高いです。白熱電球からの切り替えを検討しましょう。
* 適切なワット数を選ぶ:照明器具の許容ワット数に合った電球を選びましょう。
* 信頼できるメーカーの製品を選ぶ:信頼できるメーカーの製品は、品質が高く、安全性の高い製品が多いです。

具体的な対策

* 新しい電球への交換:まずは新しい40W電球に交換してみましょう。もし同じ現象が起きた場合は、照明器具本体に問題がある可能性が高いです。
* 専門家への相談:もし新しい電球でも同じ現象が起きたり、不安な場合は、電気工事士などの専門家に相談しましょう。

まとめ

電球の破損は、電球の老化だけでなく、照明器具本体の異常が原因である可能性もあります。大きな音や黒焦げが伴う場合は、特に注意が必要です。安全な照明器具を選び、適切なメンテナンスを行うことで、このような事故を防ぎましょう。 専門家の意見を聞き、安全な照明環境を確保することが大切です。

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