3LDK賃貸の収納と間取り改善術|家族3人暮らしの快適空間づくり

3LDKのインテリア、間取りについて 夫婦2人と1才の子供がいる家族で3LDKの賃貸に住んでいるのですが、部屋をうまく使いこなせず、家具が散乱しています。玄関を入るとまず5.5畳の洋室(北向き、正方形でないので使いづらい)があり、一応妻の洋服と来客用ソファベッド、古いテレビ台とテレビ)があり、廊下をとおり次に中和室4.5畳(窓がなく、ベビーベッドを入れているので布団を折って寝ている)を寝室、廊下を抜けると、キッチン、ダイニング、リビングが細長いL字13畳にあり、(キッチンは窓がなく暗い、背面キッチン)、リビング(大きいソファ2つ、テレビモニター、子供があそぶための場所)となりに主人の書斎6畳があります。 中和室はダイニングと隣り合わせですが、締め切ると何も見えないし、空調がつけられないので扉を開けて寝ています。 家族の洋服をしまう収納が少なく、また、子供部屋、妻の化粧やパソコン台、ランニングマシーン、ゴミ箱(玄関に置くか庭に置くか?猫やいたちが来てしまう)、など、長くすむつもりはないのですが、このままでは場所の確保がうまくできず、家族が破綻しそうです。 子供は歩き始め、部屋中をかき回してしまいます。皆さんはどのように間取りされていますでしょうか。アドバイスお願いします。

現状分析と課題整理:3LDKの使いづらさ

現在のお住まいは、間取りの形状や収納の不足、そして1歳のお子さんの活動範囲を考慮すると、確かに使い勝手が悪いと感じられるのも無理はありません。特に、北向きの5.5畳洋室、窓のない中和室、そして細長いL字型のLDKは、空間の有効活用を難しくしています。 課題を整理すると以下のようになります。

  • 収納不足:家族の衣類や身の回りの品を収納するスペースが不足している。
  • 間取りの非効率性:各部屋の形状や配置が使いづらく、動線が複雑になっている。
  • 子供部屋の確保:1歳のお子さんのための専用スペースがない。
  • 動線の悪さ:廊下を通って各部屋へ移動する必要があるため、家事動線が長く、子供を連れての移動も不便。
  • プライバシーの確保:中和室とダイニングが隣接しており、プライバシーが確保しにくい。
  • キッチンの暗さ:窓のないキッチンは暗く、作業効率が悪い。
  • ゴミ置き場の問題:猫やイタチの侵入を防ぐためのゴミ置き場の確保が課題。

改善策:3LDKを最大限に活用するための具体的な提案

これらの課題を解決するために、具体的な改善策を提案します。

1. 収納スペースの確保と見直し

現状の収納では明らかに不足しています。まず、以下の方法で収納を増やし、整理整頓を目指しましょう。

  • 押入れやクローゼットの活用:既存の押入れやクローゼットを最大限に活用するために、収納用品(収納ボックス、棚、ハンガーラックなど)を効果的に配置しましょう。季節外の衣類などは圧縮袋を使うと省スペース化できます。
  • マルチ収納家具の導入:ソファやベッド下など、デッドスペースになりがちな場所に収納できる家具を導入しましょう。例えば、収納付きソファやベッド、チェストなどを検討してみましょう。
  • 壁面収納の設置:壁面に棚やラックを設置することで、収納スペースを大幅に増やすことができます。特に、廊下やリビングの壁面は有効活用できる可能性が高いです。
  • 洋服の断捨離:不要な衣類を処分することで、収納スペースを確保しましょう。定期的に見直し、着ていない服はリサイクルショップなどに持っていくことをお勧めします。

2. 間取りの工夫と家具配置の変更

現状の間取りを最大限に活用するために、家具の配置を見直してみましょう。

  • 5.5畳洋室:正方形でないため使いづらいとのことですが、家具の配置を工夫することで解決できる可能性があります。例えば、L字型に配置することで、部屋の角を有効活用できます。また、壁一面にクローゼットを設置し、洋服を収納するスペースを確保することも有効です。
  • 中和室:ベビーベッドと布団を置く以外にスペースがないので、ベビーベッドを壁際に寄せ、布団を畳んで収納できるよう工夫しましょう。また、間仕切りカーテンなどで、視覚的に空間を区切ることも有効です。
  • LDK:細長いL字型なので、ゾーニングを明確にすることが重要です。ダイニングテーブルとリビングソファの位置関係を見直し、動線をスムーズにしましょう。お子さんが遊べるスペースは、安全性を考慮して、リビングの一角にプレイマットなどを敷いて確保しましょう。
  • 主人の書斎:書斎は、仕事に集中できる静かな空間を確保するために、ドアを閉めて使用しましょう。収納棚を配置して、書類や資料などを整理整頓しましょう。

3. 子供の安全対策と遊び場の確保

1歳のお子さんの安全を確保するためには、以下の点に注意しましょう。

  • 家具の固定:転倒防止のため、タンスや本棚などの家具を壁に固定しましょう。
  • 安全な遊び場の確保:お子さんが安全に遊べるスペースを確保しましょう。プレイマットやベビーサークルなどを活用すると良いでしょう。
  • 危険物の除去:お子さんの手の届くところに、危険な物や壊れやすい物を置かないようにしましょう。
  • コンセントカバー:コンセントにカバーをつけましょう。

4. その他の課題への対策

  • キッチンの暗さ:照明器具を見直したり、明るい色のクロスやカーテンを使用することで、明るさを確保しましょう。また、観葉植物を置くことで、空間にも癒しを与えられます。
  • ゴミ箱:猫やイタチの侵入を防ぐために、しっかりとした蓋付きのゴミ箱を使用し、玄関や庭に置く場合は、風で飛ばされないように工夫しましょう。庭に置く場合は、動物よけの対策も必要です。
  • 妻のパソコン台と化粧台:コンパクトなデスクやドレッサーを選ぶことで、スペースを節約できます。壁掛け式のミラーなども有効です。
  • ランニングマシン:使用頻度に合わせて、収納できるタイプや折りたたみ式のランニングマシンを検討しましょう。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、現状の間取りは、家具の配置や収納方法を工夫することで、かなり改善できる可能性があります。 特に重要なのは、ゾーニングです。各部屋の機能を明確に区切り、それぞれのスペースを最大限に活用することで、快適な生活空間を実現できます。 また、収納の計画も重要です。収納家具の選び方や配置方法を適切に計画することで、散らかりやすい状況を改善し、すっきりとした空間を作ることができます。 必要に応じて、収納のプロである整理収納アドバイザーに相談してみるのも良いでしょう。

まとめ:小さな工夫で快適な住空間を

3LDKの賃貸住宅でも、収納方法や家具の配置、ゾーニングを工夫することで、家族3人で快適に暮らせる空間を作ることができます。 今回ご紹介した具体的なアドバイスを参考に、ご自身の状況に合わせて改善策を検討してみてください。 小さな工夫を積み重ねることで、より快適な住空間を実現できるはずです。

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