3700万円の新築一戸建て購入は可能?建築業と保育士の夫婦の住宅ローン事情と賢い返済計画

住宅ローンについて。 只今3700万円の新築一戸建て購入を考えています。 収入は 夫26歳:建築業 平均手取り30万円(月によって多少前後します) ボーナスはなし 妻26歳:保育士 公務員 手取り21万円 ボーナス年2回 40万円×2 只今産休、育休中につき共済から月々12万円程度のみ(1年間) 1年後復帰予定 となっています。 子供は現在1歳8ヶ月の息子1人と、もう一人来月出産予定です。 歳を離していつかもう一人は欲しいなと考えています。 現在は賃貸マンションで駐車場込み月9万円の部屋を借り、夫の仕事の車と仕事道具を置く為の倉庫兼駐車場を2万円で借りています。 家を建てると駐車場2台分と道具を入れておく倉庫も敷地内に作る予定です。 頭金はなく、手付金の100万円のみ用意する予定です。 もう少し頭金を貯めてから購入する予定でしたが、なかなか出ない土地の物件で尚且つ私の実家にも近く、これからずっと私も仕事をしていく上で子供の送り迎え等実家の力が必要不可欠なのでチャンスかなと思っています。 3700万円という大きなローンなので不安もありますが皆さんの意見をお聞きしたくて質問させていただきました。 よろしくお願いします 補足貯金が少ないのは、おととし300万円の車を現金で購入した為と、去年は上の子の出産育児の為一年間休んでいた為です。仕事復帰したこの半年間の間の私の給料はすべて貯金にわませましたので、これからも夫の給料のみで生活して私の給料は貯金や繰り上げ返済に使う予定です。

3700万円の住宅ローン返済、本当に大丈夫?収入と支出を徹底分析

3700万円の住宅ローンは、確かに大きな金額です。しかし、ご夫婦の収入やライフプランを考慮すると、返済が可能かどうかは、詳細なシミュレーションが必要です。まずは、現在の収入と支出を整理し、住宅ローンの返済額が生活に与える影響を具体的に見ていきましょう。

現在の収入

* 夫:月収30万円(ボーナスなし)
* 妻:月収21万円(ボーナス年2回40万円×2=80万円)
* 産休・育休中:月収12万円(1年間)

合計月収は、産休・育休後、51万円となります。年間収入は、51万円×12ヶ月+80万円=700万円弱です。

現在の支出

* 賃貸マンション:月9万円
* 倉庫兼駐車場:月2万円
* その他生活費:詳細不明

生活費は、食費、光熱費、通信費、日用品費、教育費、レジャー費など、多岐に渡ります。お子様2人の育児費用も考慮すると、月々の生活費は最低でも20万円以上は必要でしょう。

住宅ローン返済シミュレーション

3700万円の住宅ローンを35年で返済する場合、金利2%と仮定すると、毎月の返済額は約11万円となります。 金利は変動する可能性があるため、複数の金融機関でシミュレーションを行うことをお勧めします。 また、固定金利を選択する事も検討しましょう。

返済可能かどうかの判断

産休・育休明けの収入を基に計算すると、月々の収入から住宅ローン返済額と生活費を差し引いた金額が、余裕を持って確保できるかどうかが重要です。 現状では、生活費を最低20万円と仮定すると、51万円-11万円-20万円=20万円の余裕があります。一見余裕がありそうですが、これはあくまで最低限の生活費を想定した場合です。 実際には、子供の教育費、医療費、車の維持費、家の修繕費など、予期せぬ出費も発生する可能性があります。

住宅ローンの返済計画を立てるための具体的なステップ

3700万円という高額な住宅ローンを組む際には、綿密な計画が必要です。以下に、具体的なステップを示します。

1. 収入と支出のリストを作成する

まずは、ご自身の収入と支出を正確に把握しましょう。クレジットカードの明細や銀行の通帳などを確認し、項目別にリストを作成します。支出を細かく分類することで、無駄な支出を削減する余地が見つかるかもしれません。

2. 住宅ローンの返済シミュレーションを行う

複数の金融機関で、住宅ローンの返済シミュレーションを行いましょう。金利や返済期間によって返済額が大きく変わるため、比較検討することが重要です。 固定金利と変動金利のメリット・デメリットをよく理解した上で、ご自身の状況に最適なものを選びましょう。

3. 繰り上げ返済を検討する

妻の収入を貯蓄や繰り上げ返済に充てる計画は、賢明です。繰り上げ返済によって、返済期間を短縮し、総返済額を減らすことができます。 毎月の返済額を少し減らす代わりに、ボーナス時にまとめて繰り上げ返済するなど、柔軟な方法も検討しましょう。

4. 緊急時の資金を確保する

住宅ローン返済以外にも、生活費や医療費、車の修理費など、様々な費用が発生する可能性があります。そのため、最低でも3ヶ月分の生活費に相当する緊急資金を確保しておきましょう。

5. 専門家への相談

住宅ローンやファイナンシャルプランニングに詳しい専門家(ファイナンシャルプランナーや住宅ローンアドバイザー)に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、より安心・安全な住宅ローン計画を立てることができます。

賢い住宅購入のためのアドバイス

* 頭金の確保:可能であれば、頭金を増やす努力をしましょう。頭金が多いほど、住宅ローンの負担が軽減されます。
* 住宅価格の見直し:予算に合わせて、住宅価格を見直すことも検討しましょう。土地の広さや建物の仕様などを調整することで、予算を抑えることができます。
* 住宅ローンの種類:固定金利と変動金利、それぞれのメリット・デメリットをよく理解し、ご自身の状況に合った住宅ローンを選びましょう。
* 保険の加入:住宅ローン保険に加入することで、万一の事態に備えることができます。
* ライフプランのシミュレーション:将来のライフプラン(子供の教育費、老後資金など)も考慮した上で、住宅ローン計画を立てましょう。

まとめ

3700万円の新築一戸建て購入は、ご夫婦の収入とライフプランを考慮すると、決して容易ではありませんが、不可能ではありません。 しかし、綿密な計画と、専門家への相談が不可欠です。 上記で示したステップを参考に、慎重に検討し、将来にわたって安心して暮らせる住宅ローン計画を立てましょう。 そして、ご自身の状況に合った住宅購入方法を選択することが重要です。

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