客観的に見て、これは本人の性格でしょうか?それとも、一種の障害か何かでしょうか?判断をお願いします。家族カテで質問をしたところ、「医療カテのほうが正確な回答を得られるのでは?」というご指摘がありましたので、こちらで同じ質問をさせて下さい。一部、追記をしております。<特徴>・35歳の男性、会社員・日本語・英語ともに言語能力が低い・同じ間違いを何度も繰り返す(特に言葉の覚え間違いが直らない)・空気が読めない・思い込みが激しい・言葉の裏にある思いをくみ取ることができない・数人で話していて、急に話をふられると5~10秒黙ったままのときがある(答えを考えている間は一切喋らない)・職場以外の人で、一緒に遊ぶような友人が1人しかいない・時々、被害妄想がある・食事のマナーが悪く、何度注意しても直らない・マナーが悪いと周囲の人が不快に感じると説明しても、いまいち理解できていない・成人なら誰もが知っている一般常識を知らない・何度も自分が買ってきたペットの世話を怠り、死なせている・整理整頓・掃除ができない・忘れ物が多い・子供の頃、よく迷子になっていた(初めての場所でも、自分一人でどんどん歩いて行くため)・ボタンダウンのシャツの襟の小さいボタンホールに第一ボタンを掛け違えていても、指摘されるまで気付かない(月に1回はやる)・パワハラをされても、一応会社は休まずに毎日出勤している・1から10まで説明しないと意味が理解できないが、やれと言われたことは真面目にやる・4年制大学を卒業して、公務員試験も一度は受かったことがある[具体例]・「シネマ(映画館)」を「しまね」、「エベレスト」を「エレベスト」、「坂本竜馬」を「さかもと・りゅうま」、「雰囲気」を「ふいんき」と言う(他にも沢山、何度も同じ間違いを言う)。・中1の頃、「This is a pen」の「This is」が一つの単語だと思い込んで、「This 〇〇 is ~」となると理解できなかった(今は理解していると思います)。・「狭義」を広い意味、「腐れ縁」を褒め言葉だと勘違いして覚えており、職場で何度も間違え、幼馴染と結婚した先輩夫婦のなれそめを聞いて「先輩と奥さんは腐れ縁なんですね」と言った(本人は「良縁」と同じ意味だと思ってほめたつもり。他、多数意味の覚え間違いあり)。・正社員なのに、派遣の後輩に「同じミスを繰り返すな、一般常識を勉強しろ、世間の人と交流を持ったほうが良い」などと言われる。・数人で会話をしていて、突然話題を変えたのに主語を言わないので、周囲の人が何の話だか分からなくなる(本人は伝わっているつもりで話し続ける)・婚活で知り合った女性と別れ際に「次は〇〇に行きたいですね。お昼くらいなら空いてますかね?」と言って、女性が「良いですね」と言ったら、具体的な日時を決めていないのに次の週末にその場所に行き、12時になっても相手の女性が来ないからといって電話で呼び出す(前回会った時から一度も電話もメールもしていないのに、この会話だけて約束したつもり。「次」は「来週末」、「お昼」は「12時に待ち合わせ」と思い込み、女性に電話して、当然約束していないので来ていないのに「あと何分で来ますか?」と呼び出し。その後、女性からの連絡は途絶える)。・「ぜひ、またお会いしましょう」ではなく、「ご縁があったら・・・」と言われてその後の連絡がないのに、自分から連絡せず、いつまでも連絡を待ち続けている。・煮物も味噌汁の具も、お椀に口を付けてかき込むし、箸の持ち方がおかしい(箸を動かすたびに中指が抜ける)。牛乳やコーヒー、紅茶など、飲み物は何でも「ずずっ」音を立ててすする。スパゲッティーをフォークで巻けない。・高級レストランに行ってもマナーが悪く、周囲が恥ずかしい思いをしているのに気付かない。・銀行の窓口でまとまった金額を下すのに、身分証明書を持って行かずに下せなかったり、消費者金融の利用履歴があると5年間はメガバンクでの住宅ローンの審査がおりないことなど、大人なら常識のことを知らない(お金が下せなかったのは、教えてくれなかったからだ、とキレる)。・海水魚の水替えをするときに塩分濃度を計らずに死なせてしまったり、夏にハムスターのゲージを風呂場に2日放置して家を締切り死なせたが、同じような事を繰り返す(水と餌さえ与えているのだから大丈夫と言い張る)。・部屋は物であふれ、整理されていないので同じ物を何度も買ったり、大きさが合わないと使えない工具などを確認せずに購入し、使えないまま放置。床に髪の毛が沢山落ちていても掃除しない。他にも沢山ありますが、書ききれません。これは本人の性格によるものですか?それとも、一種の障害か何かが原因なのでしょうか?どうすれば改善しますか?人間関係がうまく築けないので、行く末が心配です。少しでも良い方向に導く手立てがあれば教えて下さい。読みにくい長文、大変申し訳ございません。回答、お待ちしております。補足家族のことなので「行く末が心配」と書いたのです。他人ならここまで気になりません。社会人として生活する上で頼りない部分が沢山あり、親もいつまでも生きているわけではないし、本人も転勤がある会社に勤務しておりますので、傍で注意できるのも時間の問題です。改善する様子があまりないので、正直、焦っています。何度も同じことを注意しても直らないのは、注意の仕方に問題があるのかどうか、そこを知りたくて質問しました。一種の学習障害か何かなら(この方面は全く知識がないなので判断出来ませんが)、周囲のフォローの仕方も違ってくると思うのですが・・・どうなんでしょうか?
専門家による見解:可能性のある障害と改善策
ご質問の内容から、単なる性格の問題ではなく、何らかの発達障害の可能性が高いと考えられます。特に、以下のような点が懸念されます。
* **言語能力の低さ、同じ間違いの繰り返し:** 発達性言語障害(SLI)や学習障害(LD)の可能性があります。
* **空気が読めない、思い込みが激しい、言葉の裏の意味が理解できない:** アスペルガー症候群や高機能自閉症の可能性があります。
* **社会的なマナーの欠如、常識の欠如:** 発達障害特有の社会性スキル(社会適応能力)の低さが示唆されます。
* **ペットの飼育における問題、整理整頓の困難さ:** 注意欠陥多動性障害(ADHD)の可能性も考えられます。
* **具体的な日時や約束の理解が曖昧:** 実行機能の障害が疑われます。
これらの障害は、単独で現れることも、複数併存することもあります。正確な診断は専門医(精神科医、または発達障害に詳しい医師)による検査が必要です。
具体的な改善策:専門家への相談と具体的な支援
まずは、信頼できる専門医への相談が最優先です。 医師による診断に基づいて、適切な支援策が講じられます。 自己診断は危険ですので、必ず専門家の意見を仰いでください。
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1. 専門医への相談
精神科医を受診し、詳細な検査を受けてください。 検査では、問診や心理テストなどが行われます。 診断結果に基づいて、適切な治療法や支援策が提示されます。
2. 具体的な支援策
診断結果によっては、以下の支援策が考えられます。
* **言語療法:** 言語能力の向上を目指します。
* **作業療法:** 日常生活における課題解決能力の向上を目指します。
* **社会技能訓練:** 社会的なコミュニケーションスキルを向上させるための訓練です。
* **認知行動療法:** 誤った認知や行動パターンを修正するための療法です。
* **薬物療法:** 必要に応じて、症状を軽減するための薬物療法が行われる場合があります。
3. 周囲のサポート
ご家族や職場の方々にも、彼の状態を理解してもらうことが重要です。 発達障害に関する知識を共有し、適切なサポート体制を構築することで、彼の社会生活の質を向上させることができます。
* **職場への配慮:** 上司や同僚に彼の状態を説明し、理解と協力を得ましょう。 仕事上の配慮が必要な場合もあります。
* **家族でのコミュニケーション:** 彼の気持ちを理解し、穏やかな態度で接することが大切です。 指示は具体的に、簡潔に伝えましょう。 一度に多くのことを求めないように配慮してください。
* **具体的な指示と視覚的な支援:** 指示はできるだけ具体的に、簡潔に伝え、必要に応じて絵や図表などの視覚的な支援を活用しましょう。
* **成功体験の積み重ね:** 小さな成功体験を積み重ねることで、自信をつけ、モチベーションを高めることができます。 できることから少しずつ始め、褒めて励ますことが重要です。
* **リハビリテーション:** 継続的なリハビリテーションを通して、改善を目指しましょう。
4. 注意の仕方
何度も同じ注意が必要な場合、注意の仕方に問題がある可能性も否定できません。 以下の点を意識してみましょう。
* **具体的な行動を指摘する:** 「マナーが悪い」ではなく、「箸の持ち方がおかしい」「お椀に口をつけている」など、具体的な行動を指摘します。
* **感情的にならない:** 感情的になると、彼は理解できず、反発する可能性があります。 冷静に、優しく伝えましょう。
* **繰り返さない:** 同じことを何度も繰り返すと、彼は疲れてしまいます。 一度に一つずつ、重要なことだけを伝えましょう。
* **ポジティブなフィードバック:** 改善点があれば、必ず褒めて励ましましょう。 小さな成功体験を積み重ねることが重要です。
* **ロールプレイング:** 状況を想定したロールプレイングを行うことで、適切な行動を学ぶことができます。
インテリアと生活環境の改善
彼の生活環境を改善することも、社会生活への適応を助ける上で有効です。
整理整頓しやすい空間づくり
* 収納スペースを充実させる
* 物を減らす
* ラベルを貼る
* 定位置を決める
視覚的な分かりやすさ
* 明るい照明
* 色使いをシンプルにする(グレーを基調とした落ち着いた空間も選択肢の一つです)
* カレンダーやスケジュール表を目立つ場所に置く
これらの工夫は、彼の生活の負担を軽減し、落ち着ける空間を提供するのに役立ちます。
まとめ
ご質問のケースは、単なる性格の問題ではなく、発達障害の可能性が高いと考えられます。 まずは専門医への相談が重要です。 専門家の診断と適切な支援によって、彼の生活の質を向上させることができるでしょう。 ご家族の理解とサポートが不可欠です。 焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。