35坪の土地に3世帯住宅は可能?3000万円予算で建てるための徹底ガイド

面積35坪、建ぺい率60%の土地に、以下の間取りの家が造れますか? 近々、借地を等価交換することになり、家を建て直すことになりました。 建て替えのことについては初心者のため、良きアドバイスをお願い致します。 以下の内容で3世帯住宅にしたいと考えていますが、建造は可能でしょうか? また、予算は3,000万円程を考えていますが、地元の優良工務店さんなどに お願いすれば予算内でも可能でしょうか。 システムキッチン、トイレ、バスルームなどはインターネットで特価品を探し、 設置して頂こうと考えています。 ------------ 【土地】 土地面積 35坪 建ぺい率 60%(21坪) 容積率 300%(105坪) ------------ 【構造】 木造3階建て 屋上あり 駐車場 2台(外出し) ------------ 【1フロアーあたりの間取り】 玄関 3畳 リビング 12畳 キッチン 4畳 部屋1(6畳間収納2畳)8畳 部屋2(6畳間収納2畳)8畳 トイレ 1畳 洗面所 1畳 風呂 2畳 バルコニー 3畳

35坪の土地に3世帯住宅は可能?建ぺい率と容積率を考慮した検討

35坪の土地に3世帯住宅を建てることは、可能かどうかは、建ぺい率と容積率、そしてご希望の間取りを考慮する必要があります。

まず、建ぺい率60%ということは、21坪(35坪 × 0.6)までしか建物面積を占有できません。 提示された間取りは、1階あたり約30畳(3畳+12畳+4畳+8畳+8畳+1畳+1畳+2畳+3畳=32畳)です。これは建ぺい率を大幅に超えており、1階建てでは不可能です。

しかし、容積率300%(105坪)を考えると、3階建てであれば、建物の延べ床面積を105坪まで増やすことができます。 1階あたり30畳(約50㎡)なので、3階建てで約150㎡となり、容積率の範囲内には収まります。

ただし、これはあくまで延べ床面積の話です。 駐車場2台分(約20㎡×2=40㎡)と、外壁、階段、廊下などの共用部分の面積を考慮すると、各世帯の居住スペースは狭くなる可能性があります。3世帯住宅の場合、プライバシーの確保や動線なども重要になりますので、間取りの再検討が必要となるでしょう。

3000万円の予算で3世帯住宅を建てることは可能?

3000万円という予算で3世帯住宅を建てることは、非常に厳しいと言わざるを得ません。 木造3階建て、屋上付きとなると、建築費は高額になります。

コストを抑えるための具体的な方法

* **間取りの簡素化:** 各世帯の面積を小さくし、共有スペースを最小限にすることでコストを削減できます。例えば、各世帯に独立したキッチンや浴室を設けるのではなく、共有部分にすることでコストダウンが可能です。
* **標準仕様の採用:** 高級感のある仕様や特別な設備は避け、標準仕様で建てることでコストを抑えられます。
* **建材の選定:** コストパフォーマンスの高い建材を選択することが重要です。地元の工務店と相談しながら、適切な建材を選定しましょう。
* **インターネットでの購入:** システムキッチン、トイレ、バスルームなどをインターネットで特価品を探すのは良いアイデアです。しかし、設置費用や保証などをしっかり確認し、安さだけで判断しないように注意しましょう。安価な製品は、耐久性や機能性に劣る可能性があります。
* **地元の優良工務店との連携:** 地元の工務店は地域事情に詳しく、コストを抑えた提案をしてくれる可能性が高いです。複数の工務店に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。
* **補助金・助成金の活用:** 自治体によっては、住宅建設に関する補助金や助成金制度があります。該当する制度がないか確認してみましょう。

専門家への相談

建築費用を正確に把握するためには、設計図を作成し、地元の複数の優良工務店に見積もりを依頼することが不可欠です。 また、建築士や住宅ローンアドバイザーなどの専門家に相談し、予算内で実現可能なプランを検討しましょう。

3世帯住宅の間取り設計におけるポイント

3世帯住宅では、各世帯のプライバシーと共用部分の使いやすさが重要です。

間取り設計のポイント

* **プライバシーの確保:** 各世帯に独立した玄関やリビング、浴室、トイレを設けることが理想的です。
* **共用部分の設計:** キッチンや洗濯室など、共用部分の使いやすさを考慮した設計が必要です。
* **動線の確保:** 各世帯へのアクセスがスムーズで、生活動線がぶつからないように設計する必要があります。
* **収納スペースの確保:** 3世帯分の収納スペースを確保するため、各世帯に十分な収納スペースを設ける必要があります。
* **バリアフリー設計:** 将来に備えて、バリアフリー設計を取り入れることを検討しましょう。

まとめ

35坪の土地に3世帯住宅を建てることは、間取りや仕様を工夫することで可能かもしれません。しかし、3000万円の予算では厳しい可能性が高いため、専門家と相談しながら、現実的なプランを検討することが重要です。 地元の優良工務店に相談し、コストを抑えながら、快適な住まいを実現しましょう。

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