32㎡の1K賃貸、退去時の敷金礼金返還について徹底解説!

32平米の1Kに住んでいます。一人暮らしにしては高く敷金礼金合わせて55万払いました。退去する時ある程度汚していたらこんだけ払っていてもプラスされる場合はありますか?私が今住んでいるのは積○不動産(関西)の物件です。何やらその不動産はネット見ているとあまり評判がよくないので、退去する時の事を考えると不安になりました。詳しい内容は、私が入居した時新築で敷金(保証金)30万、礼金(敷引)25万です。他の契約書には敷金30万、退去控除額25万とも書かれていました!!この意味も私はあまり理解していません。返ってくるのは5万という事を言っていたのは何となく覚えています!礼金25万も払っているのに、まだ敷金からも25万は返せませんという事でしょうか?あのときの私はあまりにも無知でしたので家賃と部屋だけで決めてしまいました。今更になって不安がきたのはネットでその返ってくるという5万でさえもなんかしら理由をつけて返してくれないとききました。部屋の状況は、6年住んでいるわりにはきれいに使っているとは思いますが、私は喫煙者なので壁紙が黄色くなっています。で何カ所はコードの擦れ等で角の壁紙が薄く破れています。床には何カ所か携帯とかを落とした傷があります。小さなものです。でも、経年劣化と言いますか、やっぱり他の所も入ったときよりは勿論汚れています。ハウスクリーニングやら壁紙の張り替えやらの相場が全くわからないので教えてほしいです。重要な点は1Kで部屋自体は32㎡のそんなに広くない一般的な部屋!でも入った時が新築!敷金礼金等結構な額を払っている!その事をふまえてこの広さの部屋はこの敷金等で修復できるかっていうのと、ちゃんと敷金残り返ってくるかっていうのを教えて下さい。詳しくなくて個人的な意見でも構いません。是非皆さんの意見を聞かせて下さい。長くなってしまい申し訳ありません。

敷金・礼金、そして退去時の不安…よくある疑問を解消します!

6年間居住された32㎡の1Kのお部屋、退去時の敷金返還について不安を感じていらっしゃるんですね。ご心配な気持ち、よく分かります。敷金・礼金に関するトラブルは少なくありません。特に、積○不動産のような大手の不動産会社でも、トラブルが発生するケースがあるため、事前にしっかりと理解しておくことが重要です。

まず、契約書に記載されている「敷金30万、退去控除額25万」について解説します。「退去控除額」とは、退去時の修繕費用として差し引かれる予定額です。つまり、契約時点で「敷金30万円のうち、25万円は退去時の修繕費用として充当される可能性がある」ということを示しています。 最終的に返還されるのは、敷金から修繕費用を差し引いた残額です。今回のケースでは、5万円の返還予定とのことですが、これはあくまで予定であり、実際には状況によって変動する可能性があります。

退去時の修繕費用、一体いくら?具体的な例と相場

ご質問にある「壁紙の黄ばみ」「壁紙の破れ」「床の傷」について、それぞれ修繕費用の相場と、敷金から差し引かれる可能性について見ていきましょう。

壁紙の黄ばみ(喫煙によるヤニ汚れ)

喫煙による壁紙の黄ばみは、残念ながら経年劣化とはみなされにくく、修繕が必要となる可能性が高いです。32㎡の1Kであれば、全面張り替えではなく、部分的な張り替えで済むケースが多いでしょう。しかし、黄ばみの程度によっては、全面張り替えが必要になる場合もあります。

* **部分張替え:** 1箇所あたり5,000円~15,000円程度(箇所数、壁紙の種類によって変動)
* **全面張替え:** 30,000円~80,000円程度(壁紙の種類、部屋の広さによって変動)

壁紙の破れ(コードの擦れなど)

コードの擦れによる壁紙の破れも、修繕が必要となる可能性が高いです。破れの大きさや数によって費用は大きく変わります。

* **小さな破れ数カ所:** 5,000円~10,000円程度(修復方法、箇所数によって変動)
* **大きな破れ、複数箇所:** 10,000円~30,000円程度(修復方法、箇所数によって変動)

床の傷(携帯落下など)

小さな傷であれば、研磨などで修復できる可能性があります。しかし、深い傷や複数の傷がある場合は、部分的な床材の交換が必要になるかもしれません。

* **研磨による修復:** 5,000円~10,000円程度
* **部分交換:** 10,000円~30,000円程度(傷の大きさ、場所、床材の種類によって変動)

ハウスクリーニング

ハウスクリーニング費用は、お部屋の広さや汚れ具合によって大きく異なります。32㎡の1Kであれば、一般的なハウスクリーニングで20,000円~40,000円程度が相場です。

敷金から差し引かれる費用と返還額の見込み

上記の相場を参考に、ご質問のお部屋の修繕費用を概算してみましょう。

* 壁紙の黄ばみ(部分張替え):10,000円
* 壁紙の破れ:5,000円
* 床の傷(研磨):5,000円
* ハウスクリーニング:30,000円

合計:50,000円

この場合、敷金30万円から50,000円を差し引くと、25万円が残ります。契約書に記載されている「退去控除額25万円」とほぼ一致するため、5万円の返還予定は妥当な範囲内と言えるでしょう。ただし、これはあくまでも概算です。実際の費用は、不動産会社による査定によって決定されます。

不動産会社との交渉、そして今後の対策

不動産会社との交渉においては、以下の点を意識しましょう。

* **写真や動画で現状を記録する:** 退去時の状態を記録しておけば、不当な請求を防ぐことができます。
* **契約書をよく確認する:** 契約書に記載されている条項をよく理解し、不明な点は質問しましょう。
* **専門家への相談:** 不安な場合は、弁護士や不動産会社に相談しましょう。

まとめ:退去時の不安を解消し、スムーズな手続きを!

敷金・礼金に関するトラブルは、事前に知識を身につけておくことで回避できます。今回のケースでは、現状の修繕費用を考慮すると、5万円の返還予定は妥当な範囲内と言えるでしょう。しかし、不動産会社との交渉においては、冷静に状況を把握し、必要に応じて専門家へ相談することをお勧めします。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)