30坪注文住宅の間取り相談:南西向きのリビングと採光、収納、将来設計

間取りに関してご意見をお聞かせ下さい 現在、注文住宅の間取りを検討中です。 添付画像の、1階の間取りに関して客観的な意見を聞きたく、質問いたしました。 (画像が見づらく申し訳ありません) 土地は、すでに所有している土地で、図の上が北東、下が南西となっています。 広さは30坪、建蔽率60%、容積率200%です。 接道がやや変わっていて、画像斜め左下の斜めに切れている部分の3,3mのみとなっています。 三角形をしている花壇の部分は他の方が所有している土地です。 周辺は、住宅地で土地の左右、後ろは隣家が建っています。 南西側は道路があり、道路を挟んだその奥は川があり、川沿いに桜の木が植えてあります。 私たちの、間取りに関しての希望は次の点です。 ・2階建て(土地は狭いですが3階建ては避けたいです) ・1階に、LDK、水周り、和室、2階に書斎、納戸(ウォークインクロゼット)、子供部屋(2人分)、トイレ ・可能であればリビングに吹き抜け ・収納は量より適所にあり使いやすいこと(あまり沢山物を買わない性格なので) ・普段、洗濯物は1階で干したい ・なるべく色んな部屋から南西の景色(桜並木)を眺められるようにしたい 部屋の用途として、1階和室を子供が幼い間は家族の寝室とし、その後は主寝室として使用する予定です。 また、この間取りの場合、洗濯物は晴れならばウッドデッキ、雨天には浴室で浴室乾燥機を使い干すことになります。 今回、2階の図面は添付出来なかったのですが、リビングの一部が4帖程吹き抜けとなっています。 この間取りで気になっているのは、リビングダイニングの広さです。 私としては、このくらいでもいいかな…と思っているのですが、調べてみると最近の一般的なお宅のリビングダイニングに比べ、狭いので、不安があります。 また、外の景色を見ることを優先して考え、南西向きのリビングダイニングとなっているので、午前中の採光と、夏場の西日も心配です。 まとまりの無い文章となってしまいましたが、この間取りに関して、客客観的な意見、アドバイス等ありましたら、是非よろしくお願い致します。 間取り図に関しての補足: キッチンとLDの仕切りは腰壁です。 下足入れは、腰高位のものを考えていて上に物を飾れるようにしようと考えています。 窓は、リビングダイニングは全て腰高窓、和室のウッドデッキへ出るサッシのみ掃き出しです。補足前面の三角形の土地に関してですが、私たちも所有者の方に少しでも譲って頂けないかとたずねたところ、今はその気はないとのことでした。この土地は所有者のお宅と続いているのですが、定年されたご夫婦が住んでおり、この花壇でお花を育てることを楽しんでいる様です。 また、間取りに関して、私が現時点でも階段の昇降があまり好きでないこともあり、将来のことも考え、1階のみでも生活が可能なことが理想です。

30坪の土地と間取り:課題と解決策

30坪の土地に2階建て住宅を計画されているとのこと、南西向きの景色を重視した間取りとのことですが、いくつか課題が見えてきます。具体的には、リビングダイニングの広さ、南西向きの採光と西日対策、そして将来的な生活動線の考慮です。これらの課題を解決するための具体的なアドバイスを以下に提示します。

リビングダイニングの広さ:コンパクトながらも快適な空間を実現

最近の一般的なリビングダイニングと比較して狭いというご懸念、ごもっともです。しかし、30坪という土地面積を考えると、極端に狭いわけではありません。重要なのは、空間の使い勝手です。

広さよりも機能性と工夫が重要

* 家具選びの工夫:コンパクトなソファやテーブルを選ぶことで、圧迫感を軽減できます。多機能な家具(収納付きソファなど)も有効です。
* 空間のゾーニング:リビングとダイニングを明確にゾーニングすることで、それぞれの機能を最大限に活かすことができます。例えば、ダイニングテーブルを壁際に配置することで、リビングスペースを広々と使うことができます。
* 視覚的な広がり:明るい色の壁や床材、大きな窓、鏡などを効果的に使用することで、空間を広く見せることができます。

事例紹介:コンパクトリビングの成功例

雑誌やウェブサイトで、コンパクトリビングの事例を参考にすると良いでしょう。特に、収納の工夫間接照明の活用は、狭い空間を広く見せる効果があります。例えば、壁一面に収納棚を設け、生活感を隠すことで、スッキリとした印象を与えられます。

採光と西日対策:南西向きのメリットとデメリット

南西向きのリビングは、午後の日差しをたっぷり享受できる反面、夏場の西日は厳しいものがあります。

西日対策:効果的な窓と日除け

* 窓の種類:断熱性能の高い窓ガラス(Low-Eガラスなど)を選ぶことで、熱の侵入を抑制できます。
* 日除け:オーニングやブラインド、カーテンなどを活用することで、西日を効果的に遮ることができます。
* 植栽:落葉樹を植えることで、夏は日陰を作り、冬は日差しを取り込むことができます。

午前中の採光:工夫次第で十分な明るさを確保

南西向きとはいえ、午前中は東からの光が入ってきます。リビングの窓の位置や大きさを工夫することで、十分な明るさを確保できます。

将来設計:1階での生活を可能にする工夫

階段の昇降が苦手とのこと、将来的なことを考えると、1階のみで生活できるような設計が理想的です。

1階に寝室と水回り:高齢化に備える

* 寝室の位置:1階に寝室を設けることで、階段の上り下りをする必要がなくなります。
* バリアフリー設計:段差をなくす、廊下を広くするなど、バリアフリー設計を取り入れることで、将来的な生活のしやすさが向上します。

収納の配置:使いやすさを重視

収納は、量よりも使いやすさが重要です。頻繁に使うものは手の届きやすい場所に、あまり使わないものは高い位置に収納するなど、工夫が必要です。

まとめ:30坪の土地を最大限に活かす

30坪の土地で、希望の間取りを実現するには、空間の有効活用将来を見据えた設計が不可欠です。上記で挙げたアドバイスを参考に、設計士さんと相談しながら、快適で住みやすい家づくりを進めてください。

専門家の視点:建築士のアドバイス

建築士の視点から見ると、30坪という限られた土地面積の中で、希望する全ての機能を盛り込むには、空間の効率的な配置と、収納の工夫が鍵となります。特に、リビングダイニングの広さについては、家具の配置やレイアウトを綿密に計画することで、狭さを感じさせない空間を実現できます。また、南西向きのリビングは、夏場の西日対策が重要です。適切な窓材や日除けの選択、そして周辺環境との調和を考慮することで、快適な住空間を創り上げることが可能です。

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