30坪の平屋を建てる!間取り、天井、家具で費用を抑える方法

家の間取りと金額差についての質問です。 ※建築の事について全く詳しくありません(*_*)宜しくお願いします。 私は来年か再来年に『30坪の平屋』を建てたいと思っていて、どんな間取りにしようかなぁって方眼紙に書いたりして妄想している者です(@_@) 質問1…間取りについて ◆角が多い複雑な形(凸凹) ◆正方形や長方形やそれに近い比較的シンプルな形(□) 同じ30坪でも値段は変わりますか? 質問2…天井について ◆ハリだけを見せてハリの間は壁紙が貼ってあるタイプの天井 ◆天井とハリの木をそのまま(壁紙を貼らないで全部見せちゃう)タイプの天井 ◆ごく普通の天井 値段は違いますか? 質問3…天井の勾配 ◆家の南側の天井を高くして屋根(天井)が斜め天井(∠) ◆どこの部屋も同じ高さの天井(△) 値段は違いますか? 質問4…造り付け家具 キッチンの後ろの食器棚・シューズクロークの棚・クローゼットの棚・洗面台など、大工さんに頼むのと既製品を買うのではどちらが安いですか? ちなみにピカピカ光る塗装の家具でなく、木っぽい感じ(本によると無垢って書いてあります)にしたいと思っています。 私の買った住宅の本に載ってる様な天井や間取りの家に憧れますが…やっぱりかなり高いのかなって思い質問しました。 何もわからなくて変な質問ですみません。 何か1つでもわかる所がありましたら教えて下さい。 宜しくお願いしますm(__)m

30坪の平屋建築における費用と間取りの関係

30坪の平屋建築を計画されているとのこと、楽しみですね!間取り、天井、家具によって費用は大きく変わってきます。建築に詳しくない方でも理解できるように、一つずつ丁寧に解説していきます。

間取りの形状と費用

質問1…間取りについて ◆角が多い複雑な形(凸凹) ◆正方形や長方形やそれに近い比較的シンプルな形(□) 同じ30坪でも値段は変わりますか?

同じ30坪でも、間取りの形状によって費用は大きく異なります。複雑な形状(凸凹)の場合、材料費施工費の両方が増加します。

* **材料費増加:** 複雑な形状では、建材のロスが多くなり、材料費が高くなります。特に、断熱材や屋根材などは、複雑な形状に合わせてカットする必要があり、余剰分が発生しやすいためです。
* **施工費増加:** 複雑な形状は、施工が難しく、工期が長くなる傾向があります。そのため、人件費を含めた施工費が高くなるのです。大工さんの手間が増える分、費用も増加します。

一方、正方形や長方形に近いシンプルな形状は、材料ロスが少なく、施工も効率的です。そのため、費用を抑えることができます

天井の種類と費用

質問2…天井について ◆ハリだけを見せてハリの間は壁紙が貼ってあるタイプの天井 ◆天井とハリの木をそのまま(壁紙を貼らないで全部見せちゃう)タイプの天井 ◆ごく普通の天井 値段は違いますか?

天井のデザインによっても費用は変化します。

* **ハリだけを見せてハリの間は壁紙が貼ってあるタイプ:** 比較的コストを抑えられます。一般的な方法であり、材料費、施工費ともに標準的な価格帯です。
* **天井とハリの木をそのまま見せるタイプ:** これは「天井見せ梁」と呼ばれるデザインで、費用は高くなります。梁をあらわにするためには、梁の強度や仕上げに配慮する必要があり、材料費、施工費ともに増加します。また、木材の種類や仕上げ方法によっても費用は大きく変動します。無垢材を使用する場合は、さらに高価になります。
* **ごく普通の天井:** 最も一般的なタイプで、コストパフォーマンスに優れています。

天井の勾配と費用

質問3…天井の勾配 ◆家の南側の天井を高くして屋根(天井)が斜め天井(∠) ◆どこの部屋も同じ高さの天井(△) 値段は違いますか?

南側の天井を高くする勾配天井は、費用が高くなります

* **複雑な構造:** 勾配天井は、屋根構造が複雑になり、材料費と施工費が増加します。
* **特殊な材料:** 勾配天井には、通常の天井材では対応できない場合があり、特殊な材料が必要になることもあります。
* **施工の難易度:** 勾配天井の施工は、通常の天井よりも難易度が高く、熟練の技術が必要となるため、人件費が高くなります。

造り付け家具と既製品の比較

質問4…造り付け家具 キッチンの後ろの食器棚・シューズクロークの棚・クローゼットの棚・洗面台など、大工さんに頼むのと既製品を買うのではどちらが安いですか? ちなみにピカピカ光る塗装の家具でなく、木っぽい感じ(本によると無垢って書いてあります)にしたいと思っています。

造り付け家具と既製品、どちらが安いのかはケースバイケースですが、一般的には既製品の方が安価です

* **既製品:** 大量生産されているため、コストパフォーマンスに優れています。ただし、サイズやデザインの選択肢は限られます。
* **造り付け家具:** 自由に設計できるため、空間を最大限に活用できます。しかし、材料費と人件費が高く、費用は高額になります。特に、無垢材を使用する場合は、さらに高価になります。

費用を抑えるための具体的なアドバイス

費用を抑えつつ、理想の平屋を建てるためには、以下の点を考慮しましょう。

* **シンプルな間取りにする:** 複雑な間取りは、材料費と施工費を増大させるため、できるだけシンプルな間取りを心がけましょう。
* **天井デザインをシンプルにする:** 天井見せ梁などは費用がかかります。予算に合わせて、シンプルなデザインを選択しましょう。
* **既製品の家具を活用する:** 造り付け家具は高価です。既製品を活用することで、費用を抑えることができます。ただし、無垢材の既製品を選ぶことで、コストを抑えつつ、木の温もりを感じられる空間を実現できます。
* **標準仕様で妥協する:** 高級な建材や設備は費用を増大させます。標準仕様で妥協することで、費用を抑えることができます。
* **複数の業者に見積もりを取る:** 複数の業者に見積もりを取り、価格を比較することで、最適な業者を選ぶことができます。

専門家の視点

建築士の視点から見ると、費用を抑えるためには、設計段階での計画が非常に重要です。シンプルな間取り、標準的な建材の使用、既製品家具の活用などを検討することで、予算内で理想の平屋を実現できます。

まとめ

30坪の平屋建築は、間取り、天井、家具など、様々な要素によって費用が大きく変動します。費用を抑えつつ、理想の住まいを実現するためには、設計段階から綿密な計画と、複数の業者との比較検討が不可欠です。この記事が、皆様の平屋建築計画の一助となれば幸いです。

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