30坪の土地に建てる28坪の二階建て注文住宅:吹き抜けリビングor二階リビング、どちらが正解?

新築注文住宅の間取りについて質問です。この度30坪の土地に延床面積28坪の二階建て注文住宅を建設する運びとなりました。ハウスメーカーはヘーベルです。土地は南西角地で分譲開発地です。家族構成は私と家内と2歳の息子です。そこで質問です。私はリビングに吹き抜けを設けて開放感を演出してリビング階段を設置したいのですが、家内は吹き抜けを作らずに二階リビングにして空の間を造るか一階リビングで吹き抜けを造らないのが希望です。皆様方なら私と家内のどちらの案を採用しますか?ちなみに購入予定地は南関東でリビングに床暖房を設置して太陽光発電のオール電化にする予定です。

30坪の土地、28坪の家:吹き抜けリビングと二階リビングのメリット・デメリットを徹底比較

30坪の土地に28坪の二階建て住宅を建てる計画、おめでとうございます!南関東の南西角地という立地条件、そしてヘーベルハウスという信頼できるハウスメーカーを選ばれたとのこと、素晴らしいですね。しかし、間取りに関してはご夫婦で意見が分かれているとのこと。リビングに吹き抜けを設けるか、二階リビングにするか、あるいは吹き抜けなしの一階リビングにするか…悩ましい問題ですね。それぞれのプランのメリット・デメリットを整理し、最適な選択を導き出すお手伝いをさせていただきます。

吹き抜けリビング+リビング階段プランのメリット

* 開放感:吹き抜けは、空間を広く感じさせ、開放的な雰囲気を演出します。採光も良くなり、明るいリビングになります。特に南西角地であれば、夕日による美しい陰影も楽しめます。
* 通風:適切な設計であれば、吹き抜けは自然な通風を促し、省エネルギーにも貢献します。夏場の暑さ対策にも効果的です。
* 家族のコミュニケーション:リビング階段は、家族の気配を感じやすく、コミュニケーションを促進する効果があります。二階にいる家族とも自然と会話が生まれるでしょう。
* デザイン性:吹き抜けは、住宅のデザイン上の大きなポイントとなります。個性的な空間を演出したい方には最適です。

吹き抜けリビング+リビング階段プランのデメリット

* 冷暖房効率の低下:吹き抜けは、冷暖房効率を低下させる可能性があります。特に、南関東の気候では、夏場の冷房、冬場の暖房にかかる費用が増える可能性があります。床暖房を導入する予定とのことですが、それでも十分な効果が得られない可能性があります。
* 音の反響:吹き抜けは、音の反響が大きくなる傾向があります。小さなお子さんを持つご家庭では、騒音問題が懸念されます。
* コスト:吹き抜けの設計・施工には、追加費用がかかります。予算に余裕があるか確認が必要です。
* 安全性:小さなお子さんにとって、吹き抜けは転落の危険性があります。安全対策(手すりなど)をしっかりと検討する必要があります。

二階リビングプランのメリット

* プライバシーの確保:一階に寝室や水回りなどを配置し、二階をリビングにすることで、来客時のプライバシーを確保できます。
* 静かさ:一階に寝室などを配置することで、リビングの音で睡眠が妨げられる心配がありません。
* 冷暖房効率の向上:吹き抜けがないため、冷暖房効率が向上します。エネルギーコストを抑えることができます。
* 収納スペースの確保:二階リビングにすることで、一階に収納スペースを多く確保できる可能性があります。

二階リビングプランのデメリット

* 閉塞感:吹き抜けがないため、開放感が不足する可能性があります。採光にも工夫が必要です。
* 動線の不便さ:階段の上り下りが必要となるため、家事や育児の負担が増える可能性があります。
* 家族のコミュニケーションの減少:家族がそれぞれの階に分散してしまうため、コミュニケーションが減る可能性があります。

吹き抜けなしの一階リビングプランのメリット

* コストを抑えられる:吹き抜けを設けないことで、建築コストを抑えることができます。
* 冷暖房効率が良い:吹き抜けがないため、冷暖房効率が良く、ランニングコストを抑えられます。
* 安全性が高い:吹き抜けがないため、小さなお子さんにとって安全です。

吹き抜けなしの一階リビングプランのデメリット

* 開放感の不足:吹き抜けがないため、リビングが狭く感じられる可能性があります。
* 採光の不足:窓の配置やサイズによっては、採光が不足する可能性があります。

専門家(建築士)の視点:最適なプランを選択するためのポイント

ヘーベルハウスの担当者と、設計段階でじっくりと話し合うことが重要です。それぞれのプランのメリット・デメリットを理解した上で、ご家族のライフスタイルや優先順位を考慮し、最適なプランを選択しましょう。

特に重要なのは、以下の点です。

  • 採光と通風:南西角地という立地を最大限に活かすためには、窓の配置やサイズを適切に設計する必要があります。太陽光発電システムとの連携も考慮しましょう。
  • 収納スペース:28坪という面積では、収納スペースの確保が課題となる可能性があります。収納計画を綿密に立て、不足しないようにしましょう。
  • 動線:家事や育児の動線を考慮し、スムーズに家事が行える間取りにすることが重要です。小さなお子さんを持つご家庭では、特に重要です。
  • 予算:各プランにかかる費用を明確にし、予算内で実現可能なプランを選択しましょう。
  • 将来性:お子さんが成長した後のことを考慮した間取りにすることも重要です。将来的なリフォームの可能性なども検討しましょう。

具体的なアドバイス:ご夫婦で話し合い、妥協点を見つける

ご夫婦の意見が対立しているとのことですが、お互いの意見を尊重し、妥協点を見つけることが大切です。例えば、吹き抜けを小さくする、吹き抜け部分に工夫を凝らしたデザインを取り入れる、など、様々な選択肢があります。

話し合う際のポイント:

  • それぞれの希望を具体的に説明する:なぜ吹き抜けが欲しいのか、なぜ二階リビングが良いのか、具体的な理由を伝えましょう。
  • お互いの意見を尊重する:相手の意見を否定するのではなく、理解しようと努めましょう。
  • 妥協点を探す:お互いの希望を満たすための妥協点を探しましょう。例えば、吹き抜けの一部に工夫を凝らしたり、二階に小さな吹き抜けを作ったりするなど、様々なアイデアがあります。
  • プロの意見を参考にする:建築士やインテリアコーディネーターなどの専門家の意見を参考にしましょう。

まとめ:後悔しない家づくりを

30坪の土地に建てる28坪の二階建て住宅の間取り計画は、慎重に進める必要があります。吹き抜けリビング、二階リビング、吹き抜けなしの一階リビング、それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご夫婦でよく話し合って、最適なプランを選択してください。後悔しない家づくりを心から応援しています。

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