3階建て集合住宅の水道メーター交換と直圧化:費用と手順

水道メーター13mmから25mmに交換費用について教えてください。当方、大阪市内で3階建て集合住宅オーナーです(3階は自宅)。先日水道局からメーター交換工事があり本管から25mmでメーターまで工事されました。しかし、既存メーターが13mmだったので、新しい13mmのメーターが取り付けられています。現在、13mmのメーターから、1F受水槽に蓄水しポンプで屋上受水槽へ上げ、落下圧で1・2階へ送水、3F(自宅)のみ圧が低いので加圧ポンプで別途送水しています。少し調べたのですが大阪市では3階までは直圧でいけるそうで、毎年の受水槽清掃費や2台のポンプ管理費がいらなくなるのなら直圧にしたいのですが、工事費用など教えていただけませんでしょうか。1. 13mmのメーターを25mmに交換する費用(水道局に問い合わせした所、メーター自体13mm→25mmには無料、申請と工事業者の工事費用が必要とか)2. メーター25mmに交換後の配管 1階メーター、受水槽、ポンプ周りの配管は地面下(モルタル)になっています 1階ポンプから建物裏へ出て、すべて露出配管で屋上受水槽へ、屋上加圧ポンプから露出配管で3階へ メーターは1つだけです、各戸にはありません。現在、水道使用量は平均、月/30~35㎥ほどです。概算で工事費用がしりたいのですが宜しくお願い致します。

水道メーター交換と直圧化工事:費用と工程

大阪市内の3階建て集合住宅で、水道メーターを13mmから25mmに交換し、直圧給水システムへの切り替えをご検討とのこと。現状は受水槽とポンプによる加圧給水システムで、毎年の清掃費用やポンプの維持管理費用が負担になっているとのことですね。3階建てであれば、大阪市の水道設備基準に基づき、直圧給水への切り替えが可能である可能性が高いです。

しかし、費用は配管状況や工事内容によって大きく変動します。そのため、正確な費用を知るには、専門業者に見積もりを依頼することが不可欠です。

1. メーター交換費用

水道局への申請と、工事業者への工事費用が必要になります。メーター自体の交換は無料とのことですが、これはメーター本体の費用が無料であることを意味し、工事費用は別途発生します。 工事費用は、既存配管の状況、工事の難易度、業者によって大きく異なります。

2. 配管工事費用

既存配管が地面下(モルタル)になっている部分と、露出配管部分があるため、工事は複雑になります。具体的には以下の作業が必要となるでしょう。

  • 既存配管の撤去:モルタルで固められた配管の撤去は、時間と費用がかかります。配管の破損を防ぎながら丁寧に作業する必要があります。
  • 新規配管の設置:25mmのメーターに対応した新しい配管を設置します。材質、経路、長さなどによって費用が変動します。直圧化に伴い、配管の径も変更する必要があるかもしれません。
  • 受水槽・ポンプ撤去:受水槽とポンプは不要となるため、撤去費用が発生します。撤去後の処理費用も考慮する必要があります。
  • メーターボックスの改修:25mmメーターに対応したメーターボックスが必要な場合、改修費用が発生します。
  • 圧力調整:直圧化後、各階への水圧が適切になるよう調整する必要があります。圧力調整弁の設置費用も考慮しましょう。
  • 仕上げ工事:配管工事後の壁や床の補修、塗装など、仕上げ工事も必要になります。

3. 工事費用の見積もり

正確な費用を知るには、複数の水道工事専門業者に見積もりを依頼することをお勧めします。見積もり依頼時には、以下の情報を明確に伝えましょう。

  • 建物の構造:3階建て集合住宅であること、各階の状況
  • 配管状況:既存配管の材質、経路、露出配管と埋設配管の比率
  • 水道使用量:月30~35㎥
  • 希望する工事内容:メーター交換、直圧化、受水槽・ポンプ撤去など

複数の業者から見積もりを取り、費用と工事内容を比較検討することで、最適な業者を選択できます。

直圧化によるメリットとデメリット

直圧化によるメリットは、受水槽清掃費用とポンプ維持管理費用の削減です。また、ポンプの故障による断水リスクも軽減されます。

一方、デメリットとしては、初期投資費用が大きくなること、配管工事による騒音や生活への影響があることです。また、直圧化によって水圧が高くなりすぎる場合、配管の破損リスクも考慮する必要があります。

専門家の視点

水道工事の専門家によると、3階建て集合住宅の直圧化工事は、配管状況によっては複雑で高額になる可能性があります。特に、既存配管が老朽化している場合、配管全体の交換が必要になるケースもあり、費用はさらに高額になります。 また、工事期間も数日から数週間かかる可能性があります。

具体的なアドバイス

1. 複数の業者に見積もりを依頼する:少なくとも3社以上の業者に見積もりを依頼し、費用と工事内容を比較検討しましょう。
2. 工事内容を明確にする:見積もり依頼時には、工事内容を具体的に伝えましょう。不明な点は事前に質問し、確認しておきましょう。
3. 工事期間を確認する:工事期間を確認し、生活への影響を最小限に抑える計画を立てましょう。
4. 保証内容を確認する:工事後の保証内容を確認し、万が一の場合に備えましょう。
5. 水道局への確認:工事前に水道局に確認を行い、必要な手続きや許可などを確認しましょう。

まとめ

水道メーターの交換と直圧化工事は、初期費用はかかりますが、長期的にはランニングコストの削減につながる可能性があります。 しかし、工事費用は配管状況や工事内容によって大きく変動するため、複数の業者に見積もりを依頼し、慎重に検討することが重要です。 専門家への相談も有効な手段です。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)