3階建て住宅のメリット・デメリット|主婦目線でのリアルな生活体験談

3階建ての住居にすまれている主婦の方、日々の生活でのメリット・デメリットを教えてください。検索したところ、いろいろ出てきたのですが、主婦の目線でのお話が聞きたいです。2階がリビングの間取りが多いですが、買い物袋を両手に抱えた状態で2階まで運ぶのは大変ですか?部屋が3階に分かれている分、お掃除はやはり時間がかかりますか?同じ3階建てでも、こういう間取りがおすすめ(逆に、現在の間取りの不満点)などがあれば教えてください。

3階建て住宅での生活:メリットとデメリット

3階建て住宅での生活は、メリットとデメリットが両面にあるため、ご自身のライフスタイルや家族構成に合致するかどうかを慎重に検討することが重要です。ここでは、主婦目線で、日々の生活における具体的なメリット・デメリット、そして間取りに関するアドバイスを詳しく解説します。

メリット:広々とした空間とプライバシーの確保

3階建て住宅の最大のメリットは、広々とした空間を確保できる点です。同じ敷地面積であれば、平屋や2階建て住宅と比べて、より多くの部屋を確保できます。家族それぞれが自分の空間を持てるため、プライバシーを守りやすいのも大きな魅力です。例えば、3階を子供部屋として確保し、独立した空間を与えることで、学習や休息に集中できる環境を整備できます。また、趣味の部屋や書斎などを設けることも可能です。

デメリット:階段の上り下り、家事動線の課題

一方で、デメリットとして挙げられるのが、階段の上り下りの負担と家事動線の問題です。特に、買い物袋を両手に抱えて2階のリビングまで上がるのは、確かに大変です。階段に手すりを設置したり、エレベーターを設置するなど、工夫が必要です。また、洗濯物を干したり、掃除機をかけたりする際にも、階を移動する必要があり、家事にかかる時間はどうしても長くなります。

具体的な生活シーンと解決策

では、具体的な生活シーンを想定して、それぞれの課題と解決策を考えてみましょう。

買い物と階段:工夫次第で軽減可能

買い物袋を両手に抱えて階段を上る負担を軽減するためには、いくつかの工夫が考えられます。

  • 買い物カゴを活用する:スーパーの買い物カゴをそのまま持ち帰り、階段を上り下りする際に、カゴを階段の手すりに引っ掛けて運ぶ方法があります。ただし、カゴの大きさや階段の形状によっては難しい場合もあります。
  • 宅配サービスの活用:重い荷物や多くの買い物をした際には、宅配サービスを利用することで、階段の上り下りを回避できます。ネットスーパーや生協などのサービスを活用しましょう。
  • 階段下の収納:階段下を収納スペースとして活用し、頻繁に使用するものを収納することで、階段の上り下りの回数を減らすことができます。
  • ポーターカートの導入:階段の上り下りが困難な場合は、ポーターカート(キャリーカート)を使用するのも有効です。階段を上り下りしやすいように、コンパクトで軽量なものを選びましょう。

家事動線:効率的な間取りと収納が重要

3階建て住宅での家事動線をスムーズにするためには、間取りと収納に工夫が必要です。

  • 家事室の設置:洗濯、アイロンがけ、裁縫など、家事を行うための専用の部屋を設けることで、家事効率を向上させることができます。この家事室を、洗濯機や乾燥機のある階に配置することで、動線を短縮できます。
  • 各階に収納スペースを確保:各階に収納スペースを設けることで、必要なものを各階で取り出せるようにし、不要な移動を減らすことができます。特に、頻繁に使用するものは各階に配置することで、家事の負担を軽減できます。
  • 動線に合わせた家具配置:家具の配置も家事動線に大きく影響します。掃除機をかけやすいように、家具と家具の間に十分なスペースを確保しましょう。また、収納家具を適切な場所に配置することで、家事効率を向上させることができます。

掃除:効率的な掃除方法とツール

3階建て住宅の掃除は、確かに時間がかかります。しかし、効率的な掃除方法とツールを使用することで、負担を軽減できます。

  • ロボット掃除機の活用:ロボット掃除機は、日々の掃除を効率化してくれる便利なツールです。特に、床の掃除には非常に有効です。
  • コードレス掃除機の活用:コードレス掃除機は、階段の掃除にも便利です。コードが邪魔にならず、スムーズに掃除ができます。
  • 定期的な掃除:こまめな掃除を心がけることで、汚れが蓄積するのを防ぎ、大掃除の負担を軽減できます。週末に時間を決めて掃除をする習慣をつけましょう。

おすすめの間取りと不満点

私自身の経験から、3階建て住宅のおすすめの間取りと、現在の住まいの不満点を挙げます。

おすすめの間取り

  • 1階:玄関、トイレ、洗面所、収納、車庫(または駐車場)
  • 2階:リビング、ダイニング、キッチン、バルコニー
  • 3階:寝室、子供部屋、浴室、トイレ、収納

この間取りは、生活動線を考慮した設計です。1階に水回りや収納を集中させ、2階に家族が集まるリビングやダイニングを配置することで、生活しやすい空間を実現できます。3階には寝室や子供部屋を配置することで、プライバシーを確保できます。

現在の住まいの不満点

現在の我が家の間取りは、キッチンとリビングが離れているため、食事の支度が大変です。また、収納スペースが不足しているため、常に片付けに追われています。

専門家の視点:建築士からのアドバイス

建築士の視点から、3階建て住宅を検討する際のポイントをいくつかご紹介します。

* **階段の設計:** 階段の勾配や幅、手すりの有無は、安全性と使いやすさに大きく影響します。高齢者や子供が住む場合は、特に注意が必要です。
* **収納計画:** 収納スペースの不足は、生活のストレスにつながります。各部屋の収納量を十分に考慮し、適切な収納計画を立てましょう。
* **採光と通風:** 3階建て住宅では、採光と通風が重要です。窓の位置や大きさ、配置を工夫することで、明るく快適な空間を実現できます。

まとめ

3階建て住宅は、広々とした空間とプライバシーを確保できる反面、階段の上り下りや家事動線、掃除の負担といったデメリットもあります。しかし、適切な間取りや工夫次第で、これらのデメリットを軽減することができます。この記事で紹介したポイントを参考に、ご自身のライフスタイルに合った3階建て住宅を計画してください。

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