3階マンション、室外機の上の緑のカーテン設置方法

話題の緑のカーテンに挑戦しようと思いますが、私の部屋は3階にあり、窓の外にはエアコンの室外機が置いてあるだけです。プランターを置くといったら室外機の上に置くようになってしまいます。外にネット張ろうと思っても部屋から上半身を出すのがやっとのスペースなのでどうしたらいいのか分かりません。画像は隣の窓から私の窓と室外機を撮ったものです。どなたかアドバイスお願いします。

マンション3階で緑のカーテンを作る難しさ

3階建てマンションで、窓の外に室外機しかない状況での緑のカーテン設置は、確かに難しい課題です。バルコニーがない、もしくは非常に狭いスペースしかなく、室外機の上にプランターを置くしか方法がないという状況は、多くのマンション住まいで共通の悩みです。安全面や設置スペースの確保、植物の生育環境など、考慮すべき点がいくつもあります。この記事では、安全性を確保しつつ、マンション3階でも緑のカーテンを実現するための具体的な方法を提案します。

安全第一!室外機上への設置における注意点

室外機の上にプランターを設置する際には、安全面を最優先しなければなりません。室外機の重量とプランターの重量を合計した負荷に耐えられるか、室外機が安定しているかを確認することが重要です。

室外機とプランターの重量確認

まず、室外機の取扱説明書を確認し、耐荷重を確認しましょう。多くの室外機は、上に物を置くことを想定していないため、耐荷重が低い場合があります。次に、使用するプランターと土、植物の重量を合計します。合計重量が室外機の耐荷重を超えないか、必ず確認してください。 超える場合は、別の設置方法を検討する必要があります。

落下防止対策

プランターが落下するのを防ぐための対策は必須です。

  • 滑り止めマットを使用する: プランターと室外機との間に滑り止めマットを敷くことで、プランターのずれや落下を防ぎます。
  • 固定ベルトを使用する: プランターを室外機に固定するベルトを使用することで、より安全性を高めることができます。ホームセンターなどで販売されている結束バンドや、プランター専用の固定ベルトがおすすめです。
  • 重りを置く: プランターの中に、レンガや石などの重りを置くことで、安定性を高めることができます。

植物の種類選び

室外機の熱や風の影響を受けやすい場所なので、植物選びも重要です。

  • 耐暑性が高い植物を選ぶ: 夏場の高温に耐えられる植物を選びましょう。ゴーヤやアサガオなどが一般的ですが、生育環境に合わせた品種選びが重要です。
  • コンパクトな品種を選ぶ: 室外機の上に設置するスペースが限られているため、コンパクトに育つ品種を選びましょう。つる性の植物であれば、誘引することで成長をコントロールできます。
  • 根詰まりしにくい植物を選ぶ: プランターのサイズに合わせて、根詰まりしにくい植物を選びましょう。根詰まりすると生育が悪くなるだけでなく、プランターが破損する可能性もあります。

狭いスペースでもできる!代替案

室外機への設置に不安がある、もしくは室外機の耐荷重が心配な場合は、以下の代替案も検討してみましょう。

壁掛け式プランターの活用

窓枠に設置できる壁掛け式のプランターを使用することで、室外機に負担をかけることなく緑のカーテンを実現できます。ただし、窓枠の強度を確認し、適切なサイズのプランターを選びましょう。

窓の内側に設置する

窓の内側に設置できるプランターやハンギングプランターを使用することで、安全に緑のカーテンを楽しむことができます。日当たりを確保するために、窓際に置くか、光を反射させる鏡などを活用しましょう。ただし、室内空間を圧迫する可能性があるため、スペースの確保が必要です。

垂直緑化システムの導入

より本格的な緑のカーテンを実現したい場合は、垂直緑化システムの導入を検討してみましょう。専門業者に依頼することで、安全で効果的な緑のカーテンを設置できます。費用はかかりますが、より美しい緑のカーテンを実現できます。

専門家の意見:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から、マンションでの緑のカーテン設置についてアドバイスします。まず、安全性を第一に考え、無理な設置は避けるべきです。スペースが限られている場合は、コンパクトな植物を選び、定期的に手入れをすることが重要です。また、植物の種類や配置によって、窓からの景色や室内の雰囲気も変化します。全体のバランスを考えて、緑のカーテンを設置しましょう。

まとめ:安全と工夫で緑豊かな空間を

マンション3階、室外機上での緑のカーテン設置は、安全対策と工夫次第で実現可能です。この記事で紹介した注意点や代替案を参考に、安全で美しい緑のカーテンを楽しみましょう。植物の生育状況や環境に合わせて、定期的なメンテナンスも忘れずに行いましょう。

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