3歳トイプードルのトイレトレーニング:ゲージ外での成功への道

成犬のトイレトレーニングをしたいのですが、アドバイスください。トイプードルのオス3歳なんですが、ずっとゲージに入れていたため、ゲージの外へ出すと部屋の至るところでおしっこ、うんちをしてしまいます。買いはじめた頃おしっこやうんちをシート以外でした時、怒ってしまっていました。ですからゲージの外(部屋の中に)にトイレを作っても隠れて別の場所で、おしっこやうんちをしてしまいます。ゲージに入れてる時はたまにクッションなどにしてしまうことはあっても90%ぐらいはシートでするのでシートがトイレをする場所ということは分かってるみたいなのですが、ゲージから出すとゲージにもう一度入るのが嫌なのか、ゲージの中にあるシートでトイレすることはありません。出来れば部屋の中で放し飼いにしたいので、ゲージから出しても部屋の中のトイレでトイレをしてくれる方法はありませんか?

ゲージ外でのトイレトレーニング:成功へのステップ

3歳という年齢は、子犬期とは異なり、既に生活習慣が確立されている時期です。そのため、これまでのゲージ内での成功体験を活かしつつ、ゲージ外でのトイレトレーニングを段階的に進める必要があります。過去の叱責によって、トイレの場所を隠すようになった可能性も考えられます。まずは、犬の気持ちを理解し、安心できる環境を作ることを優先しましょう。

1. 信頼関係の再構築:褒めて、安心させる

これまでの叱責によって、犬はトイレをすることに恐怖を感じている可能性があります。まずは、犬との信頼関係を修復することが重要です。ゲージの外で良い行動をとった時は、すぐに「良い子!」と褒めて、おやつを与えましょう。 積極的な褒め方が、犬の行動を良い方向へ導きます。 「良い子!」だけでなく、具体的な行動を褒めると効果的です。「トイレシートでおしっこできたね!偉いね!」など、言葉と行動を結びつけることで、犬は自分の行動と褒められることの関係を理解しやすくなります。

2. トイレ場所の明確化:複数設置と誘導

ゲージの外にトイレシートを複数設置し、犬が自由に選べるようにしましょう。場所の選定は重要です。落ち着いて排泄できる静かな場所を選び、常に清潔に保ちます。 トイレシートの位置をゲージの近くに配置することで、犬は安心感を持ってトイレを利用しやすくなります。 最初は、犬をトイレシートの近くに誘導し、成功したら必ず褒めましょう。

3. 徐々にゲージ滞在時間を短縮

ゲージに長時間いることが、トイレを我慢するストレスになっている可能性があります。まずは、ゲージから出す時間を徐々に長くしていきましょう。最初は数分間だけゲージから出し、トイレシートで排泄したらすぐに褒めます。成功体験を増やすことが重要です。 短時間から始めて、徐々に時間を延ばしていくことで、犬はゲージ外での生活に慣れていきます。

4. 事故を未然に防ぐ:環境整備と監視

犬が自由に動き回れる範囲を限定し、事故を防ぎます。 トイレシート以外の場所で排泄された場合は、叱らずに、すぐにトイレシートに誘導します。 そして、犬がトイレシートで排泄したら、必ず褒めて、おやつを与えましょう。 事故を防ぐためには、犬の行動を常に監視することが重要です。 特に、排泄のサイン(落ち着きなく歩き回る、クンクンするなど)に気づいたら、すぐにトイレシートに誘導しましょう。

5. 専門家のサポート:しつけ教室の活用

どうしても改善が見られない場合は、動物行動学に詳しい獣医や、プロのドッグトレーナーに相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、犬の行動の背景を理解し、適切なトレーニング方法を選択することができます。 しつけ教室に参加することで、他の犬との社会化を促し、犬のストレス軽減にも繋がります。

6. インテリアとの調和:トイレシートのカバー

トイレシートは、インテリアの雰囲気を損なう可能性があります。そこで、おしゃれなトイレシートカバーを使用することをお勧めします。 様々なデザインや素材のカバーがあるので、お部屋のインテリアに合ったものを選びましょう。 カバーを使用することで、トイレシートの存在感を抑え、お部屋の美観を損なわずに、清潔さを保つことができます。 例えば、ベージュのインテリアに合わせたベージュのカバーを使用するなど、お部屋の雰囲気に合わせたカバーを選ぶことで、より自然な空間を演出できます。

インテリアとトイレトレーニング:空間デザインの工夫

犬のトイレトレーニングは、インテリアにも影響を与えます。 部屋のレイアウトや、トイレシートの設置場所、そして、犬が落ち着ける空間を作ることで、トレーニングの成功率を高めることができます。

落ち着ける空間の演出:色の効果

犬は、色にも反応します。 落ち着きを与える色、例えばベージュやアイボリーなどの暖色系の色を基調とした空間を作ることで、犬のストレスを軽減し、リラックスした状態を促すことができます。 逆に、刺激の強い色や派手な模様は、犬を興奮させ、トイレトレーニングの妨げになる可能性があります。

視覚的な区切り:パーテーションの活用

トイレスペースを明確に区切るために、パーテーションを使用するのも有効です。 パーテーションを使うことで、犬はトイレスペースを自分の安全な場所と認識しやすくなります。 また、パーテーションは、インテリアの一部として活用することもできます。 例えば、木製や布製のパーテーションを使用することで、お部屋に温かみのある雰囲気を加えることができます。

まとめ:根気と愛情で成功を掴む

3歳トイプードルのトイレトレーニングは、根気と愛情が必要です。 焦らず、犬のペースに合わせて、段階的にトレーニングを進めていきましょう。 専門家のサポートも活用しながら、犬と飼い主、そして、お部屋のインテリアが調和した快適な生活を実現しましょう。

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