3ヶ月半のマルチーズ、遊びの終わり方とケージへの戻し方

3ヶ月半のマルチーズ、遊び終わりに上手にケージに戻す方法はありますか? 遊びを終わろうと思ってケージに戻したいのですが、抱っこしようとしても飛びはねて逃げまくります。 もちろん自分から入るはずもなく、もっと遊びたいって感じで部屋中を走り回っていて、なかなか遊びが上手に終われません。 抱っこ自体が全然ダメではないのですが(ケージから出たらまず、ひざにきてしばらく座っています)、遊んで自由に走り始めたら、抱っこよりそっちがいい!という感じに見えます。 遊びと散歩の時間以外はケージで過ごしています。今までは30分~45分の遊び×3回位、お散歩は30分×1~2回位でした。 ですが先日参加したしつけ教室のお話で、 ◎遊びの時間を短くして回数を増やすこと ◎トイレトレーニングで、成功した時、すぐケージから出して、5分でも猛烈に遊んであげて、ケージに戻すこと ◎散歩は犬にとって社会化と気分転換にしかならない。運動やストレス発散や遊びとは別で考えること。 ということを聞きました。 その結果、ケージから遊びで出し入れする回数が増えた分、戻すのも毎回大変で困っています。 今はなんとか抱っこして入れるか(猛烈にばたつきます)ケージ内でおもちゃを動かして入ったら閉めるか、です。 遊び途中で水を飲みにケージに戻る時があるのですが、そこで閉めたらいけない気がするし、ハウスの掛け声で入った時にすごくほめたりしているのですが、成功する回数も少ないし、そこで閉めていいのかな?というのもよくわからなくて…。 犬を飼うのが初めてで、よくわかっていない事が多いです。 なにか上手に遊びを終わってケージに戻すアドバイスがありましたら、よろしくお願いします。

遊びの終わりとケージへの誘導:3ヶ月半のマルチーズの場合

3ヶ月半のマルチーズは、遊び盛りで、ケージへの誘導に苦労されているとのこと、よく分かります。しつけ教室で学んだ内容も踏まえつつ、具体的な解決策を提案します。ポイントは、犬の気持ちに寄り添い、ポジティブな経験を積み重ねることです。

1.遊びの時間の調整とケージトレーニングの見直し

しつけ教室のアドバイスは有効ですが、3ヶ月半のマルチーズにはまだ少し早い部分もあります。遊びの時間を短く、回数を増やすのは良いですが、遊びの総時間は、今の時間量を維持するか、少し減らす程度にしましょう。急に遊びの時間を大幅に減らすと、犬はストレスを感じ、かえって落ち着かなくなります。

重要なのは、ケージを「安全な場所」「居心地の良い場所」として認識させることです。そのためには、ケージの中に犬が喜んで入るような工夫が必要です。

* ケージ内を快適に:お気に入りのベッドや、安全だと感じるおもちゃを入れてあげましょう。
* おやつや褒め言葉:ケージに入ったら必ずおやつを与え、「良い子!」と優しく褒めましょう。
* 強制はNG:無理やり抱っこしてケージに入れるのは、犬にとって嫌な経験になります。避けましょう。

2.ケージへの誘導方法:段階的なアプローチ

ケージへの誘導は、いきなり「ハウス!」と命令するのではなく、段階的に行いましょう。

* ステップ1:ケージへの接近を促す
* ケージの扉を開けたまま、おやつやオモチャをケージの中に置き、犬が自ら近づくように誘導します。
* 近づいたら褒めて、さらに奥へ誘導します。
* この段階では、ケージに入ることを強制しません。

* ステップ2:ケージの中でおやつを与える
* ケージの中でおやつを与え、ケージの中での時間を徐々に長くしていきます。
* 最初は数秒でも構いません。徐々に時間を延ばしていきましょう。

* ステップ3:「ハウス」コマンドの導入
* 犬がケージの中でおやつを食べている間に、「ハウス」と声をかけて、コマンドと行動を結びつけます。
* 最初は、犬がケージに入っている時に「ハウス」と言います。
* 徐々に、犬に「ハウス」と声をかけてからケージに入ってもらうようにトレーニングします。

* ステップ4:扉を閉める練習
* 犬がケージの中で落ち着いて過ごせるようになったら、扉を閉める練習を始めます。
* 最初は数秒だけ扉を閉めて、すぐに開けて褒めます。
* 徐々に閉めている時間を長くしていきましょう。

3.遊びの終わりを知らせる合図を作る

遊びの終わりを犬に知らせる合図を作ることも大切です。例えば、「お片付けタイム」という合図の言葉を決め、その合図を出したら、遊びをやめてケージに誘導します。

* 合図と行動を関連付ける:「お片付けタイム」と言ったら、おもちゃを片付け始めるなど、具体的な行動を伴わせることで、犬は合図の意味を理解しやすくなります。
* 合図の後、すぐにケージに誘導しない:合図を出してから、少し時間をおいてからケージに誘導することで、犬は「遊びが終わる」という意識を持つことができます。
* ポジティブな強化:ケージに入ったら、必ず褒めて、おやつを与えましょう。

4.専門家のサポート

どうしても改善が見られない場合は、動物行動学の専門家や、信頼できるドッグトレーナーに相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、犬の行動の背景を理解し、より効果的なトレーニング方法を見つけることができます。

5.散歩と遊びの区別

しつけ教室の指摘通り、散歩は社会化と気分転換のためのものです。運動やストレス発散は、別途、安全な場所で十分な遊びの時間を設ける必要があります。散歩と遊びを混同しないようにしましょう。

まとめ:根気と愛情を込めて

ケージトレーニングは、犬にとってストレスになる可能性もあります。焦らず、犬のペースに合わせて、根気強くトレーニングを進めていきましょう。 重要なのは、ケージを「安全で快適な場所」と認識させ、ケージに入ることをポジティブな経験に結びつけることです。 褒めたり、おやつを与えたりするポジティブな強化を効果的に活用し、犬との信頼関係を築くことが成功の鍵となります。 そして、何か問題があれば、専門家のサポートも検討しましょう。

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