3ヶ月の子犬と先住犬の多頭飼育:安心安全な環境づくりとケージトレーニング

3ヶ月になったばかりのゴールデンレトリバーが居ます。ケージで飼っていますが 毎日部屋に放す時間は必要でしょうか?先住犬がいるので、接触の問題もあり(まだゴルのワクチンが一回と狂犬病未接種のため)、毎日放していません。とはいえ、ストレスもあると思うので、自分ちのガレージに昼間何分かリードをつけて遊ばせています。体は大きいのですが、まだ3ヶ月なので赤ちゃんであることを覚えておかないといけないですね。すぐに疲れるのでなぜ?と思うけど9キロの体ではありますがパピーです。疲れて嫌そうにすると家に入れます。もしワクチンが接種すれば、部屋に放そうと思うのですが、破壊王と聞いているのでちょっと躊躇しています^^; とはいえ、先住犬が部屋をうろうろしているのを見るとゴルがケージのままではかわいそうですので、関わらせたいのですが、いつからどのように、どれくらいの時間・・・からはじめればよいでしょうか?何回か放しましたが、結構睨み合い唸りあい、しまいには追いかけて先住犬がびびってしまう感じです。。。多頭となると躾も少し本通とは違ってきます。アドバイスいただければ幸いです。よろしくお願いします。先住犬はトイのオスです。5キロ半あり大きめですが、ゴルの9キロにはかなわず、先住の威厳もあまりないです。ワクチン云々といわずに、放して喧嘩もしながら、3ヶ月くらいからでも慣らせたほうが良いでしょうか?

3ヶ月の子犬と先住犬の共存:段階的な慣らし方

3ヶ月の子犬と先住犬の同居は、慎重な計画と段階的な慣らしが必要です。特に、ゴールデンレトリバーは大型犬で活発なため、先住犬であるトイ・プードルへの配慮が不可欠です。 ワクチン接種完了前という状況も考慮し、安全でストレスの少ない環境づくりを目指しましょう。 部屋のレイアウト、ケージの設置場所、そして時間管理が重要になります。 いきなり長時間一緒にさせるのではなく、短い時間から徐々に慣れさせていくことがポイントです。

段階1:視覚と嗅覚からの慣れ合い(ワクチン接種完了前)

ワクチン接種が完了するまでは、直接の接触を避ける必要があります。しかし、完全に隔離するのではなく、視覚と嗅覚を通して互いの存在を認識させることが大切です。

  • ケージの位置: ゴールデンレトリバーのケージを、先住犬がよく過ごす場所から見える位置に設置します。お互いの様子を視覚的に確認できるようにすることで、警戒心を和らげることができます。ただし、直接触れ合える距離ではないように注意しましょう。
  • 匂いの交換: ゴールデンレトリバーとトイ・プードルのタオルやベッドなどを交換し、お互いの匂いを嗅がせます。これにより、相手の存在を事前に認識させ、警戒心を軽減する効果が期待できます。
  • 短い時間での面会: ケージ越しに、短時間(5分程度)だけお互いを見せ合う時間を設けます。 最初は緊張感が高いため、すぐに終わらせることが重要です。 お互いが落ち着いていれば、徐々に時間を延ばしていくことができます。

段階2:短い時間での直接接触(ワクチン接種完了後)

ワクチン接種が完了したら、いよいよ直接の接触を試みます。 しかし、いきなり長時間一緒にするのではなく、短い時間から始め、様子を見ながら徐々に時間を延ばしていくことが重要です。

  • 安全な場所の確保: 広い部屋で自由に遊ばせるのではなく、安全で囲まれた空間(サークルなど)で、最初は数分間だけ、ゴールデンレトリバーとトイ・プードルを一緒に過ごさせます。 この時、飼い主が常にそばにいて、様子を注意深く観察することが大切です。
  • おもちゃやフード: お互いが興味を持つおもちゃやフードを、少し離れた場所に置いて、注意をそらすことで、喧嘩を回避する手助けをします。 競争心を刺激するような行為は避けましょう。
  • 褒めて、落ち着かせましょう: 喧嘩をせずに穏やかに過ごせている時は、すぐに褒めて、ご褒美を与えましょう。 落ち着いていられることを肯定的に強化することで、良い行動を促進できます。
  • サインを見逃さない: 犬同士のコミュニケーションは微妙な変化で読み取れます。 唸り声、耳の位置、尻尾の動き、体勢など、犬のボディランゲージを理解し、危険信号を察知することが重要です。 少しでも危険を感じたら、すぐに犬を分離しましょう。

段階3:時間の延長と環境の調整

段階的に時間を延ばし、最終的には自由に部屋で過ごせるようにします。 この段階では、環境の調整も重要になります。

  • 安全な空間の確保: ゴールデンレトリバーが落ち着いて過ごせる、自分だけの安全な空間(ベッド、ケージなど)を用意しましょう。 これは、ストレス軽減に役立ちます。
  • 遊びの時間: ゴールデンレトリバーとトイ・プードルが一緒に遊べるようなおもちゃや遊び方を工夫しましょう。 引っ張りっこなど、競争心を刺激する遊びは避け、穏やかな遊びを選んでください。
  • 食事場所の分離: 食事の時間は、それぞれの犬が落ち着いて食事ができるように、場所を離してあげましょう。
  • 専門家のサポート: どうしてもうまくいかない場合は、動物行動学の専門家やドッグトレーナーに相談することをお勧めします。 プロのアドバイスを受けることで、より効果的な解決策を見つけることができます。

破壊行動への対策

ゴールデンレトリバーは、子犬の時期に破壊行動を起こしやすい犬種です。 ケージトレーニングを徹底し、適切な噛むおもちゃを提供することで、破壊行動を抑制しましょう。

  • ケージトレーニング: ケージを安全で快適な空間として認識させることが重要です。 ケージの中で過ごす時間を徐々に長くし、ケージの中で落ち着いて過ごせるようにトレーニングしましょう。
  • 噛むおもちゃ: 安全で丈夫な噛むおもちゃをたくさん用意し、犬が噛む対象をコントロールしましょう。 これにより、家具やその他の物を噛むことを防ぐことができます。
  • 監視: 子犬を部屋に放している間は、常に目を離さないようにしましょう。 少しでも危険な行動が見られたら、すぐに注意しましょう。

多頭飼育におけるしつけ

多頭飼育では、それぞれの犬の性格や行動を理解し、適切なしつけを行うことが重要です。 先住犬の立場を尊重しつつ、新しい犬を家族として受け入れるためのトレーニングが必要です。

  • 個別のトレーニング: それぞれの犬に対して、個別のトレーニングを行いましょう。 ゴールデンレトリバーとトイ・プードルでは、学習能力や性格が異なるため、同じ方法でしつけを行うことはできません。
  • リーダーシップ: 飼い主がリーダーシップを発揮し、明確なルールを設けることが大切です。 犬同士の順位争いを防ぎ、穏やかな関係を築くために、飼い主の明確な指示が必要です。
  • ポジティブな強化: 罰を与えるのではなく、褒めて良い行動を強化することで、犬の学習を促進しましょう。

まとめ:時間と愛情を注ぎ、穏やかな多頭生活を

3ヶ月の子犬と先住犬の多頭飼育は、時間と愛情を必要とするプロセスです。 焦らず、段階的に慣れさせていくことで、犬たちは穏やかな関係を築き、幸せな多頭生活を送ることができるでしょう。 困難な場合は、専門家のサポートも活用し、安心して多頭飼育に取り組んでください。 ベージュのインテリアは、落ち着きと安心感を与え、犬にとっても過ごしやすい空間となるでしょう。

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