2×4住宅の床傾斜問題:原因と解決策

2×4の家の2階の1部屋だけ床が傾いているのですが・・・ 新築後1年弱経つのですが2階の部屋1部屋だけですが床が傾いています。 普段は使わない部屋なのであまり入ることは無いのですが先日夜電気を付けないでその部屋へ入った時に何か違和感を感じました。 何となく上り坂になっているような気がしてビー玉を置いたところ転がりました。 水平器を買ってきて測ってみてもやはり傾いていました。 他の部屋も調べてみましたが他の部屋は大丈夫でした。 2x4の為2階の床下は無いので束の調整とかではないと思うのですが1部屋だけ床のレベルが狂うことってあるのでしょうか? 最近まで違和感を感じなかったのではじめからではないような気はしているのですが・・・ また、直す場合どのように直すのでしょうか? フローリングですがボンドと釘でガッチリ止まっているので素人目にはそう簡単には剥がれないような気がするのですが・・・ ハウスメーカーに連絡したのですが月末に見に来ることになっています。補足アドバイスいただいた通り天井から糸を垂らして何カ所か測ってみたところ壁は曲がっていないようです。 床の傾きは部屋の入り口から奥に向かって80センチのところまで上り坂になってそこから壁まで180センチは平になっています。 廊下と部屋の入り口のレベルはあっているので問題の部屋の平らな部分の方がちょっと高くなっていて部屋の入り口から平らな部分までの80センチの部分が上り坂のような感じになってしまっています。 電話で確認したところメンテナンス部の人は一旦床を剥がして下地を平に削って全体が水平になったところで床を張り直すという返事でした。 梅雨あけまで待って木が落ち着いた頃工事した方がいいということでした。 ハウスメーカーは大手で誰もが聞いたことの有るようなメーカーです。 原因は剥がしてみないと特定できないが根太が反ってしまったのではないか?ということでしたがそんなことが有るのでしょうか?

2×4住宅における床傾斜:原因の可能性

新築後1年弱で2階の一部屋の床が傾いているとのこと、ご心配ですね。2×4住宅は床下がないため、束の調整による解決は難しいです。しかし、1部屋だけ傾くことはあり得ます。考えられる原因をいくつか見ていきましょう。

1. 根太の反り

ハウスメーカーの指摘通り、根太の反りが最も考えられます。根太とは、床を支える木材のことです。木材は湿度変化によって膨張・収縮するため、乾燥状態や施工時の不備、あるいは木材自体の品質によって反りが発生することがあります。特に、使用された木材の種類や乾燥度合い施工時の精度が大きく影響します。

2. 床下地合板の反り

根太の上に敷かれる床下地合板も、木材同様に湿度変化の影響を受け、反る可能性があります。合板の施工精度品質下地の状態も影響します。

3. 基礎の沈下(可能性は低い)

基礎の沈下も考えられますが、一部屋だけに限局して起こることは比較的稀です。もし基礎の沈下であれば、建物の他の部分にも異常が現れる可能性が高いでしょう。

4. 施工不良

根太や合板の施工に不備があった場合も、床の傾斜につながります。例えば、根太の水平出しが不正確であったり、合板の固定が不十分であったりする場合です。

床の傾斜を直す方法

ハウスメーカーの提案通り、床を剥がして下地を調整する方法は、最も確実な解決策です。

1. 床材の撤去

既存のフローリングを剥がします。これは専門業者に依頼する必要があります。ボンドと釘で固定されているため、素人が行うのは危険です。

2. 下地調整

床下地合板を水平になるように調整します。反っている部分があれば削り、低い部分は何かしらの方法で高さを調整します。この作業には、専門的な知識と技術が必要です。

3. 新しい床材の施工

下地が水平になったところで、新しい床材を施工します。この際、適切なボンドと釘を使用し、しっかりと固定する必要があります。

専門家の視点とアドバイス

床の傾斜は、放置すると生活に支障をきたすだけでなく、建物の構造的な問題につながる可能性もあります。そのため、早急にハウスメーカーに連絡し、原因究明と修理を行うことが重要です。

信頼できるハウスメーカーを選ぶ重要性

今回のケースでは、大手のハウスメーカーとのことですので、適切な対応が期待できます。しかし、ハウスメーカーによっては対応に差がある場合もあります。契約前にハウスメーカーの評判や対応についてよく調査することが重要です。

梅雨明け後の工事の理由

梅雨明け後の工事は、木材の含水率が安定した状態で行うためです。木材の含水率が高いと、施工後に反りや歪みが発生する可能性が高まります。梅雨明け後に行うことで、より耐久性のある仕上がりが期待できます。

具体的な対策と予防

* 定期的な点検:定期的に床の水平を確認することで、早期発見・早期対応が可能になります。
* 湿度の管理:室内の湿度を適切に保つことで、木材の反りを抑制できます。除湿機や換気扇などを活用しましょう。
* 信頼できる業者を選ぶ:建築工事やリフォーム工事は、信頼できる業者に依頼することが重要です。

まとめ

2×4住宅の床傾斜は、根太や床下地合板の反りが原因である可能性が高いです。ハウスメーカーの提案通り、床を剥がして下地を調整するのが最善策です。専門業者に依頼し、適切な対応を行うことで、安全で快適な住空間を保ちましょう。

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