2mの本棚の上、安全に活用する方法|収納のプロが教える収納術と地震対策

部屋の掃除をするついでに質問させてください。2mの本棚の上に、物を置くのは危ないでしょうか?もし物を置くとしたら、何だと危なくないでしょうか?場所としては、倒れてきても大丈夫な場所に置いている(ベッドは遠くにあるため、地震がきても直接の被害はない)のですが、スペースを有効に使うためには何を置くのが無難だと思いますか??収納の達人の方の意見を聞きたいですf^-^;

2mの本棚の上への収納:危険性と安全な活用方法

2mもの高さの本棚の上への収納は、確かに危険が伴います。地震や不意の衝撃で本棚が倒れる可能性があり、落下物による怪我や破損のリスクは無視できません。しかし、スペースを有効活用したいという気持ちもよく分かります。そこで、収納のプロの視点から、安全に本棚の上を活用する方法を解説します。

危険性の具体例とリスク軽減策

まず、2mの高所から物が落下する危険性を具体的に見てみましょう。

* **重量のある物の落下:**辞書や大型のファイルボックスなど、重量のある物を置くと、落下時の衝撃が大きくなり、怪我や家具の破損につながります。
* **不安定な物の落下:**バランスの悪い物や、積み重ねた物は、ちょっとした振動でも落下する可能性が高まります。
* **地震による落下:**地震発生時は、本棚自体が倒れる危険性に加え、棚の上の物が落下してくる危険性も高まります。

これらのリスクを軽減するためには、以下の点に注意しましょう。

  • 軽量でコンパクトな物を置く:落下時の衝撃を最小限に抑えるため、軽い物を選びましょう。例えば、写真立てや小さな置物などです。
  • 滑り止めを使用する:物が滑って落下するのを防ぐため、滑り止めシートやマットを使用しましょう。特に、陶器やガラス製の物は、滑り止めを必ず使用してください。
  • 固定する:本棚自体を壁に固定することで、地震による転倒を防ぎます。市販の転倒防止金具などを活用しましょう。
  • 定期的な点検:本棚のネジの緩みなどを定期的に点検し、必要に応じて締め直しましょう。また、本棚の状態も確認し、劣化が見られる場合は交換を検討しましょう。
  • 収納量に注意する:本棚の耐荷重を超える量の物を置かないようにしましょう。本棚の耐荷重は、製品の説明書に記載されています。

本棚の上におすすめの収納アイテム

危険性を考慮した上で、本棚の上におすすめの収納アイテムをいくつかご紹介します。

* **軽い装飾品:**写真立て、小さな置物、観葉植物(小型で安定感のあるもの)など、軽いものであれば落下時の危険性が低くなります。
* **収納ボックス:**軽い素材(布製や発泡スチロール製など)の収納ボックスを使用し、中に軽い物を収納しましょう。
* **収納ケース:**蓋付きの収納ケースを使用することで、埃よけにもなり、中身が飛び散るのを防ぎます。

専門家(インテリアコーディネーター)の意見

インテリアコーディネーターの視点から、2mの本棚の上の収納についてアドバイスします。

「2mの高所は、安全面を考慮すると収納には適していません。どうしても収納したい場合は、軽量で落下しても危険性の低い物を選び、転倒防止対策を万全に行うことが重要です。また、本棚の上は、空間のアクセントとして、観葉植物などを置くのも良いでしょう。ただし、植物の種類や鉢の重さ、安定性をよく確認してください。」

地震対策:本棚の転倒防止

地震対策は、本棚の上の収納を考える上で非常に重要です。

  • 転倒防止金具の設置:ホームセンターなどで手軽に購入できる転倒防止金具を使用しましょう。本棚と壁をしっかり固定することで、地震による転倒を防ぎます。
  • 突っ張り棒の活用:本棚の高さに合わせて突っ張り棒を使用することで、地震による揺れを吸収します。
  • 地震対策家具の導入:地震対策として設計された家具は、転倒しにくい構造になっています。本棚の購入を検討する際は、地震対策家具を選ぶことも検討しましょう。

まとめ:安全と利便性を両立した収納を

2mの本棚の上の収納は、危険性と利便性を両立させることが重要です。軽量な物を選び、滑り止めを使用し、本棚をしっかりと固定することで、安全にスペースを活用できます。地震対策も忘れずに行い、安心して使える収納を実現しましょう。

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