2DK以上の部屋にエアコンは最初から付いている?自分で用意する必要があるの?

2DK以上のタイプの部屋って、元々エアコンって付いていないんでしょうか!?こちらで用意しないといけませんか??

賃貸物件のエアコン設置状況は、物件によって大きく異なります。2DK以上の広さだからといって、必ずエアコンが設置されているとは限りません。そのため、契約前に必ず確認することが重要です。この記事では、賃貸物件におけるエアコンの設置状況、自分で用意する際の注意点、そして快適な室内環境を実現するためのインテリアコーディネートについて解説します。

賃貸物件におけるエアコンの設置状況:確認事項と注意点

多くの場合、賃貸物件の広告にはエアコンの有無が明記されています。しかし、写真だけでは設置場所や機種、稼働状況などが分かりにくい場合があります。そのため、内見時に必ず以下の点をチェックしましょう。

  • エアコンの有無:広告に記載されていても、実際に設置されているかを確認しましょう。古い機種で故障している可能性もあります。
  • エアコンの設置場所:リビングや寝室など、主要な部屋に設置されているかを確認しましょう。設置場所によっては、部屋のレイアウトに影響が出ることがあります。
  • エアコンの機種と性能:冷暖房能力や省エネ性能などを確認しましょう。古い機種の場合、電気代が高くなる可能性があります。
  • エアコンの清掃状況:カビや汚れがないかを確認しましょう。清掃が必要な場合は、費用負担について確認しましょう。
  • 故障時の対応:故障した場合の修理や交換について、誰が費用を負担するのかを確認しましょう。賃貸契約書に明記されているはずです。

もし、エアコンが設置されていない、または状態が悪い場合は、自分で用意する必要があります。その際には、部屋の広さに合った適切な機種を選ぶことが重要です。エアコン選びの際には、専門業者に相談したり、インターネットで口コミなどを参考にしたりするのも良いでしょう。また、設置工事についても、専門業者に依頼する必要があります。

自分でエアコンを用意する場合:選び方と設置について

エアコンを購入する際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 部屋の広さ:エアコンの冷暖房能力は、部屋の広さに合わせて選択する必要があります。小さすぎるエアコンは能力不足になり、大きすぎるエアコンは無駄な電力消費につながります。畳数やm²で表示されている冷暖房能力をよく確認しましょう。
  • 省エネ性能:電気代を節約するために、省エネ性能の高い機種を選びましょう。省エネ性能は、APF(年間エネルギー消費効率)という指標で表示されています。数値が高いほど省エネ性能が高いです。
  • 機能:除湿機能、空気清浄機能、自動掃除機能など、必要な機能を選びましょう。予算と必要性を考慮して機能を選択することが大切です。
  • デザイン:インテリアに合うデザインを選びましょう。最近は、シンプルでスタイリッシュなデザインのエアコンも多く発売されています。
  • 価格:予算に合わせて機種を選びましょう。価格帯は、機能やブランドによって大きく異なります。

エアコンの設置は、専門業者に依頼することをお勧めします。自分で設置しようとすると、配管工事や電気工事などが複雑で危険なため、専門知識と技術が必要です。業者選びの際には、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。信頼できる業者を選ぶことで、安全で安心な設置が可能です。

エアコンとインテリアコーディネート:快適な空間づくり

エアコンは、機能性だけでなく、インテリアの一部としても重要な役割を果たします。エアコンのデザインや設置場所によって、部屋全体の印象が大きく変わるため、インテリアとの調和を意識することが大切です。例えば、壁掛けタイプのエアコンは、設置場所が目立つため、周囲の壁の色や素材とのバランスを考える必要があります。また、エアコンのカラーもインテリアに合わせたものを選ぶことで、より統一感のある空間を演出できます。

エアコンが目立たない工夫

  • 壁の色と合わせる:エアコンのカラーが白色であれば、白い壁に設置することで目立たなくすることができます。また、壁の色に合わせたカバーを取り付けることも有効です。
  • グリーンで目隠し:観葉植物などを設置することで、エアコンの存在感を和らげることができます。ただし、エアコンの吸気口や排気口を塞がないように注意しましょう。
  • 家具で隠す:大型の家具の後ろにエアコンを設置することで、視覚的に目立たなくすることができます。ただし、エアコンの稼働に支障がないように注意しましょう。

エアコンの設置場所やデザインを工夫することで、快適な空間だけでなく、洗練されたインテリア空間を実現できます。 例えば、アイボリー色の壁に、ホワイトのシンプルなエアコンを設置すれば、清潔感があり、落ち着いた雰囲気の部屋になります。 逆に、ダークブラウンの家具が多い部屋には、ダークブラウン系のエアコンカバーを検討するのも良いでしょう。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、エアコンはインテリアの一部として捉えることが重要です。単に冷暖房を行う機械ではなく、デザインや設置場所によって部屋全体の印象を大きく左右する要素となります。そのため、部屋全体のインテリアデザインを考慮した上で、エアコンの機種や設置場所、そして必要であればカバーなどを検討することが大切です。

例えば、シンプルモダンなインテリアを目指すなら、スタイリッシュなデザインのエアコンを選び、壁の色と調和させることで、統一感のある空間を演出できます。一方、ナチュラルなインテリアを目指すなら、木目調のカバーを取り付けることで、自然な雰囲気を演出できます。 このように、インテリアスタイルに合わせたエアコン選びをすることで、より快適で満足度の高い空間を実現できるでしょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)